おすすめのポケット型Wi-Fiはどれでしょうか?この記事では速度や料金、エリアカバレッジや各社の特徴を基に22社のサービスを徹底比較しました。
また、現在の最新情報から条件別であなたに最適なおすすめのポケット型Wi-Fiをご提案します。
これから新たにWi-Fiを契約したい方、既存のWi-Fiに不満を感じている方はこの記事で、あなたのライフスタイルに最適なポケット型Wi-Fi選びの参考にしてみてください。
※本記事では小型の持ち運び用WiFiルーターのことを「ポケット型WiFi」と表現しています。
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ポケット型Wi-Fi・モバイル型Wi-Fiとは?
ポケット型Wi-Fi・モバイル型Wi-Fiとは、携帯可能な小型のWi-Fiルーターを指します。
基地局から発信される3G/4G/LTEなどの携帯電話回線(ネットワーク)を利用して、電波によるインターネット接続を可能にするための通信機器です。ルーター本体に内蔵されているバッテリーを動力としています。
ポケット型WiFiの通信は、基本的に携帯電話と同じ仕組みです。
基地局から送られてくる電波は、携帯電話会社が保有する移動体通信回線と呼ばれている携帯電話回線を使用しています。ポケット型WiFiが電波を受信することにより、インターネットへの接続が可能です。
ただし、ポケット型WiFiの役割は通信回線への仲介であるため、単体ではインターネットを利用することができません。パソコンやタブレット、携帯電話といった通信デバイスとの無線接続を行うことで、通信デバイス上でインターネットを利用することができます。
そもそもWi-Fiとは、正式名称をWireless Fidelityと呼んでいる無線LAN通信の規格です。無線LAN通信の国際標準規格とされており、Wi-Fiの規格は2023年時点でWiFi 6、Wi-Fi 6Eまで登場しています。
Wi-FiはWi-Fi対応デバイスとの互換性があり、複数のデバイスとのネットワークの共有と同時接続が可能です。非常に便利な通信手段として、今後もさらなる快適なネットワーク環境の提供が期待されています。
ポケット型Wi-Fiは持ち運びに便利!
ポケット型Wi-Fiの動力は、本体内部に搭載されたリチウムイオン電池内蔵の充電式モバイルバッテリーです。
一度充電をすれば、数時間から数日の長期連続使用ができます。
携帯性と移動性に優れて充電可能なポケット型Wi-Fiは、旅行中や外出先でのインターネット接続が必要な場合に非常に便利なツールです。
たとえば、宿泊先のホテルやカフェでインターネット環境がない場合、ポケット型Wi-Fiを使用することでインターネット接続が可能になります。
また、ポケット型Wi-Fiが通信費を抑える手段として活用できるケースもあります。
例えば、Wi-Fiが使えないエリアで携帯電話を使用するとします。契約プランにもよりますが、携帯電話のデータ通信によって通信費が別途で発生する場合があるのです。特に国外では、自国の携帯電話回線でのデータ通信には高額なローミング料金がかかります。
ローミングとは、契約している携帯電話のサービスエリア外で、ほかの通信事業者のネットワークを使用するサービスです。ローミング料金は通常の通信費よりも割高で、特に海外ローミングは高額になる恐れがあります。
ポケット型Wi-Fiを活用することで、高額になりやすいローミングを避けて通信費を抑えることが可能です。
ポケット型Wi-Fiはプロバイダ契約が必要
ポケット型Wi-Fiを利用するには、プロバイダ契約が必須です。
ルーター本体にはSIMカードスロットが備えられており、契約したプロバイダのSIMカードを挿入することで、インターネット接続ができるようになります。
ポケット型Wi-Fiは、プロバイダとの契約時や家電量販店やキャリアショップ、電子機器販売店などで購入することが可能です。
レンタル専門店ではポケット型Wi-Fiの貸し出しも行っており、1日からの短期や1ヶ月間以上の長期レンタルなどさまざまなサービスがあります。
なお、基本的にNTTドコモ、au、ソフトバンクなどの大手携帯電話会社のポケット型Wi-Fiは購入契約のみでレンタルを行っていません。
ポケット型Wi-Fiをレンタルするには、レンタルを行っているサービス会社を利用することが一般的です。
