インターネット接続に使用するWiFiルーターですが、今は様々なタイプが販売されています。いざ購入しようと思うと、どんなものを選べばよいかわかりにくいと感じる方もいらっしゃると思います。
この記事では、WiFiルーターの基礎知識や選び方を解説していきます。おすすめのWiFiルーターもご紹介するので、ぜひご覧になってください。
WiFiルーターとは? タイプごとの違いも解説
WiFiルーターとは、スマホやPCなどのWiFi対応機器を無線接続するための機械で、「無線LANルーター」とも呼ばれています。
一般的には「インターネットに接続するための機械」と言う認識ですが、正確には限られたエリアにLAN(ローカルエリアネットワーク)を構築するための機器です。
具体的には、WiFiルーターがあると下記のようなことができます。
- 接続機器同士でデータのやり取りが行える
- 複数の機器をインターネットに接続できる
- PCに保存した動画や音楽を他のLAN接続機器で再生できる
- 1台の無線接続されたプリンターを複数のスマホやPCで使用できる
- 家庭、オフィス内ネットワークの中継地点として利用して広範囲のネットワーク通信網を作れる
など
WiFiルーターは複数の機器を結ぶ中継点と考えると分かりやすいでしょう。また、あくまで中継点のためWiFiルーター自体にはインターネットに接続する能力はありません。固定回線(光回線)に接続することで初めて接続機器がインターネットにアクセスできるようになります。
ただし、WiFiルーターのなかでも「ホームルーター」と呼ばれるタイプは、固定回線なしでもインターネットに接続が可能です。気になる方は下記の関連記事をチェックしてみてください。
関連記事
ホームルーターのメリット・デメリット! 固定回線 / モバイルWiFiとの違いはなに?
WiFiルーターの選び方
WiFiルーターを選ぶ際は、必ずスペックを確認しておきましょう。使用環境や目的にあったものでないと、快適に使えない可能性が高くなります。
チェックしておきたいスペックをまとめましたので、参考にしてみてください。
WiFiの通信規格はもっとも新しいWiFi6がおすすめ
WiFiルーターを選ぶ際にとくに注目したいのが無線LAN(WiFi)の通信規格です。「IEEE 802.11ax」「WiFi6」といった形で表記されており、現在は6つの世代に分かれています。
世代が新しいほど通信性能も上がっています。購入する際におすすめなのは、WiFi6とも呼ばれる「IEEE 802.11ax(以降11ax)」です。
〇通信規格一覧
世代 | 無線LAN規格 | 別名称 | 最大通信速度 | 周波数帯 |
---|---|---|---|---|
6 | IEEE 802.11ax | WiFi6 | 9.6Gbps | 2.4GHz/5GHz |
5 | IEEE 802.11ac | WiFi5 | 6.9Gbps | 5GHz |
4 | IEEE 802.11n | WiFi4 | 600Mbps | 2.4GHz/5GHz |
3 | IEEE 802.11g | - | 54Mbps | 2.4GHz |
2 | IEEE 802.11b | - | 11Mbps | 2.4GHz |
IEEE 802.11a | - | 54Mbps | 5GHz | |
1 | IEEE 802.11 | - | 11Mbps | 2.4GHz |
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参照元:Wi-Fiルーターの周波数帯(2.4GHz帯/5GHz帯)の違いについて | バッファロー (buffalo.jp)
通信規格はルーター側と接続機器側の両方に対応している必要がありますが、11axは近年発売されたスマホの多くで対応しています。また、新しい規格に対応したルーターは下位世代の規格にも対応しているため、古いスマホを使っている方も問題なく使用可能です。ただし、11ax(WiFi6)対応の機種は比較的値段が高いため、出費を抑えたい場合は「11ac(WiFi-5)」がおすすめです。
周波数帯について
通信規格の世代ごとに使用できる周波数帯が決まっています。周波数帯とは、簡単に言うとデータの通り道のようなものです。
WiFiでは周波数帯に「2.4GHz」と「5GHz」があり、以下のような特徴があります。
〇周波数帯の特徴
周波数帯 | メリット | デメリット | 対応規格 |
