買い切り型のWi-Fiは、ポケット型Wi-Fi端末と必要なデータ容量を購入するだけで利用できる仕組みのため、一般的なWi-Fiのような月額料金は発生しません。
契約手続きや解約手続き、端末返却も不要なので、「各種手続きが煩わしい」「毎月の月額料金の支払いを避けたい」「必要な時に必要な分だけデータ容量を追加したい」人には、買い切り型Wi-Fiがおすすめです。
この記事では、買い切り型Wi-Fiの特徴や購入費用、メリットとデメリットについて解説します。
おすすめの買い切り型Wi-Fiも紹介するので、買い取り型Wi-Fiの購入を検討している方、ポケット型Wi-Fiを使いたいけれど契約などの手続きが面倒という方は、ぜひ最後まで読み進めてください。
買い切り型Wi-Fiとは?契約なしで使える理由や特徴を解説

買い切り型Wi-Fiとは、端末本体と初回のデータ容量を購入した後は、必要に応じて追加のデータ容量を都度チャージできるポケット型Wi-Fiサービスのことを指します。
その特徴から、チャージ式Wi-Fiやチャージ型Wi-Fi、プリペイドWi-Fi、リチャージ式Wi-Fiなどとも呼ばれます。この記事では、統一して「買い切り型Wi-Fi」と呼んでいます。
買い切り型Wi-Fiの主な特徴について、契約が不要なも合わせて解説します。
買い切り型Wi-Fiの特徴
- 契約なし・月額料金不要で利用できる
- モバイルルーター(ポケット型Wi-Fi)がメイン
- 追加チャージでギガを補充できる
- 端末購入型なので端末の返却が不要
- 旅行用や車載用など利用頻度が少なくても無駄がない
契約なし・月額料金不要で利用できる
買い切り型Wi-Fi最大の特徴は、契約不要・月額料金なしで利用できる点です。
一般的なWi-Fiサービスは、スマホのように毎月月額料金が発生するため、利用契約や月額料金の支払い方法の登録が必要です。
一方、買い切り型Wi-Fiは、購入時に端末代と初回にチャージされているデータの料金の支払いを終えます。そのため月額料金を支払う必要がなく、契約も不要。購入後はすぐに利用できます。
提供端末はモバイルルーター(ポケット型Wi-Fi)
買い切り型Wi-Fiの端末は、基本的にモバイルルーター(ポケット型Wi-Fi)です。
主にECサイトやネットショップで販売されており、買い切り型Wi-Fi専門のプロバイダサービスも存在します。
買い切り型Wi-Fiの利用回線は、キャリア単一型とクラウドSIMの2種類です。ポケット型Wi-Fiのみが販売されているケースと、ギガ(データ通信量)とセット販売されているケースがあります。
Wi-Fiルーターは、ポケット型Wi-Fi以外にホームルーターもありますが、買い切り型サービスのホームルーターは、2025年9月時点で見当たりません。
追加チャージでギガを補充できる
買い切り型Wi-Fiは、端末と初回利用分のデータがセットになっていますが、多くの場合、初回分のデータを使い切っても追加チャージでギガを購入できます。
購入方法は買い切り型Wi-Fiによって異なり、SIMカード差し込み型であればプリペイドSIMの購入、クラウドSIMの場合は端末にインストールされているアプリやプロバイダからのデータ購入で追加できます。追加チャージの際も、購入と同時に料金の支払いを終えるため、契約などの手続きは不要です。
なお、追加でチャージできるギガの容量、価格、有効期限は、買い切り型Wi-Fiの端末ごとに異なります。データの追加を予定している場合は、希望する容量が追加できるか、その料金が割高にならないか、有効期限は十分あるかなども検討して選びましょう。
端末購入型なので端末の返却が不要
買い切り型Wi-Fiは、文字通り端末を買い切るため、端末を返却する必要がありません。チャージされているギガを使い切った後は、保管するも廃棄処分するも購入者の自由です。
追加チャージ可能な買い切り型Wi-Fiであれば、旅行や緊急時に備えて、端末は手元に残しておくことをおすすめします。
旅行用や車載用など利用頻度が少なくても無駄がない
継続利用する一般的なWi-Fiは、Wi-Fiを利用する・しないに関わらず、一定の月額料金が発生します。一方、買い取り型のWi-Fiは、利用しなければチャージしたデータ容量は減らず、費用もかかりません。
そのため、利用頻度の少ない用途でも無駄がなく、旅行用や緊急時用、車載用のWi-Fiとしても活用できます。
買い切り型Wi-Fiの注意点