利用する際には、契約内容やデータ通信料金などを確認し、自分のニーズに合ったプランを選ぶことが重要です。
PocketWiFi®の名称
ポケット型Wi-Fiの呼び名には、モバイル型Wi-Fi・モバイルルーター、持ち運びWi-Fiなどさまざまな呼び名があります。
そもそも「モバイル」とは、移動や携帯という意味を表す言葉です。
携帯電話やスマートフォン・タブレット・ノートパソコンなど、持ち運べる通信端末をモバイル端末と呼ぶことがあります。
モバイル端末のひとつであるWi-Fiルーターは、ポケット型Wi-Fiという愛称で幅広く普及しているツールです。
そもそもポケット型Wi-Fiとは、イー・モバイル株式会社から2009年に発売された国内初のモバイルWi-Fiルーター「Pocket WiFi®」が由来とされています。
まだモバイルWi-Fiルーターになじみがなかった当時にPocket WiFi®が登場し、イメージしやすく親しみのある製品名の「ポケットワイファイ」が一般に定着していきました。
その後モバイルルーターは「どこでもWiFi」や「携帯Wi-Fi」などさまざまな呼び名が登場しましたが、最初に登場したPocket WiFi®の名称が世間では特に定着しています。
ポケットWiFiはソフトバンク社の登録商標
ちなみに「Pocket WiFi®」という名称は、ソフトバンク株式会社の登録商標です。
この名称は、2009年にイー・モバイル株式会社から発売されたモバイルWi-Fiルーター「Pocket WiFi®」に由来しています。
2013年にイー・モバイル株式会社を吸収合併していた親会社のイー・アクセス株式会社がソフトバンク株式会社の子会社となったことにより商標権もソフトバンクに移りました。
イー・アクセスが持っていたネットワークやサービスは、現在ソフトバンクのネットワークインフラに統合されています。
法的にはポケットWiFiという名称をインターネット上のサイトなどで使用すると、商標の権利侵害に当たる違法行為になってしまうので注意が必要です。
そのため、便宜上ではポケット型Wi-Fi、またはモバイル型Wi-Fiという名称を使うのが一般的になります。
ポケット型Wi-Fiのメリット・デメリット
ポケット型Wi-Fiの最大のメリットは、携帯性と移動性に優れ非常に使いやすく利便性が高いことです。
インターネットが普及した現在は、街中の至る所にもWi-FiスポットなどのフリーWi-Fiが設置されています。
ポケット型Wi-Fiが輝くのは、フリーWi-Fiが使えない場所です。
どこにでも持ち出せるポケット型Wi-Fiなら、Wi-Fiが使えない場所でもインターネット環境をその場で作ることができます。
ただし、ポケット型Wi-Fiは万能であっても全能ではありません。
バッテリーがなければ当然使うことができず、Wi-Fiを利用するにもさまざまな制約があります。
メリットとデメリットを把握することで、ポケット型Wi-Fiを有効活用することが可能です。
ポケット型Wi-Fiのメリット
ポケット型Wi-Fiの主なメリットは、次の4つの特性があげられます。
- 携帯性(移動性)
- 通信費用の節約性
- 複数デバイスとの共有性
- セキュリティ性
メリット1:携帯性(移動性)
ポケット型Wi-Fiの数ある特徴のなかでも、最大のメリットは小型で持ち運びしやすい携帯性と移動性の高さです。
本体は手のひらに収まるほどのコンパクトなサイズで、バッグやポケットへの収納が簡単にできます。
カフェなどへの外出時や仕事・旅行先にも持ち運びが容易で、フリーWi-Fiがない場所でも簡単にインターネットに接続することができて便利です。
ポケット型Wi-Fiは、携帯電話などの通信事業者の通信回線に接続してインターネットにアクセスします。
通信回線の提供エリア内であれば、場所を問わずインターネットに接続でき、メールやチャット、ネットサーフィンにSNSなどを自由に利用することが可能です。
ポケット型Wi-Fiでインターネット接続するには、通信事業者との契約が必須になります。
メリット2:通信費用の節約性
ポケット型Wi-Fiの契約は、契約プランに基づいたデータ利用量に応じて、定額料金などの支払う費用がプロバイダサービス提供会社ごとに設定されているのが一般的です。