---|---|---|---|
2.4GHz | ・電波が届きやすい | ・他の機器と電波干渉を起こしやすく 通信が不安定になる | IEEE 802.11 ax/n/g/b/ |
5GHz | ・他の機器との電波干渉が少ない | ・壁などの障害物に弱い ・距離が遠くなると電波が弱くなる | IEEE 802.11 ax/ac/n/a |
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例えば、「ルーターの近くで使う」「電子機器の多い環境で使う」といった場合には5GHzの方が有利です。対して、「一台で家中の機器をWiFi接続したい」という場合には2.4GHzの方が有利となります。
どちらが優れているというわけではないので、用途に合わせて使用する周波数帯域を決めると良いでしょう。
なお、現在発売されているほとんどのWiFiルーターは両方の周波数帯を使うことができます。購入時には通信規格を気にして選べば問題ありません。
使う人数・間取りに合ったものを選ぶ
WiFiルーターは使用環境に合ったものを選びましょう。
機種ごとに電波の強さは異なり、対応できる間取りや範囲に違いがあります。そのため、広い家には相応に電波の強いものが必要になります。推奨環境として「3階建て」「マンション4LDK」のような間取りで表記されているものが多いので、家の間取りに合ったものを探してみてください。
また、WiFiルーターには同時に接続できる機器の数が決まっており、「同時接続〇台」というように表記がされています。家族でみんなで使用する場合、接続機器数を把握して多少余裕のあるモデルを選びましょう。
機能性の高さ
WiFiルーターのなかには、より接続を安定させる機能をもったものもあります。代表的な機能をご紹介するので、WiFiルーター選びの参考にしてみましょう。
Wi-Fi EasyMesh
WiFi EasyMeshはWiFiルーター同士を有線、または無線で接続し、簡単にメッシュWiFiを構築できる機能です。
WiFiルーター1台だとカバーできる範囲が限られるため、間取りによっては電波が届かない場所が出てきます。そこで複数台のWiFiルーターを家中に設置してつなげることで、どこでも安定した通信ができるようにするのがメッシュWiFiです。
WiFi EasyMeshを活用すれば、無線の再接続がスムーズになったり、WiFiルーター間の最適な通信経路を自動選択してくれたりなど、より安定した通信が期待できます。広い家に住んでいる方や、家中どこでも通信を安定させたい方はチェックしてみましょう。
ビームフォーミング
ビームフォーミングとは、電波の送信タイミングや向きを自動調整することで、より確実に電波を届ける機能です。離れた場所や障害物が多い場所でもしっかりと電波を届けてくれるので、接続の安定性や高速化が期待できます。
MU-MIMO(マルチユーザーマイモ)
MU-MIMO(マルチユーザーマイモ)は、複数の端末でWiFiルーターに接続した際、速度が低下するのを防ぐ機能です。
従来のSU-MIMO(シングルユーザーマイモ)のWiFiルーターは、複数の機器で接続すると1台ずつ順番に電波を送信するため、接続機器が増えるほど速度が落ちていました。MU-MIMOは複数の機器へ同時に電波を飛ばすため、速度低下が起きにくくなっています。
バンドステアリング
バンドステアリングは、WiFiルーターが状況に応じて接続する周波数帯を切り替えてくれる機能。例えば、2.4GHzの周波数帯が混雑して接続しにくくなっているとき、自動で5GHzに接続してくれます。WiFi接続の安定性が向上し、通信速度の低下を防ぐことが可能です。
WiFi6対応のおすすめWiFiルーター【広範囲・ミドルクラスモデル】
推奨間取りが3階建て・4LDK以上で広範囲に対応できるモデルをピックアップ。通信性能と価格のバランスが良い、WiFi6対応のミドルクラスモデルをご紹介します。
家族で使いたい方や快適な通信環境を求める方は、ぜひチェックしてみてください。
BUFFALO(バッファロー)「AirStation WSR-5400AX6S」
AirStationの上位モデルで、十分なスペックを備えた一品。最新の通信規格WiFi6や、新機能OFDMAに対応。複数台への同時通信が可能となり、ストレスフリーでネットを楽しめます。