手軽さが魅力の買い切り型Wi-Fiですが、いくつかの注意点もあります。検討する方は事前に把握しておきましょう。
買い切り型Wi-Fiの注意点
- 基本的に5G非対応で通信速度はあまり速くない
- 端末の購入が必要
- データ通信量が多いとコスパが悪い
- チャージしたデータは有効期限がある
- リチャージ可能な期間を過ぎるとSIMが使えない
基本的に5G非対応で通信速度はあまり速くない
買い切り型Wi-Fiの注意点1つ目は、通信速度です。買い切り型として提供されているポケット型Wi-Fiは、基本的に4G LTE回線を利用しています。
通信速度は、一般的なクラウドSIMと同じ下り150Mbps/上り50Mbpsがほとんどのため、5G回線のような高速通信は望めません。
また、キャリアが直接提供するMNOではなく、プロバイダが間借りしているMVNOなので、通信速度が低下したり不安定になる場合があります。
MNOとは?
MNOとは、移動体通信事業者を英語表記にして頭文字を取った略称です。正式名称を「Mobile Network Operator」としています。
これは自社でモバイル回線を保有している通信事業者の意味で、NTTドコモ、au、SoftBank、楽天モバイルなど携帯キャリア会社を示しています。
ユーザーに直接回線を提供しているので、利用できる周波数帯が広く、自社の高品質な回線設備を使用できるのがMNOの特徴です。そのため、後述のMVNOより通信速度が速くデータ通信のネットワークが安定しています。
MVNOとは?
MVNOとは、仮想移動体通信事業者を英語表記にして頭文字を取った略称です。正式名称は「Mobile Virtual Network Operator」としています。
MNOが自社保有のモバイル回線を提供している通信事業者に対し、MVNOはその通信回線を借り受けてサービスを提供している通信事業者です。
通信回線と通信設備をMNOから間借りしているので、設備コストがかからず、その分を格安でユーザーへの提供が可能です。
料金が安い反面、利用できる周波数帯がMNOに比べて狭いため、通信速度が低下しやすいデメリットがあります。
買い切り型Wi-Fiの通信速度があまり速くない理由のほとんどが、MVNOを利用しているためです。
端末の購入が必要
買い切り型Wi-Fiはその名の通り、端末とデータのセットを買い取ることで、月額料金や契約なしで利用できます。
そのため端末は、購入が原則です。端末の購入代はさまざまですが、1~3万円程度かかるのが一般的です。
そのため、短期間だけの利用であれば、端末の購入が不要なレンタルサービスを利用した方が安い場合も多くあります。レンタルサービスは、申し込み手続きと利用契約、端末の返却が必要になりますが、選択肢の1つとして比較・検討するのをおすすめします。
データ通信量が多いとコスパが悪い
買い切り型Wi-Fiは、チャージされているギガを使い切るとインターネットへの接続はできなくなります。
データを追加チャージすれば再度利用できますが、追加のギガの購入は割高です。自宅用や通勤・通学時用として毎日使うなど、使用データ量が多い場合は、月契約のWi-Fiサービスも検討するのがおすすめです。
月額料金タイプのポケット型Wi-Fiは、契約などの手間はかかりますが、端末代の実質無料特典や月額料金の割引などが使えるメリットもあります。
チャージしたデータは有効期限がある
買い切り型Wi-Fiで購入するギガには、有効期限が設定されています。有効期間を過ぎると、ギガが残っていてもインターネットに接続できなくなる点にも注意が必要です。
ギガの有効期限は、30日~365日とさまざまです。買い切り型Wi-Fiを利用する場合、ギガの有効期限と有効期間内で使用するデータ通信量のバランスを考えて購入しましょう。
リチャージ可能な期間を過ぎるとSIMが使えない
買い切り型のWi-Fiによっては、リチャージ可能な期間が設定されている場合があります。リチャージ可能な期間を過ぎると、データの追加ができなくなり、SIMが使えなくなる点にも注意しましょう。
リチャージ可能な期間は、「ギガを使い切ってから30日以内」など買い切り型Wi-Fiによって異なります。SIMが使えなくなってしまったというトラブルを避けるため、事前にしっかり確認しておきましょう。
買い切り型Wi-Fiとそれ以外のポケット型Wi-Fiとの比較