自分のニーズに合わせて月間で使えるデータ容量の契約プランを選び、必要であればオプションなどに追加で加入することもできます。
契約後は、契約プランごとに設定されたデータ使用量を消費し、月間で使用できる上限の範囲内で運用します。
ちなみに、近年のポケット型Wi-Fiは、本体前面部に液晶パネルが備え付けられている機種が多いです。
消費データ通信量や通信速度、電波強度や使用している回線などが一目でわかり、携帯電話のように管理しやすいのも特徴といえるでしょう。データ使用量を把握しやすく、計画的にパケット消費量をコントロールしやすくなります。
データ使用量が簡単に確認できるため、毎月の通信費用を抑えやすいのもポケット型Wi-Fiを利用するうえでのメリットといえるでしょう。
メリット3:複数デバイスとの共有性
ポケット型Wi-Fiのインターネット接続は、電波を通信手段とするワイヤレス(Wi-Fi)で行います。
Wi-FiはLANケーブルを必要とする有線LANとは異なり、無線通信によるインターネット接続なので物理的な利用範囲の制限がありません。
また、ルーターとつなぐためのケーブルが不要なため、スマートフォンやタブレット、ノートパソコンにゲーム機といった、複数のデバイスとの同時接続が可能です。
1台のポケット型Wi-Fiでつながったデバイス同士は、同じWi-Fiを共有することができます。
ネットワークを共有することで、複数の人がネットワーク上にあるファイルやフォルダを同時に使用・閲覧することができ、情報を相互で共有できるなど活用の幅を広げることが可能です。
近年はWi-Fi対応家電が充実し、Wi-Fiによるスマートホーム化やIoT化が進んでいます。
このようにWi-Fiはインターネット接続だけでなく、家電とつながることで便利な暮らしを実現することもできるのです。
また、ポケット型Wi-Fiには、スタンドベースとなるクレードルに有線LAN端子が備わっています。
ポケット型Wi-Fiをクレードルにセットし、LANケーブルを使ってデスクトップパソコンとつなげる疑似有線接続が可能です。
クレードルを通じてポケット型Wi-Fiと有線デバイスをつなげることを可能にし、Wi-Fiの通信状態を安定化させることができます。
メリット4:セキュリティ性
ポケット型Wi-Fiの本体には、通常、管理者アカウントや設定へのアクセスを制限するためにパスワード設定などが施されています。
パスワードは第三者に解読されないよう複雑なものに設定変更することができ、不正アクセスを防ぐことが可能です。
また、ポケット型Wi-Fi本体に導入されている暗号化技術により、データ通信時の情報を強固にしています。
ポケット型Wi-Fiの暗号化技術により電波で送られるデータは暗号化され、外部からの侵入・盗聴・漏洩やデータ改ざんなどからネットワークを保護しているのです。
暗号化技術にはWPA2やWPA3などのさまざまな規格があり、デバイスの設定で適切な暗号化を有効にすることが非常に重要になります。
また、ポケット型Wi-Fiのセキュリティ管理で重要となるのが、ファームウェアのアップデートです。
ポケット型Wi-Fiのメーカーは、セキュリティの脆弱性や不具合を修正するために、定期的なファームウェアのアップデートを提供しています。
最新のファームウェアにアップデートすることで、最新のウイルスなどから守るためのセキュリティ向上を図ることが可能です。
ファイアウォール内蔵
また、 一部のポケット型Wi-Fiには、ファイアウォールが内蔵されている機種があります。
ファイアウォールとは、ネットワークやコンピュータシステムを保護するために、ネットワーク上の通信状況を監視するセキュリティ機構です。
不正なトラフィックや外部からの攻撃をブロックしたり、信頼されていないソースからのアクセスやサイトを制限したりなど、セキュリティルールに基づいてネットワークを守ります。
ポケット型Wi-Fiのデメリット
ポケット型Wi-Fiの主なデメリットは、次の4つの制限と制約があげられます。
- 速度制限
- 提供エリアの制限
- 同時接続・共有の制限
- セキュリティの制約 ・一部利用場所の制限
デメリット1:速度制限
ポケット型Wi-Fiには、ある特定の条件下で通信速度が低下する速度制限が設けられています。
主な速度制限は、契約プラン上で定められた通信容量を超過した場合です。