より電波を届きやすくする内蔵のハイパワーアンテナに加え、ビームフォーミングやバンドステアリングLiteなどの機能により通信も安定。さらに「Wi-Fi EasyMesh」にも対応しており、他機と組み合わせて簡単にメッシュネットワークを構築できます。
基本スペックの高さと豊富な機能から、幅広い方におすすめできるWiFiルーターです。どんなものが良いかわからず迷う方は、ぜひチェックしてみてください。
〇スペック
サイズ | 幅177×奥行59×高さ175mm |
---|---|
無線LAN規格 | IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax |
最大転送速度 | 5GHz:4803Mbps 2.4GHz:573Mbps |
間取り | 戸建て:3階建て マンション:4LDK |
最大同時接続台数 | 30台 |
※最大転送速度はスペック上の最大値です。実際の通信速度を表すものではありません。商品の詳細をチェックする
NEC「Aterm AM-AX3000HP」
NECのWiFi6エントリーモデル。価格とスペックのバランスが取れた製品です。
WiFi6、OFDMAに対応しているのはもちろん、ワイドレンジアンテナを搭載することでデバイスの向きに関係なく安定した通信が可能。基本的なスペックは十分高く、安心して使用できるモデルです。また、自動アップデート機能を搭載しており、いつでも最新の状態で使用できます。
接続設定も簡単で、あまりWiFiルーターに詳しくない方にもおすすめです。
〇スペック
サイズ | 幅129.5×奥行48×高さ170mm |
---|---|
無線LAN規格 | IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax |
最大転送速度 | 5.6GHz:2402Mbps 2.4GHz:574Mbps |
間取り | 戸建て:3階建て マンション:4LDK |
最大同時接続台数 | 36台 |
※最大転送速度はスペック上の最大値です。実際の通信速度を表すものではありません。商品の詳細をチェックする
TP-Link「Archer AX20」
コスパ重視派におすすめのWiFiルーター。WiFi6対応モデルの中では比較的安いのが大きなメリットです。
1.5GHzクアッドコアCPUを搭載しており、機器との通信を効率よく処理してくれます。4つのアンテナとビームフォーミング機能で、通信の安定性も良好です。
価格が安い分、他のモデルと比べて機能は限られているので、スペックを理解できる方におすすめのモデルです。
〇スペック
サイズ | 幅260×奥行135×高さ38.6mm |
---|---|
無線LAN規格 | IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax |
最大転送速度 | 5GHz:1201Mbps 2.4GHz:574Mbps |
間取り | 戸建て:3階建て マンション:4LDK |
最大同時接続台数 | 36台 |
※最大転送速度はスペック上の最大値です。実際の通信速度を表すものではありません。商品の詳細をチェックする
TP-Link「deco-x20」
メッシュネットワーク用に作られた、変わり種のWiFiルーターです。
複数台で使用する際、ひとつのSSIDを使用するため、接続先のルーターが変わってもスマホ側で再接続が発生しないのが利点。家中どこでも、シームレスにインターネット接続可能です。超低遅延を謳っており、ゲームやビデオ通話も快適に使用できます。
一台ではカバーしきれない広めの住宅環境の方や、家中どこでも快適にネットを使用したい方におすすめです。
〇スペック
サイズ | 直径110×高さ114mm |
---|---|
無線LAN規格 | IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax |
最大転送速度 | 5GHz:1201Mbps 2.4GHz:574Mbps |
間取り | - |
最大同時接続台数 | 150台以上 |
※最大転送速度はスペック上の最大値です。実際の通信速度を表すものではありません。商品の詳細をチェックする
WiFi6対応のおすすめWiFiルーター【ゲーム・ハイエンドモデル】
とにかく快適な通信環境を重視したい方に、ハイエンドモデルのWiFiルーターをご紹介します。WiFi6対応はもちろん、さまざまな通信を安定させる技術を搭載しています。ゲーム用に開発されたモデルもあるので、FPSゲームを楽しみたい方にもぴったり。大容量データのやり取りを行うビジネスユーザーにもおすすめです。