ここからは、買い切り型Wi-Fiとそれ以外のポケット型Wi-Fi(契約型Wi-Fi)を比較紹介します。ポケット型Wi-Fiの利用を検討されている方は、それぞれの特徴をチェックしておいてください。
料金相場で比較
ポケット型Wi-Fi | 初期費用総額 | 月額料金 | 追加データ料金 |
---|---|---|---|
買い切り型 | 約20,000~25,000円 | なし | 約2,000~7,000円 |
契約型 | 約4,000~30,000円 | 約3,000~6,000円 | 約500~1,000円 |
買い切り型Wi-Fiと契約型Wi-Fiでは、料金形態と必要になる費用が違います。
買い切り型で生じる費用は、端末購入代金とギガ購入費用のみ。月額料金は一切かかりません。対して契約型は、端末代金の購入・レンタル料のほかに、事務手数料や月額料金がかかります。
端末代にも違いがあります。ポケット型Wi-Fiの端末代金は数万円と高額ですが、契約型Wi-Fiの場合、分割払いが可能な場合や端末代金が無料になる特典を提供するサービスも多あります。また、レンタルという手段もあり、導入時点での負担は抑えることが可能です。一方、買い切り型のWi-Fiは、購入時点で必ず端末代金が発生します。
追加データ料金はどちらも割高に価格設定されているので、買い切り型・契約型にかかわらず使い方次第でコスパが悪くなります。
ポケット型Wi-Fiの料金を検討する際は、こうした条件をすべて含めて比較することが大切です。
提供エリアで比較
ポケット型Wi-Fi | 利用エリア |
---|---|
買い切り型 | NTTドコモ au SoftBank クラウドSIM※ |
契約型 | WiMAX NTTドコモ au SoftBank 楽天モバイル クラウドSIM |
※買い切り型のクラウドSIMは、2025年9月時点でNTTドコモ、au、SoftBankの提供エリアのみです。
契約型のポケット型Wi-Fiが、4キャリアとWiMAXに対応しているのに対し、買い切り型Wi-Fiの利用回線は、記事執筆時点ではWiMAXと楽天モバイルに対応していません。
買い切り型Wi-Fiと契約型Wi-Fiで選べる利用回線が異なるため、住んでいる地域によっては契約型のポケット型Wi-Fiを選んだほうがいいケースがあります。
通信速度で比較
買い切り型Wi-FiのクラウドSIMと、契約型Wi-Fiのキャリア系ポケット型Wi-Fi(MNO)の、通信速度を比較してみましょう。
サービス | 買い切り型 | 契約型 | |
---|---|---|---|
利用端末 | U2sT8MR1など | Speed Wi-Fi 5G X12(WiMAX) Wi-Fi STATION SH-54C(NTTドコモ) Speed Wi-Fi 5G X12(au) Pocket WiFi® 5G A102ZT(SoftBank) Rakuten WiFi Pocket 2C(楽天モバイル) | |
最大通信速度 | 下り速度:150Mbps 上り速度:50Mbps | Speed Wi-Fi 5G X12(WiMAX) | 下り速度:3.9Gbps 上り速度:183Mbps |
Wi-Fi STATION SH-54C(NTTドコモ) | 下り速度:4.9Gbps 上り速度:1.1Gbps | ||
Speed Wi-Fi 5G X12(au) | 下り速度:3.9Gbps 上り速度:183Mbps | ||
Pocket WiFi® 5G A102ZT(SoftBank) | 下り速度:2.4Gbps 上り速度:838Mbps | ||
Rakuten WiFi Pocket 2C(楽天モバイル) | 下り速度:150Mbps 上り速度:50Mbps | ||
実測値※1 | 平均Ping値:35.0ms 平均ダウンロード速度:18.52Mbps 平均アップロード速度:22.31Mbps※2 | Speed Wi-Fi 5G X12(WiMAX) | 平均Ping値:45.24ms 平均ダウンロード速度:63.02Mbps 平均アップロード速度:14.05Mbps※3 |
Wi-Fi STATION SH-54C(NTTドコモ) | 平均Ping値:52.48ms 平均ダウンロード速度:340.56Mbps 平均アップロード速度:38.89Mbps | ||
Speed Wi-Fi 5G X12(au) | 平均Ping値:43.16ms 平均ダウンロード速度:71.85Mbps 平均アップロード速度:17.67Mbps※4 | ||
Pocket WiFi® 5G A102ZT(SoftBank) | 平均Ping値:36.41ms 平均ダウンロード速度:233.07Mbps 平均アップロード速度:18.7Mbps | ||
Rakuten WiFi Pocket 2C(楽天モバイル) | 平均Ping値:48.78ms 平均ダウンロード速度:37.01Mbps 平均アップロード速度:24.35Mbps |
※1実測値はみんなのネット回線速度(みんそく)からデータを引用しています。
※2買い切り型の実測値はおてがるWiFiのクラウドSIMを参考にしています。
※3実測値はUQ WiMAXを参考にしています。
※4実測値はau モバイルルータープランを参考にしています。
端末性能と5G対応と非対応の差がそのまま通信速度に反映される結果となりました。
買い切り型ポケット型Wi-Fiは、基本的にクラウドSIM、もしくはMVNOなので通信速度に高い期待が持てません。楽天モバイルのポケット型Wi-Fiは、最大通信速度は買い切り型と同じですが、実測値が買い切り型より安定しているのは流石MNOといったところでしょう。
なお、一般的にインターネットをストレスなく利用できる目安は、下り通信速度5~10Mbpsとされています。買い切り型Wi-Fiでも、普段使いには問題ない速度が出ています。自身のインターネットの使い方や、通信速度をどこまで重視するかによって、適したサービスを選びましょう。
買い切り型Wi-Fiおすすめ4選