たとえば、月間容量10GBの契約プランであれば、当月に消費できるデータ通信量は10GBと決められています。
この10GBを超過した場合、通常の通信速度から大幅な速度の低下が行われ、通信制限と呼ばれる状態に陥るのです。
容量超過による速度低下は翌月に解除となるほか、データの追加購入で解除されることが一般的。
また、混雑したエリアや基地局から遠い場所でのポケット型Wi-Fiの使用は、通信回線が不安定になる場合があります。
混雑時の速度低下は通信回線の品質保持という観点から、プロバイダ側で通信制限が行われるので、利用者側では制限される目安の判断ができません。
このようにポケット型Wi-Fiには、容量制限や回線の接続状態など、一定のデータ通信制限が設定されています。
デメリット2:提供エリアの制限
ポケット型Wi-Fiの電波は、提供しているプロバイダのネットワーク通信網によって受信できる範囲が限られています。
現在のモバイルネットワークは、総務省によってNTTドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの大手4社に振り分けされているものが中心です。
契約したプロバイダによっては通信がつながらない使えないエリアがあり、特に山間部や僻地などの基地局の範囲外では通信が困難なことがあります。
また、Wi-Fiの電波にはつながりやすい場所とそうでない場所があり、これは電波特性による影響が大きいものです。
電波を遮断する障害物が多い地下や電波の届きにくい高層階、複数の電波が介在する地域では、混線や電波妨害によってつながらないケースがあります。
デメリット3:同時接続・共有の制限
ポケット型Wi-Fiは複数のデバイスとの同時接続をサポートしていますが、同時接続数には制限があります。
同時接続数の上限は使用するポケット型Wi-Fiの機種ごとに異なり、5〜10台が一般的な最大同時接続台数です。
一応上限以上の接続も可能ですが、その場合接続の安定性は保証されておらず、接続切断や通信速度の低下などあらゆる通信に制限がかけられるおそれがあります。
Wi-Fiは1つの回線を複数人で共有するため、接続しているデバイスの数や同時に使用している帯域幅に応じて回線の不安定化や速度低下が免れません。
同時接続数に上限を設けているのは、通信速度や接続パフォーマンスが分散されることを防いでいるからなのです。
デメリット4:セキュリティの制約
ポケット型Wi-Fiは無線のインターネットである以上、大なり小なりのセキュリティリスクが存在します。
不正アクセスやネットワークへの攻撃に対し、アンチウイルスソフトなどの導入や適切な対策が必要です。
ポケット型Wi-Fi本体にはパスワードやデータ通信の暗号化、ファイアウォールなどある程度のセキュリティ対策が施されていますが、必ずしも万全とはいえません。
不特定多数が使用する公共のWi-Fiネットワークにくらべて安全性は高いですが、悪意を持つ知識のある者にセキュリティを突破されるリスクがあります。
無線の電波は目に見えないだけで、街中にはむき出しのデータが飛び交っているものと考えてください。
外部からデータや個人情報を守るために、さまざまなセキュリティ対策が必要です。
デメリット5:一部利用場所の制限
また、ポケット型Wi-Fiは飛行機内への持ち込むことは可能ですが、機内での使用は禁止されています。これは、無線信号を送るデバイスが飛行の安全性に影響を及ぼす可能性があるため、その使用は制限されています。
航空法にも、フライトの安全を危ねる可能性のある電子機器の持ち込みに関する規制が明記されているため、自由に操作することは許可されていません。
モバイルWi-Fiルーターは電子製品であるため、常にオフの状態に保つ必要がある点に注意しましょう。
ポケット型Wi-Fiの選び方
ポケット型Wi-Fiを選ぶ際には、以下7つの要素を考慮して選ぶのがおすすめです。
- 使用可能エリア
- 通信速度(実測値)
- 契約プラン
- 費用
- バッテリー容量
- キャンペーン
- サポートサービスの充実度
使用可能エリア
ポケット型Wi-Fiを実際に利用する場合、自分の使用範囲に合わせたエリアで選ぶことが重要です。
どんなに高性能でつながりやすいと評判のポケット型Wi-Fiであっても、そもそもプロバイダの提供エリア外では意味がありません。
