“カフェでオシャレにインターネット”。
今の時代では当たり前の光景となりました。有名カフェでは昼夜問わず、大学生やビジネスマン、フリーで仕事をしている人。多くの人がPCを広げています。
そんな彼ら彼女らはなぜ、カフェでPCを広げているのでしょうか？
「だって格好イイから!?」
中には、特に意味もなくカフェで仕事するのが自慢げな人もいますが（笑 しかし、多くの人にとってのカフェでPCで広げる理由は、外であることの「利便性」と「コーヒー」と「ネット回線」なのではないでしょうか？
「家で作業をするよりも、外の方が捗る」という話もよく聞きます。
仕事や打合せがあって「移動の途中で」という人も多いでしょう。他の場所と違って「美味しいコーヒー」が出てくるのは大きなポイントです。最近のカフェは空間が良くて居心地も良いですしね。
そして、大きな理由の一つとなるのが、最近のカフェは「コンセント」と「無料WiFi（ワイファイ）」が完備されているところが多いという点もあるのではないでしょうか？
学生など、家にWiFiを設置していないので、「インターネットをやる時はカフェに行って」という人も多いかもしれません。
「でも、その WiFi 本当に大丈夫ですか？？？」
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※本記事は2023年9月11日に更新されたものです。現在の状況とは異なる可能性があることを予めご了承ください。
無料WiFiの危険性
カフェの無料WiFi便利ですよね。一昔前まではインターネットの有線がある場所でしかファイルのやり取りが出来なかったのに、今ではちょっとWiFiがあればどこでもネットに繋がります。仕事の幅が広がりました。
また、自宅にWiFi環境を作るとなれば、費用もかかりますし、面倒な手続きもあります。しかし、街に溢れる無料WiFiを利用することで、自分でWiFiを繋がずに済ませてしまう人も多いようです。
でも、この無料WiFiの安全性はちょっと考えていたほうがいいかもしれません。
セキュリティの低い無料WiFiはとても危険
無料WiFiの中には“セキュリティ”の低いものもあります。昨今でも
・有名カフェの無料WiFiからSNSが乗っ取られた。
・ネットショッピングをしていたらカード情報が抜き取られた。
・メールやインターネット閲覧履歴が簡単に見れる状態になっていた。
などの、事件を聞いたことはないでしょうか？ どれもとても重大な事故に繋がる可能性があります。
SNSが乗っ取られたり、クレジットカード情報が抜かれたら大問題。ましてや、自分が見ていたサイトがバレたら、恥ずかしくてたまりません。
無料WiFiを利用する際の対策・注意点
暗号化していないWiFiは危険
WiFiを繋ぐ際の設定画面をみると、そのWiFiが暗号化されているのか表示されているところがあります。「暗号化None」になっていたり「鍵マーク」が付いていないところは、繋がないようにしましょう。
暗号化されていなければ、そのままデータが見られてしまうようなものです。パスワードすら求められないFreeなWiFiは一見便利ですが、危険がいっぱいなんです。
厨ニっぽく言えば、
深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ
ということですね。怖い怖い。
個人情報の取扱に注意
インターネットのサイトを見ていて、個人情報を打ち込むような場合があります。普段使っているサイトのログイン・パスワードの入力なども注意です。その際は【https://】から始まるサイト（暗号化されたサイト）であるかどうかを確認しましょう。
安全を考えるなら、クレジットカードなどの重要な情報は、「無料WiFi」からは入力しない方がいいかもしれません。
自動接続機能は注意
最近のPCやスマホは一度接続したことのあるWiFi環境を覚えて、その場所に再び行くと自動で接続してくれるものが多くなりました。
家のWiFiなどは便利で良いのですが、カフェなどの無料WiFiについては、自動接続をしてしまうのは危険です。
接続したつもりがないのに、自動的に接続されてしまうことによって、気づいたら保存している連絡先やURL、プライベートな情報がコピーされていたということもあるようです。自動接続をしないようにしましょう。
みんなどうやってるの？
では、カフェでPCを使っているオシャレさんたちは、みんな危険にさらされながらも気付かないうっかりさんたちなのでしょうか？
もちろん、そんなことはありません。
ちゃんと危険を理解した上で対策を練って使えば、便利なことこの上ありません。
そして、格好いいです
コーヒー美味しいですし。
モバイルルーターのススメ
しかし、知ってしまったからには、ちょっと怖いですね。でも、カフェで便利にPCを使いたい！ 格好つけたい！ そんな人におススメなのが「モバイルルーター」です。
カフェでPCを広げていても、みんなが無料WiFiを使っているとは限りません。PCのすぐ側に小さな物体が置いてないですか？？？
ライターやデザイナー、ディレクターなど外での取材や打合せが多い人は、「モバイルルーター」を持っている人が多いです。
これなら、無料WiFiに潜む危険性にも晒されませんし、カフェじゃなくてもどこでもネットを使っての作業ができますね。
WiFiストアでは様々なWiFiサービスをまとめています、WiFiルーターの比較も可能なので気になるWiFiがあったらチェックしてみてください。
まとめ
現代では多く広まった「無料WiFi」ですが、使い方を間違えるとリスクを伴う危険なものとなっています。情報社会の今だからこそ気をつけていきたいところです。
・暗号化していないWiFiは危険
・個人情報を打ち込む時は「https://」（暗号化されたサイト）かどうか確認する
・自動接続はしないようにする
・リスク無く格好付けたかったらモバイルルーターを使う
model : 緑川春菜
instagram : @haruna____0429