ここでは、おすすめの買い切り型Wi-Fiを4つ紹介します。
- リチャージWiFi
- インスタントWiFi
- ネオチャージWiFi
- サクッとWi-Fi
どの買い切り型Wi-Fiも、端末と初回分のギガをセットで購入可能。一度購入すれば、月額料金はなし、もちろん契約も不要です。
追加のデータチャージも可能で、必要なときに、必要な分だけ無駄なく利用できます。
リチャージWiFi│機種・料金の選択肢が豊富!世界140ヶ国対応

初回データ容量 | 100GB | 10GB | 500MB |
---|---|---|---|
初回購入費用 (ギガ付きルーター+ギガ) | 【国内海外チャージ対応】 365日有効: 10,782円、14,388円、15,588円、23,980円、25,980円 | 【国内海外チャージ対応】 365日有効:8,982円、19,800円 30日有効:12,288円 | 【国内海外チャージ対応】 30日有効:7,980円 |
【国内チャージ対応】 365日有効: 14,388円、16,237円、21,980円 30日有効:12,968円 | 【国内チャージ対応】 365日有効:13,584円 30日有効:11,988円 | 【国内チャージ対応】 30日有効:6,980円 | |
追加チャージ料金 | 【国内ギガ】 365日有効:100GB/6,980円、50GB/4,980円、30GB/3,980円、10GB/2,980円、5GB/1,980円 30日有効:100GB/3,980円、50GB/3,480円、30GB/2,980円、10GB/1,980円、5GB/1,480円 【海外ギガ】 対象の国・エリアによって異なる | ||
事務手数料 | なし | ||
契約期間 | なし | ||
利用回線サービス | ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル※1 | ||
端末 | 【国内・海外ギガ対応】MR1、T8、T7、M3A 【国内対応】MD1(バッテリーレス)、コラボ商品カシムラ、コラボ商品NEC、SE01、M4(バッテリーレス) | ||
支払い方法 ※2 | クレジットカード、銀行振り込み、PayPay、Amazon Pay、atone、Paidy |
※1 T8とTD-10は楽天回線が使えません。
※2 支払い方法によっては、ギガのチャージには利用できない場合があります
リチャージWiFiは、端末とギガを購入するプリペイド式買い切り型Wi-Fiです。
料金やデータ容量の異なる豊富な端末が提供されているうえ、国内・海外兼用と国内専用があり、自身の用途や好みに合うものを選択できます。バッテリーレスで車載向けに特化したWi-Fiも提供しています。
アウトレット・リユースの製品が、在庫限りのお得な価格で購入できるセールが実施されているのも魅力です。
初回分のデータ通信量はお試し利用に適した500MBから、100GBの大容量まで選べて、ギガの有効期限も30日と365日から選択が可能。ライフスタイルに合わせた使い方が可能です。
利用回線は楽天モバイルを含め、4大キャリアが使える海外対応のクラウドSIMで海外140ヶ国に対応しています。
\ 必要なときに欲しい分だけ /
ギガをチャージ!
インスタントWiFi│最短翌日で急な出張にも対応可能

初回データ容量 | 120GB | 100GB | 30GB | 5GB |
---|---|---|---|---|
初回購入費用 (国内ギガ付きルーター+ギガ) | 365日有効:24,980円 | 365日有効:23,980円、24,980円 | 365日有効:21,380円 | 365日有効:19,280円 |
追加チャージ料金 | 【国内ギガ】 365日有効:100GB/6,480円、50GB/4,780円、30GB/3,580円、10GB/1,980円、5GB/1,480円 30日有効:100GB/3,580円、50GB/3,180円、30GB/2,580円、10GB/1,480円、5GB/980円 5日有効:3GB/680円 1日有効:1GB/480円 【海外ギガ】 世界周遊プランを別途追加(1日間/1GB:1,480円~365日間/30GB:22,980円) | |||
事務手数料 | なし | |||
契約期間 | なし | |||
利用回線サービス | ドコモ、au、ソフトバンク | |||
端末 | P1、T8 | |||
支払い方法 ※1 | クレジットカード、銀行振り込み、Amazon Pay、d払い、au PAY(auかんたん決済)、ソフトバンクまとめて支払い・ワイモバイルまとめて支払い、コンビニ決済またはPay-easy、PayPal |
※1 支払い方法によっては、ギガのチャージには利用できない場合があります
インスタントWiFiは、端末とギガのセット販売を行う一般的な買い切り型Wi-Fiです。ECサイトなどでも取り扱われていて、公式サイト以外でも購入できます。
端末と初回分のギガのセット以外に、初回分のチャージはなし(追加チャージは可能)な端末のみの購入もできます。追加チャージの種類が豊富で、有効期限が5日の3GB、1日の1GBとごく少量の追加が可能なのも特徴です。
提供端末は、モバイルバッテリー機能を搭載したP1とUSB通信に対応したT8の2種類。利用回線は楽天回線以外の3社で海外利用可能なクラウドSIMです。
ネオチャージWiFi│追加チャージがお得なプライス