近年はどこのキャリアもネットワーク設備の拡充で全国に基地局の設置を推進しており、つながらないというケースは珍しくなっています。
ただし、離島などの電波が届きにくい地域や住居の周辺環境によっては、提供エリア範囲であってもWi-Fiがつながらないというケースがありえるのです。
ポケット型Wi-Fiを契約する際、サービス提供会社側でエリア調査を行い、電波が入る場所であるかの確認が行われます。
電波を遮断する建物や設置物がある場合など、ポケット型Wi-Fiを使用する場所によってはつながらない可能性があることを覚えておきましょう。
提供利用エリアでWi-Fiにつながらない場合、違約金なしでの別の提案や初期契約解除制度などの適用で契約の取りやめが可能な場合があります。
ただし、契約直後の違約金なしの解約には、指定された期間内での申請が必須になります。初期契約解除制度の場合、契約成立後から8日間以内での申請が必要です。
通信速度(実測値)
ポケット型Wi-Fiの最大通信速度は、契約した回線やモバイルWi-Fiルーターの性能によって異なります。
自分の使用目的やライフスタイルに沿った通信速度を選びましょう。
Wi-Fiの最大通信速度は、通信規格によって上限が異なります。
たとえば、Wi-Fi 6であれば最大通信速度が9.6Gbpsですが、2023年時点での現行のポケット型Wi-Fiの性能では4.9Gbpsが上限です。
最大通信速度は理論値なので、実際には50〜100Mbps以上で通常使用に不便がないとされています。
Wi-Fiのメイン利用がメールやチャット、SNSなどテキストやブラウジングなどを目的とするなら、1Gbps以上のギガ通信はオーバースペックになりがちです。
逆にリモートワークなどのビデオ通話やオンラインゲームの場合、実測値で50Mbps以上が必須とされています。
ハイスペックなポケット型Wi-Fiは費用も高額になりがちなので、用途に合わせた通信速度で選びましょう。
通信速度は理論値よりも、実際の通信速度=実測値が重要です。
回線ごとの実測値を調査する場合、ユーザーの実測値を確認できる「みんなのネット回線速度」(以下「みんそく」)などを参考にすることをおすすめします。
契約プラン
基本的にポケット型Wi-Fiのサービスは、プランごとに月間で使えるデータ容量が決まっています。
近年は無制限プランなどがあり、選べるデータプランの幅を広げている会社が多いです。
データプランは普段の自分が消費するデータ利用量に合わせ、適切なデータプランを選びましょう。
たとえば、サイト閲覧やメール、SNSを軽く利用する程度なら小容量でも不便に感じることはありません。動画を視聴する場合でも、10GB以下で十分というケースが多いです。
逆に高画質動画の視聴やビデオ会議など、大容量ファイルの通信を頻繁に行うのであれば、30GB以上の大容量プランが必要になるでしょう。
とあるマーケティング会社の調査によると、スマートフォンの平均使用ギガ数は約9.2GBというデータが報告されています。また、スマートフォンユーザーが契約しているデータプランは、3GBが最も多いとされています。
データプランはデータ容量の上限を増やすことで費用が高額になりやすく、容量上限による通信制限があるなかでのインターネット利用という前提があります。
ライフスタイルやニーズに合わせ、不便なく普段使いに適したデータプランを選ぶことが重要です。
データプランとは別に、サービス提供会社ごとにインターネットを便利にするオプションが用意されているケースがあります。
必要なオプションであれば加入するのも悪くありませんが、加入したオプションの数が積み重なると高額になりやすいので気をつけましょう。
契約期間のルールを要チェック
近年では、ポケット型Wi-Fiの契約に期間を設けないケースが増えています。
契約解除に解約違約金が不要の会社も増え、プロバイダ契約や乗り換えが以前よりも格段に簡素化されました。
法律の改正により、各電気通信事業者は解約違約金の緩和や撤廃などを一斉に始めました。
以降は解約違約金が不要、または緩和されたものの、解約違約金とは別途で料金が請求されるケースがあります。
たとえば、月額料金は日割りではなく満額だったり、当月解約の受付日時に締め切りを設けていたりするケースがあるので注意しましょう。