ASUS「ROG Rapture GT-AX11000」
ゲーム用に開発されたASUSのWiFiルーター。
「GameFirst V」、「ゲームブースト」、「wtfast」の機能により、通信速度と反応速度を確保しやすくなり、ラグの少ないゲームプレイが可能です。
通信速度は5GH帯で最大4804Mbps、有線LANも最大2.5Gbpsと非常に高速。無線、有線問わず光回線の速度を引き出します。通信速度重視のゲームユーザーにおすすめのモデルです。
〇スペック
サイズ | 幅240×奥行240×高さ60mm |
---|---|
無線LAN規格 | IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax |
最大転送速度 | 5GHz:4804Mbps 2.4GHz:1148Mbps |
間取り | 戸建て:3階建て マンション:4LDK |
最大同時接続台数 | 120台 |
※最大転送速度はスペック上の最大値です。実際の通信速度を表すものではありません。商品の詳細をチェックする
NEC「Aterm WX6000HP」
Atermシリーズのフラッグシップモデルです。
通信速度は5GHz帯最大4804Mbps、2.4GHz帯最大1147Mbpsとハイスペック。下位機種と比べ、スペック上2倍近い最大速度差があります。
また、端末ごとに通信優先度を決められる「QoS」を実装。ゲーム用PCや仕事用PCの優先度を高くすることで、大事な場面での通信遅延を予防することができます。有線ポートには10Gbpsに対応したポートもあり、光回線の高速プランにもしっかりと対応可能です。
大切なシーンで通信切れを起こしたくない、ビジネスユーザーにもおすすめのWiFiルーターです。
〇スペック
サイズ | 幅215×奥行51.5×高さ200mm |
---|---|
無線LAN規格 | IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax |
最大転送速度 | 5GHz:4804Mbps 2.4GHz:1147Mbps |
間取り | 戸建て:3階建て マンション:4LDK |
最大同時接続台数 | 36台 |
※最大転送速度はスペック上の最大値です。実際の通信速度を表すものではありません。商品の詳細をチェックする
BUFFALO(バッファロー)「AirStation WXR-6000AX12S」
4本のデュアルスタックダイポールアンテナが特徴的な、バッファローのフラッグシップモデルです。
アンテナは自由に向きを変えられるので、設置環境に応じて理想的なセッティングが可能。離れた個室にもしっかりと電波を届けられます。無線通信速度は5GHz帯最大4803Mbps、2.4GHz帯最大1147Mbpsとハイスペックです。また、10Gbps対応WAN/LANポートも搭載しています。
新規格のWiFiセキュリティー「WPA3 Personal」に対応しているほか、「ネット脅威ブロッカープレミアム」の1年分ライセンスも付属。安全性を重視する方にもおすすめできるモデルです。
〇スペック
サイズ | 幅300×奥行75×高さ195mm |
---|---|
無線LAN規格 | IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax |
最大転送速度 | 5GHz:4803Mbps 2.4GHz:1147Mbps |
間取り | 戸建て:3階建て マンション:4LDK |
最大同時接続台数 | 36台 |
※最大転送速度はスペック上の最大値です。実際の通信速度を表すものではありません。商品の詳細をチェックする
おすすめWiFiルーター【一人暮らし用・安いモデル】
5,000円以下で購入できる、比較的安いWiFiルーターをご紹介します。推奨間取りや接続台数が上位モデルよりも劣るものの、一人暮らしで使うなら十分なモデルをラインナップ。コスパ重視の方は要チェックです。
TP-Link「Archer C50」
Archerシリーズの中でも比較的安価なモデル。指向性外部アンテナを搭載しており、接続機器の位置に合わせて調整が可能です。
WiFi規格には11ac(Wi-Fi5)に対応しており、安価ながらスペックは十分。とにかく安いWiFiルーターを探している方におすすめです。
〇スペック
サイズ | 幅229.9×奥行144.2×高さ36.9mm |