初回データ容量 | 100GB |
---|---|
初回購入費用 (ギガ付きルーター+ギガ) | 【国内海外チャージ対応】 365日有効:22,083円(割引キャンペーン適用) |
【国内チャージ対応】 365日有効:365日有効:20,000円(割引キャンペーン適用) | |
追加チャージ料金 | 【国内ギガ】 365日有効:100GB/6,980円、60GB/5,480円、30GB/3,780円、20GB/3,380円、10GB/1,980円、1GB/980円 【海外ギガ】 対象の国・エリアによって異なる |
事務手数料 | なし |
契約期間 | なし |
利用回線サービス | ドコモ、au、ソフトバンク |
端末 | 【国内・海外ギガ対応】ST01
【国内対応】FREEBOT SE01 |
支払い方法 ※2 | クレジットカード、銀行振り込み、キャリア決済(ドコモ/au/UQmobile/Softbank/Y!mobile)、コンビニ決済・Pay-easy |
※1 支払い方法によっては、ギガのチャージには利用できない場合があります
ネオチャージWiFiは、有効期限1年間の100GBがチャージされた買い切り型Wi-Fiを提供しているサービスです。
初回分のデータ容量は100GBの1種類のみですが、初回チャージ分なしの端末(追加チャージ可能)のみの購入も可能。
追加チャージは1GB~100GBまで6種類あり、365日有効な1GBが980円で購入可能。旅行時のみ使いたいなど、利用頻度が少ない場合でも少ない出費でWi-Fiを維持できます。
海外対応モデルなら、「海外周遊プラン」を購入して多くの国で利用できます。海外周遊プランは、「アジア5カ国プラン」、46カ国に対応の「ヨーロッパ周遊プラン」、21カ国に対応の「北アメリカ・オセアニア周遊」などがあり、目的地によって選べます。
たまにWi-Fiを使いたい方や外出や海外に旅行に行く場合など、スポットでポケット型Wi-Fiを持ちたい方におすすめです。
\ 買い切り型WiFi /
購入したギガは一年間有効!
サクッとWi-Fi|ギガ購入で月額料金不要!契約不要の買い切り型

参照元:サクッとWiFi公式サイト
初回データ容量 | 100GB | 50GB | 30GB | 10GB |
---|---|---|---|---|
初回購入費用 (ギガ付きルーター+ギガ) | 365日有効:25,480円 180日有効:24,480円 30日有効:23,480円 | 365日有効:24,480円 180日有効:23,480円 30日有効:22,980円 | 180日有効:23,480円 30日有効:22,480円 | 30日有効:21,980円 |
追加チャージ料金 | 【国内ギガ】 365日有効:100GB/6,980円、50GB/4,980円 180日有効:100GB/4,980円、50GB/3,580円、30GB/2,780円 30日有効:50GB/2,780円、30GB/2,480円、10GB/1,580円 【海外ギガ】 対象の国・エリアによって異なる | |||
事務手数料 | なし | |||
契約期間 | なし | |||
利用回線サービス | ドコモ、au、ソフトバンク | |||
端末 | basic U20 | |||
支払い方法 ※1 | クレジットカード、Google Pay、Shop Pay、スマホ決済(PayPay.メルペイ)、後払い(ペイディ)、コンビニ支払い |
※1 支払い方法によっては、ギガのチャージには利用できない場合があります
サクッとWi-Fiは、提供端末は1種類ですが、データ容量は30GB~100GB、利用期間は30~365日間から選択でき、自分にぴったり合ったプランを見つけやすい点が魅力の買い切り型Wi-Fiです。
支払い方法の種類が多く、スマホ決済などが利用できるため、クレジットカードがない人でも購入しやすいこともポイントです。
サクッとWi-Fiは、海外利用も可能で世界100カ国以上で利用が可能。国や地域、ギガ数を細かに選択でき、無駄なく利用できます。
契約・本人確認不要!
\端末とセットでギガが購入できる/
買い切り型Wi-Fiが向いている人