そのほかにも、ポケット型Wi-Fiの端末代金を分割で支払っている場合、分割代金の残債金発生など解約時の注意点は多いです。
また、最低利用期間が設定されている会社もあり、一定期間の契約継続を果たさなければ違約金が発生してしまう場合もあります。
すべてのポケット型Wi-Fiが契約期間なしとなったわけではなく、一定期間の契約を規約にしているプランやサービスがあるので要確認です。
ほとんどのサービスでは契約期間の選択が可能なので、自分の使いたい期間に合わせた契約プランを選びましょう。
費用
ポケット型Wi-Fiにかかる費用の内訳は、基本的に以下のように分類されています。
- 初期費用
- 月額料金
- 端末購入代金
- 解約料
各料金は契約したサービスやプランによって異なりますが、一般的なポケット型Wi-Fiのサービスでは上記が必要な費用の基本です。
ポケット型Wi-Fiの主な初期費用は、契約したサービスによって分類が違う場合があります。
主に契約事務手数料を初期費用とするケースが多いですが、別途で支払う端末購入代金やSIMカード購入費用(手数料)などを含めて呼ぶことも多いです。
レンタルサービスでは端末はレンタル扱いとなるので、初期費用ではなく基本利用料としてみなされます。
また、初期費用という名目で契約事務手数料とは別途で請求されるケースもあるので、ポケット型Wi-Fiは初回契約時に支払う費用をしっかり確認しておきましょう。
月額料金
ポケット型Wi-Fiは継続して利用するために、契約したデータプランの月額料金が必要です。
データプランごとに設定された月額を基本料金とし、そのほかオプションなどを含めたものが毎月支払う月額料金となります。
月額料金以外にも、特定のオプションを利用すると追加料金が発生することがあるのです。
追加データ容量の購入や1回ごとの利用にその都度費用が発生する使い切りのオプションなど、買い切りサービスなどもあります。
端末購入代金
ポケット型Wi-Fiは端末本体を購入する場合、一括か分割のいずれかで端末購入代金の支払方法を選べます。
ほとんどのプロバイダは分割購入を推奨しており、高額なポケット型Wi-Fi本体の代金を毎月少額で支払うことが可能です。
ポケット型Wi-Fiの本体端末は、相場だと2~3万円程度と高額なため、分割購入は負担の少ない購入方法です。
注意点として、基本的にポケット型Wi-Fiの分割購入はクレジットカード払いとなるサービスが多いです。
ほとんどの場合では、口座振替での購入は一括払いのみとしているサービスが多いため、クレジットカードを持たない方は初回契約時の費用負担が大きくなりやすいので注意しましょう。
バッテリー容量
ポケット型Wi-Fiのバッテリー寿命は、本体を長く使ううえで、また連続して使用する際の重要な要素です。
長時間の利用や外出先での使用を考える場合、バッテリー容量が多いポケット型Wi-Fiを選ぶことが望ましいでしょう。
バッテリー容量の単位はmAhで表記され、m=ミリ、A=アンペア、h=アワーを意味する「ミリアンペア時」をあらわすものです。
これは1時間に供給できる電流の量をあらわし、1mAhの電流は1時間あたりに1ミリアンペア(1/1000アンペア)の電流を供給できるということを示します。
理論的には消費電流量が100mAhであれば、バッテリーは約10時間使用可能です。
ただし、ポケット型Wi-Fiの消費電流量や仕様によってバッテリーの使用時間が異なるため、実際の使用時間は使用状況や設定、バックグラウンドで実行されているアプリケーションなどに依存します。
連続使用時間の目安が9~14時間程度とされていることから、バッテリー容量の持続時間はあくまで目安とし、マニュアルなどを参考にした方が良いでしょう。
キャンペーン
ポケット型Wi-Fiのキャンペーンは実施している会社ごとに異なるので、その一例を紹介します。
- 初期費用無料
- 月額料金割引
- キャッシュバック
特にポケット型Wi-Fiのキャンペーンで多いのが、初期費用無料や月額料金の割引です。
初期費用無料・月額料金割引
ポケット型Wi-Fiでは、事務手数料や端末代金とは別に設定されることがあります。
近年は特定の条件を満たすことで初期費用無料を実施しているサービス提供会社も増え、併せて端末購入代金を無料としている会社も登場している傾向です。