---|---|
無線LAN規格 | IEEE 802.11a/b/g/n/ac |
最大転送速度 | 5GHz:867Mbps 2.4GHz:300Mbps |
間取り | 不明 |
最大同時接続台数 | 不明 |
※最大転送速度はスペック上の最大値です。実際の通信速度を表すものではありません。商品の詳細をチェックする
BUFFALO(バッファロー)「AirStation WSR-1166DHPL2」
初めてWiFiルーターを買う方にもおすすめできる、バッファローのエントリーモデルです。
シンプルな機能ながら、WiFi規格は11ac(Wi-Fi5)に対応しており、IPv6サービスにも対応しています。ビームフォーミングとMU-MIMOも搭載。欲しい機能やスペックは一通りそろっている、使い勝手のいい1台です。
WiFiルーターで有名なバッファロー製ということもあり、初めてWiFiルーターを購入する方にもおすすめです。
〇スペック
サイズ | 幅159×奥行55×高さ130mm |
---|---|
無線LAN規格 | IEEE 802.11a/b/g/n/ac |
最大転送速度 | 5GHz:866Mbps 2.4GHz:300Mbps |
間取り | 戸建て:2階建て マンション:3LDK |
最大同時接続台数 | 12台 |
※最大転送速度はスペック上の最大値です。実際の通信速度を表すものではありません。商品の詳細をチェックする
BUFFALO(バッファロー)「トラベルルーター WMR-433W2」
持ち運ぶことも可能な小型のWiFiルーターです。
出張や旅行先のホテルへ持っていけば、有線LANからWiFi環境を構築可能。複数人でのインターネット接続もできます。もちろん自宅用としても使うことができ、WiFiルーターを置くスペースに困っている方にもおすすめ。
無線LAN規格は11ac(Wi-Fi5)まで対応しているものの、他の機種と比べると機能性やスペックは控えめです。自身の用途や使用環境から、サイズの重要性を考えて選ぶと良いでしょう。
〇スペック
サイズ | 幅45×奥行15×高さ45mm |
---|---|
無線LAN規格 | IEEE 802.11a/b/g/n/ac |
最大転送速度 | 5GHz:433Mbps 2.4GHz:150Mbps |
間取り | 不明 |
最大同時接続台数 | 不明 |
※最大転送速度はスペック上の最大値です。実際の通信速度を表すものではありません。商品の詳細をチェックする
WiFiルーターのおすすめメーカー
WiFiルーターはさまざまなメーカーから販売されています。なかでも有名なメーカーをご紹介するので、選ぶ際の参考にしてみてください。
バッファロー(BUFFALO)
国内の大手PC周辺機器メーカーで、WiFiルーターのAirStationシリーズも有名です。ハイスペックな品からお手頃価格の商品まで、幅広いラインナップが魅力。最新のWiFi規格「11ax」に対応した機種も豊富です。
シェア率が高く、レビュー等が多いのもポイントです。購入前の情報収集やトラブル時の対処方法等も調べやすいでしょう。
NEC(日本電気)
PCメーカーとしても名高いNEC。無線LAN機器の取り扱いも長く、堅実な商品を展開しています。無線性能を向上させる「ハイパワーシステム」など、独自技術も搭載。
また、専用アプリを使えば接続機器の確認や、ネットへの接続時間を管理できるこども安心ネットタイマーなどを使うこともでき、機能的で使いやすい無線LANルーターが揃っています。
TP-Link(ティーピーリンク)
TP-Linkは無線LAN機器で高い世界シェアを誇るメーカーです。Archerシリーズは、スペックに対して価格が安めなのが魅力。コスパ重視の方におすすめです。
スマホアプリにも対応しており、簡単に初期設定が可能。直感的に操作しやすいアプリなので、初心者の方でも扱いやすいでしょう。
ASUS(エイスース)
PCパーツやゲーミングデバイスで有名なASUS。WiFiルーターもゲーミングに特化したROG Raptureシリーズを展開しています。
最新の通信規格11axに対応。アプリケーションごとに優先度を割り当て、接続を安定させる「Adaptive QoS」や、タイムラグを軽減する「WTFast」など、ゲームを快適に楽しむための機能を搭載しています。
価格は高めですが、通信速度と安定性を重視したい方におすすめです。
回線契約がまだならホームルーターも検討!