買い切り型Wi-Fiは、以下のような人に適しています。
- 月のデータ通信量が10~20GB以下の人
- 契約手続きが面倒な人
月のデータ通信量が10~20GB以下の人
一般的に1ヶ月の平均データ通信量は10GB以下とされています。多くの場合、30GBを超える大容量を必要としないため、高額な月額料金を毎月支払うのに抵抗を感じる人も少なくないと言われています。
その点、買い切り型Wi-Fiは、使用したデータ量分の費用しかかかりません。ポケット型Wi-Fiを使わなかった月は、使用量は0円です。
必要なときに少しだけ使い、使わないときは保管するといった使い方ができるので、月のデータ使用量が少ない人や、バラつきがある人、たまにしか使わない人などに適しています。
契約手続きが面倒な人
買い切り型Wi-Fiは、端末を購入するだけですぐに利用でき、面倒な契約手続きや更新・解約・返却手続きが不要です。
使いたいときに使い、使わないときは手元に置いておくだけで構いません。ギガを使い切っても、必要なときに追加チャージをすれば利用を再開できます。
端末によっては、自分でプリペイド式SIMなどを用意して本体に差し込んでも使用可能です。
買い切り型Wi-Fiが向いていない人

買い切り型Wi-Fiは、以下のような人には向いていません。
- データ通信の利用頻度が高い人
- オンラインゲームなどを高いスペックで楽しみたい人
データ通信の利用頻度が高い人
買い切り型Wi-Fiは、面倒な契約が不要で、利用しない場合は固定費がかからない点が魅力な一方で、使用データ量が多い場合は割高になるのがデメリットです。
そのため、データ使用量が多い人には適していません。毎日のように動画視聴や大容量のデータ通信を行う、日に何時間もデータ通信するといった場合は、月契約のWi-Fiの方が適しています。
オンラインゲームなどを高いスペックで楽しみたい人
買い切り型として提供されているポケット型Wi-Fiは、基本的に4G LTE回線を利用するため、最大通信速度は150MBと高速通信は望めません。
プロバイダが間借りしているMVNOなので、キャリアが直接提供するMNOに比べて通信が不安定な場合もあります。
そのため、負荷の高いオンラインゲームや高画質の動画を存分に楽しみたいなど、通信の速度や安定性にこだわりたい人には適していません。
買い切り型Wi-Fiでは満足できない方におすすめサービス3選

ポケット型Wi-Fiをお探しの方に、買い切り型Wi-Fi以外でおすすめのサービスを3つ紹介します。
- Broad WiMAX
- 縛られないWiFi
- WiFi革命セット
Broad WiMAX│高速のWiMAXが使える

プラン名 | スタンダードプラン | スタンダードプラン (学割・引っ越しキャンペーン) | 期間なしプラン |
---|---|---|---|
端末タイプ | ホームルーター、ポケット型WiFi | ||
回線サービス | au、WiMAX | ||
月額料金 | 初月:990円、1~36か月目:3,773円/月、37ヶ月目~:4,950円/月、(「スタンダード初月割」「スタンダード割」適用の場合) | 初月:0円、1~6か月目:3,223円/月、7ヶ月目以降:3,773円/月 37ヶ月目~:4,950円/月、(「学割・引っ越しキャンペーン」適用の場合) | 初月:990円、1~36か月目:4,378円/月、37ヶ月目~:4,950円/月、(「期間なし初月割」「期間なし割」適用の場合) |
実質月額料金 | 3,213円/月(24か月利用の場合) | 3,034円/月(24か月利用の場合) | 3,988円/月(36か月利用の場合) |
端末代金 | 35,640円(一括払いの場合はキャンペーンで31,680円) | ||
契約期間 | 2年 | 2年 | なし |
月間データ容量 | 無制限※1 | ||
最大通信速度※2 | ホームルーター:4.2Gbps(下り)、ポケット型WiFi:3.9Gbps(下り) | ||
スマホセット割 | au、UQ mobile | ||
未成年の対応 | 18歳以上の方が契約可能です。18歳未満の場合は親権者名義で契約してください。 |
※1 一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります。
※2ベストエフォート型サービスです。実際の通信速度は、お客さまのご利用環境、回線の状況などにより変化します。