そのほか、初回特典として一定期間の月額料金割引などを実施しているケースが多く見られ、契約期間中は通常より安い料金で利用することが可能です。
キャッシュバック
キャッシュバックなどもインターネットサービスでは、メジャーなキャンペーンといえるでしょう。
近年は実施している会社が減りましたが、サービス契約で現金が手に入るというキャンペーンも一時期の主流でした。
オンライン限定キャンペーン
キャンペーンはオンライン契約限定のものが多く、サービスの公式サイトや代理店からの申込みで通常よりもお得にポケット型Wi-Fiを始めることが可能です。
たとえば、NTTドコモではオンライン契約で事務手数料が無料になるなど、店舗で契約するよりもお得になります。オンライン限定キャンペーンはクレジットカード払いが条件に盛り込まれることが多いので、口座振替を希望する方は事前に確認をおすすめします。
また、大手通信の系列サービスではスマートフォンとのセット割引が実施されており、同じ通信回線の携帯電話との併用により、毎月の通信費を節約することが可能です。
家電量販店のキャンペーンに要注意
家電量販店からの契約の場合、一見すると高額キャッシュバックなどの豪華特典が目白押しです。しかし、高額商品とのセット契約や長期契約縛りなどが多いので、あまりおすすめしません。
このように様々なキャンペーンが実施されていますが、特典を得るための条件が会社ごとに異なります。
ポケット型Wi-Fiを提供しているサービス会社のウェブサイトや広告、販売店で最新のキャンペーン情報をしっかりとチェックして選びましょう。
サポートサービスの充実度
トラブルや問題が発生した場合、契約サービス会社のサポートに迅速かつ適切に対応してもらえることが重要です。
特に初心者の場合、不測の事態に対応できないということも考えられます。そういった場合にこそ、カスタマーサービスの迅速・適切な対応がありがたいものです。
また、実店舗があるキャリア会社は、基本的にサポートが手厚い傾向にあります。電話やオンライン以外で、実際にスタッフと対面できるなどの要素も考慮しましょう。
サポートサービスにおいて、よくある苦情は「対応が悪い」「電話に出ない」などです。
TwitterやSNS等の口コミを参考に、契約するサービス選びの目安のひとつとして考えておきましょう。
ポケット型Wi-Fi21社比較ランキング
ここでは、次のポケット型Wi-Fi22社をピックアップして比較紹介します。まず、今回紹介するプロバイダは以下のとおりです。
- AIR-WiFi
- au
- BIGLOBE WiMAX
- Broad WiMAX
- GMOとくとくBB WiMAX
- MUGEN WiFi
- NTTドコモ
- THE WiFi
- UQ WiMAX
- Vision WiMAX
- Y!mobile(ワイモバイル)
- ZEUS WiFi
- 5G CONNECT
- カシモWiMAX
- クラウドWiFi
- シンプルWiFi
- 縛られないWiFi
- 縛りなしWiFi
- それがだいじWi-Fi
- どんなときもWiFi
- 楽天モバイル
各サービスの基本的なサービス内容を比較しながら紹介していきましょう。
ポケット型Wi-Fi22社の契約形態と使用回線
ポケット型Wi-Fiの契約は、基本的に購入かレンタルのどちらか一方になります。
常に好きなほうを選べるというわけではないので、自分の都合にあった利用期間で契約できるサービス選びが重要です。
サービス名 | 購入 | レンタル | 回線 |
---|---|---|---|
AIR-WiFi | × | 〇 | クラウドSIMを使った複数回線 |
au | 〇 | × | au・WiMAX |
BIGLOBE WiMAX | 〇 | × | au・WiMAX |
Broad WiMAX | 〇 | × | au・WiMAX |
GMOとくとくBB WiMAX | 〇 | × | au・WiMAX |
MUGEN WiFi | × | 〇 | クラウドSIMを使った複数回線 |
NTTドコモ | 〇 | × | ドコモ |
THE WiFi | × | 〇 | クラウドSIMを使った複数回線 |
UQ WiMAX | 〇 | × | au・WiMAX |
VISON WiMAX | 〇 | × | au・WiMAX |
Y!mobile | 〇 | × | ソフトバンク |