紹介してきたWiFiルーターでインターネットに接続するには、固定回線が必要です。もしまだ固定回線を契約していないのであれば、ぜひホームルーターも検討してみてください。
ホームルーターは単体でインターネット接続が可能なWiFiルーターで、固定回線無しでも利用可能です。
固定回線と比べると、工事不要で使えるので手軽に契約できるのが大きなメリット。面倒な工事手続きや立ち合いが不要です。工事費用もかからず、独自のキャッシュバックキャンペーンや割引により実質月額も比較的安いため費用面でも優れています。
ただし、通信速度や安定性は固定回線に劣ってしまいます。詳しい比較については下記の記事でまとめているので、興味がある方はぜひ参考にしてみてください。
関連記事
ホームルーターのメリット・デメリット! 固定回線 / モバイルWiFiとの違いはなに?
ホームルーターは「モバレコAir」がおすすめ!
数あるホームルーターのなかでも、「モバレコAir」はスペックと価格の面からおすすめできるサービスです。
〇モバレコAir 概要
タイプ | ホームルーター |
---|---|
回線サービス | ソフトバンクエアー |
月額料金 | 1ヶ月目:1,320円 2~12ヶ月目:3,080円 13~36ヶ月目:4,180円 37ヶ月以降~:5,368円 ※ホームルーター端末購入・36回払いの場合 |
実質月額 | 2,979円 |
キャンペーン | ・最大34,000円キャッシュバック※1 ・機種代金実質0円 (月月割適用) |
契約年数 | なし |
月間データ容量 | 上限なし※2 |
※1 適用には条件がございます。詳しくはホームページをご覧ください
※2 ご利用の集中する時間帯(夜間など)は、サービス安定提供にともなう速度制限のため、通信速度が低下する場合があります。詳しくはSoftBank Airの「速度制限などについて」をご確認ください。SoftBank Airでご利用いただける5G対象エリアは限られます。事前に対象エリアをご確認の上、ご契約ください。5Gエリアに加えて4Gエリアでもご利用いただけます。 また、ご利用にはAirターミナル5が必要です。
機器にはソフトバンクのAirターミナル5を使用できます。5G通信も可能で、最大下り速度は2.1Gbpsと高速です。(※2)
WiFi規格は最新の「11ax(WiFi6)」に対応しており、快適にインターネットを楽しめます。月間のデータ容量上限が無く、同時接続台数は128台と非常に多いため、複数人で使いたい方にもおすすめ。1台あれば家族みんなで快適に使うことができます。
モバレコAirでは、WiFiストア限定で最大4,800円のキャッシュバックが追加され総額最大34,000円のキャッシュバックが受け取れるチャンスです!気になる方は是非チェックしてみてください!