■WEB割キャンペーン
内容:初期費用20,743円が、Web購入&クレカ払い&オプション加入で0円
開催期間:終了日未定
■乗換えキャンペーン
内容:乗り換え時の違約金最大40,000円還元
開催期間:終了日未定
■WiFiストア経由で事務手数料無料
内容:WiFiストア経由の申し込みで事務手数料無料
開催期間:終了日未定
■2台目キャンペーン
内容:2台同時申し込みで5,000円キャッシュバック
開催期間:終了日未定
■スタンダード初月割/期間なし初月割
内容:初月の月額利用料割引
開催期間:終了日未定
■スタンダード割/期間なし割
内容:1~36ヶ月の月額利用料割引
開催期間:終了日未定
■学割or引っ越しキャンペーン(スタンダードプランのみ)
内容:学生または引っ越しで月額利用料が初月無料、1~6カ月550円割引
開催期間:終了日未定
■端末一括払いで端末割引&キャッシュバック
内容:端末一括購入で31,680円&6か月利用で3,000円キャッシュバック
開催期間:終了日未定
Broad WiMAXは、高速通信可能なWiMAXのポケット型Wi-Fiが利用できるサービスです。
2年契約のスタンダードプランと、契約期間の縛りがない期間なしプランから選択でき、月額料金は990円~と手ごろな点も魅力です。
端末を一括払いすれば35,640円から3,960円割引され、31,680円で購入できる点もメリット。初月の費用を抑えて使い始めたい方におすすめです。
\ さらにWiFiストア限定 /
事務手数料3,300円が無料に!
縛られないWiFi│高速5GとクラウドSIMが選べる

サービス | 5Gギガ放題プラン | 50GBプラン | 30GBプラン |
---|---|---|---|
端末タイプ | ホームルーター ポケット型Wi-Fi | ポケット型Wi-Fi | |
回線サービス | au、WiMAX | クラウドSIM(docomo、KDDIエリア) | |
月額料金 | ①縛られないコース:4,840円/月 ②1年お得コース:4,400円/月 | 縛られないコース:3,740円/月 | 縛られないコース:3,190円/月 |
実質月額料金 | ①4,840円/月(36か月利用の場合) ②4,400円/月(12か月利用の場合) | 3,740円/月(36か月利用の場合) | 3,190円/月(36か月利用の場合) |
端末代金 | 無料 | ||
契約期間 | ①なし、②1年 | ||
月間データ容量 | 無制限※1 | 30GB※2 | 50GB※2 |
最大通信速度※3 | ホームルーター 4.2Gbps(下り) ポケット型Wi-Fi 3.9Gbps(下り) | 150Mbps | |
スマホセット割 | なし |
※1 一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります。
※2 月間容量を超過すると月末まで128Kbpsの通信制限がかかります。
※3 下り通信速度です。表記の通信速度は送受信時の技術企画上の最大値であり、実際の通信速度を示すものではありません。ベストエフォート方式による提供となり、実際の通信速度は通信環境やネットワークの混雑状況、接続機器などに応じて変化します。詳しくは機器の仕様やホームページをご確認ください。

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内容:端末発送メールに記載のクーポンURL内からの申し込みで事務手数料無料
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内容:当サイトからの申し込みで事務手数料無料
開催期間:いずれも終了日未定
縛られないWiFiは、WiMAX5G・WiMAX2+とクラウドSIMのポケット型Wi-Fiを提供しているサービスです。
WiMAXギガ放題プランとクラウド30/50GBプランには、契約期間なしと1年契約のプランがあり、1年契約を選ぶと月額料金が割引されます。
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WiFi革命セット│ポケット型Wi-Fiとホームルーターのお得なセット

サービス | モバレコAir | ONE MOBILE |
---|---|---|
端末タイプ | ホームルーター | ポケット型Wi-Fi |
回線サービス | SoftBank | クラウドSIMによる複数種類の回線 |
月額料金 | 1か月目:770円、2~36か月目:3,850円、37か月目~:7,568円/月(「革命で超おトク割」適用時) | |
実質月額料金 | 4,622円/月(48か月利用の場合) | |
端末代金 | 71,280円(「月月割」で実質0円) | 31,680円 |
契約期間 | なし | |
月間データ容量 | 無制限※1 | 100GB※2 |
最大通信速度 | 2.7Gbps(下り)※3 | 150Mbps※3 |
スマホセット割 | 有(ソフトバンク、Y!mobile) |
※1 ご利用の集中する時間帯(夜間など)は、サービス安定提供にともなう速度制限のため、通信速度が低下する場合があります。
※2 月間容量を超過後は当月末まで概ね128Kbpsに速度制限となり、翌月1日の午前0時に解除されます。
■月月割-モバレコAir(48回)
内容:端末代実質無料 1,485円/月割引(48回)
開催期間:終了日未定
■革命で超おトク割-モバレコAir(36回)
内容:月額料金割引(1,738円~4,598円/回)
開催期間:終了日未定
■革命で超おトク割-ONE MOBILE(48回)
内容:月額料金割引(770円~2,970円/回)
開催期間:終了日未定
■WiFi革命セットキャッシュバックキャンペーン
内容:当サイトからの申し込みで最大40,000円
開催期間:終了日未定
■SoftBank あんしん乗り換えキャンペーン
内容:乗り換え時の違約金など最大10万円還元
開催期間:終了日未定
WiFi革命セットは、ポケット型Wi-Fiとホームルーターのお得なセットです。
ホームルーター単体の月額料金に800円ほどプラスするだけで、ホームルーター「モバレコAir」とポケット型Wi-Fi「ONE MOBILE」の2台が利用できます。
ホームルーターは、5G対応の高速通信が可能なうえ、データ容量は無制限。外出先ではポケット型Wi-Fiと使いつつ、自宅ではより快適なネット環境を整えたいという人にピッタリです。
乗り換えの場合、乗り換え前のサービスで発生した違約金などを最大10万円まで還元してくれるキャンペーンが利用できるので、違約金などが負担になって乗り換えのハードルが高いという人にもおすすめです。
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容量・料金からWi-Fiを探したいなら「WiFiストア」がおすすめ

買い切り型Wi-Fiは手軽な反面、使用するデータ容量によっては割高になる、通信速度が遅いといったデメリットもあります。「よりお得なWi-Fiを探したい」「買い切り型と契約型のどちらがよいか悩んでいる」という人もいるでしょう。
そんな人におすすめなのが、「WiFiストア」の活用です。容量・料金を選択して簡単に候補を表示できるだけでなく、データ容量や端末の種類など細かな条件も指定して検索・並べ替えが可能。

気になるサービスがあればWi-Fiストア内でプラン内容の確認もできて、それぞれのサービスを公式サイトで比較するよりも手軽です。
ポケット型Wi-Fiだけでなく、ホームルーターや光回線も検索できるので、より多くの選択肢から自身にぴったりのWiFiを探したいはぜひ活用してみましょう。
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契約なしで使える買い切り型Wi-Fiに関するよくある質問
ここでは、買い切り型Wi-Fiについてよくある質問にお答えします。
買い切り型Wi-Fiが契約なしで使えるのはなぜ?
一般的な契約型のWi-Fiは、データ利用の有無に関わらず毎月月額料金を支払うため契約が必要です。
一方、買い切り型Wi-Fiは、購入時点で端末代と初回チャージされているデータの代金は支払いを終えます。追加チャージをする場合も、ギガの購入時点で料金を支払います。
定期的に支払いが生じる契約型と違い、先払いで買い取り、支払い済の商品(端末とデータ)を使用するため、契約なしで利用できます。
契約なし・買い切り型で使えるWi-Fiの種類は?
Wi-Fiルーターには、据え置き型で主に自宅用のホームルーターと、バッテリー搭載で携帯可能なポケット型Wi-Fiがあります。
ホームルーターは、コンセントに挿すだけで使えるその特徴から、置くだけWi-Fi、挿すだけWi-Fiとも呼ばれています。一方、ポケット型Wi-Fiは、持ち運びできるその特徴から、モバイルルーター、モバイルWi-Fiとも呼ばれています。
Wi-Fiルーターの中で、契約なしの買い切り型で利用できるのは、現状ポケット型Wi-Fiのみです。ホームルーターは契約なしでは利用できません。
契約なし・買い切り型Wi-Fiは速度制限や通信制限はない?
一般的な契約型Wi-Fiの場合、1ヶ月に利用できるデータ容量を超えると、月が替わってギガが補充されるまでは低速でしか利用できないなどの制限があります。
一方、買い切り型Wi-Fiは、利用可能なデータ容量を使い切るとそもそも利用できないため、ギガが補充されるまでの速度制限や通信制限はありません。データを追加でチャージすれば、再度制限のない状態で利用できます。
ただし、ポケット型Wi-Fiは、回線の混雑や障害などでも通信速度が制限される場合があり、買い切り型Wi-Fiだからといって速度制限の影響が一切ないとは言えません。
まとめ

本記事では、買い切り型Wi-Fiの特徴や注意点についてまとめて紹介しました。
買い切り型Wi-Fiは、契約なしの端末本体とデータ通信量をセットで購入する買い切りのプリペイド式サービスです。ギガを使い切ったら利用できなくなり、再開するにはその都度追加データを購入する必要があります。
一度購入すれば月額料金が発生せず、ギガの有効期限内でいつでも好きなときに使えます。やめるときは端末を返却する必要もなく、SIMを用意して入れ替えて他社のサービスを利用することも可能です。
ただし、買い切り型Wi-Fiはコンスタントに使う方には割高になりやすいサービスです。自分の目的に合わせ、あなたに最適なサービスを見つけてくださいね。