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モバイル型WiFiルーターも一緒に使いたい人は「WiFi 革命セット」
サービス | 「モバレコAir」 | 「ONE MOBILE」 |
---|---|---|
月額費用(税込) | 1ヶ月目:880円 2~36ヶ月目:3,630円 37ヶ月以降:7,568円 ※ホームルーター端末購入・36回払いの場合 | |
契約年数 | なし | 上限2年間※1 |
回線サービス | SoftBank Air | クラウドSIM |
使用機種 | Airターミナル5 | D1 |
月間データ容量 | 上限なし ※2 | 100GB/月 ※3 |
端末代金(税込) | 購入:実質無料 レンタル:539円/月 | 無料レンタル |
事務手数料(税込) | 3,300円 | |
主なキャンペーン | ・月月割 モバレコAir限定月額キャンペーン(24回) WiFi革命セット割キャンペーン割引 おうち割 光セット 28,000円キャッシュバックキャンペーン※4 SoftBank あんしん乗り換えキャンペーン |
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場所を問わずインターネットを使いたい方は、ホームルーターと一緒にモバイル型WiFiルーターを使える「WiFi 革命セット」がおすすめです。
モバイル型WiFiルーターは小型で持ち運びができるWiFiルーター。ホームルーターと同じようにインターネット接続に無線を利用するため、固定回線無しで使うことができます。家ではホームルーター、外出先ではモバイル型WiFiルーターと使い分けることで、スマホのギガ不足も解消できます。
WiFi 革命セットはモバレコAirとおなじ月額料金でホームルーターとモバイル型WiFiルーターを使うことができます。別々に契約するよりお得なので、2種類とも使いたい方はぜひ検討してみてください。
ただし、モバレコAir単体と比べるとキャッシュバックキャンペーン分、総合費用の実質月額では高くなります。ホームルーターだけ使いたい、という方は単体で契約しましょう。
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サポートを重視するなら「Broad WiMAX」
料金よりサポートを重視する方には、Broad WiMAXがおすすめです。
プラン | ギガ放題コスパDXプラン | ギガ放題縛りなしDXプラン |
---|---|---|
タイプ | ホームルーター ポケット型WiFi | |
回線サービス※1 | WiMAX 2+ au 4G LTE au 5G | |
月額料金 | 初月0ヶ月目:1,397円 1~36ヶ月目:3,773円 37ヶ月以降:4,818 円 | 初月0ヶ月目:1,397円 1~36ヶ月目:3,960円 37ヶ月以降:4,950 円 |
実質月額 | 4,924円 | 4,764円 |
キャンペーン | ・初期費用0円のWEB割キャンペーン ・契約解除手数料還元のお乗換えキャンペーン ・2台同時お申し込みキャンペーン ・事務手数料無料(WiFiストア限定) ・いつでも解約サポート" | |
契約年数 | 2年 | なし |
月間データ容量 | 上限なし※4 |
※1 5Gの提供エリアは一部となります。またプラスエリアモード(一部のLTE回線)を利用する場合は別途料金がかかります。
※2 WEBからのお申込み+クレカ支払い+指定オプションの加入が必要となります。
※3 適用には条件があります。詳細は公式ホームページをご確認ください。
※4 一定期間内に大量のデータ通信が発生した場合、混雑する時間帯の通信速度が制限される可能性があります。
Broad WiMAXでは「いつでも解約サポート」という独自のサービスも展開しており、指定のインターネット回線に乗り換える場合の違約金が0円となります。仮に契約したホームルーターで満足できなくても、いつでも光回線への乗り換えが可能。「ちゃんと繋がるか不安」「将来的には光回線への乗り換えを検討している」という方は要チェックです。
また、Broad WiMAXはWiMAX満足度・お客様サポート充実度が4年連続No.1(※5)の実績があります。チャットや電話での相談も可能で、初めて回線契約を行う方にもおすすめです。
機種の通信性能は、5G対応の最大下り4.2Gbps(※1)と、モバレコAirと同等レベルを誇ります。無線LAN規格も「11ax(WiFi6)」に対応。回線はWiMAX2+、au 4G LTE、au5Gの3種類を利用できるので、電波をキャッチできる範囲が広いのも特徴です。ただし、5Gエリアはまだ範囲が広くないので、活用したい方は事前にエリアチェックを行いましょう。
WiFiストアからの申し込み限定で事務手数料3,300円が無料になるキャンペーンも行っています。契約の際はぜひ活用してみてください。
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※5 日本マーケティングリサーチ機構 2021年7月度調べ
まとめ
WiFiルーターを購入する際は、自分にあったタイプを選ぶことが大切。自宅に固定回線がある方は無線LANルーター、ない方はホームルーターなど単体でインターネット接続できるタイプがおすすめです。
「モバレコAir」「Broad WiMAX」はネット申し込みで割引が受けられるのもポイントです。
Broad WiMAXはWiFiストアからの申し込みで事務手数料が無料となるので、申し込みの際は活用してみてください。
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