ZEUS WiFi | × | 〇 | クラウドSIMを使った複数回線 |
5G CONNECT | × | 〇 | au・WiMAX |
カシモWiMAX | 〇 | × | au・WiMAX |
クラウドWiFi | × | 〇 | クラウドSIMを使った複数回線 |
シンプルWiFi | × | 〇 | au・WiMAX |
縛られないWiFi | × | 〇 | au・WiMAXまたはクラウドSIMを使った複数回線 |
それがだいじWiFi | × | 〇 | クラウドSIMを使った複数回線 |
どんなときもWiFi | 〇 | 〇 | au・WiMAXまたはクラウドSIMを使った複数回線 |
縛りなしWiFi | × | 〇 | クラウドSIMを使った複数回線 |
楽天モバイル | 〇 | × | 楽天モバイル |
NTTドコモ・au・UQ WiMAX・Y!mobileといった、大手通信会社系列のサービスは基本的に購入契約となります。
逆にクラウドSIM系サービスなど、4G LTEをメインとしたポケット型Wi-Fiはレンタル中心です。
そういう意味では、WiMAXとクラウドSIMのいずれかをレンタルか購入できる「どんなときもWiFi」は希少なサービスと呼べるでしょう。
WiMAXはレンタルできる会社が少なく、1日からの短期利用などを行っている会社の取り扱いが多い傾向です。
ポケット型Wi-Fi22社の初期費用と月額料金比較
21社の初期費用と月額料金を簡単に比較しましょう。
サービス名 | 使用回線 | 初期費用 | 端末代金 | 月額料金 | 月間最大データ容量 | セット割 |
---|---|---|---|---|---|---|
AIR-WiFi | クラウドSIMを使った複数回線 | 3,300円 | なし | 3,278円~3,608円 | 100GB | なし |
au | au・WiMAX | 3,300円 | 22,000円〜27,720円 | 5,458円 | 上限なし※5 | auスマートバリューUQ自宅セット割 |
BIGLOBE WiMAX | au・WiMAX | 3,300円 | 21,912円 | 4,928円 | 無制限※5 | auスマートバリューUQ自宅セット割 |
Broad WiMAX | au・WiMAX | 3,300円+20,743円 | 31,680円 | 4,818円~4,950円 | 無制限※5 | auスマートバリューUQ自宅セット割 |
GMOとくとくBB WiMAX | au・WiMAX | 3,300円 | 21,780円 | 4,444円〜5,104円 | 無制限※5 | auスマートバリューUQ自宅セット割 |
MUGEN WiFi | クラウドSIMを使った複数回線 | 3,300円 | なし | 3,718円 | 100GB | なし |
NTTドコモ | ドコモ | 3,300円 | 35,640円 | 550円〜7,315円 | 0.5GB〜無制限※7 | ドコモ光セット割home 5G セット割 |
THE WiFi | クラウドSIMを使った複数回線 | 3,300円 | なし | 1,298円〜3,828円 | 100GB | なし |
UQ WiMAX | au・WiMAX | 3,300円 | 2円〜27,720円 | 4,950円 | 月間データ容量 上限ナシ※5 | auスマートバリュー UQ自宅セット割 |
VISON WiMAX | au・WiMAX | 3,300円 | 21,780円 | 4,532円 | 無制限※5 | auスマートバリューUQ自宅セット割 |
Y!mobile | ソフトバンク | 3,300円 | 10,800円 | 4,065円〜4,818円 | 無制限※1 | おうち割光セット(A) |
ZEUS WiFi | クラウドSIMを使った複数回線 | 3,300円 | なし | 2,508円〜4,708円 | 100GB | なし |
5G CONNECT | au・WiMAX | 3,300円 | なし | 4,727円〜4,950円 | 無制限※5 | なし |
カシモWiMAX | au・WiMAX | 3,300円 | 21,780円〜27,720円 | 4,378円〜4,708円 | 無制限※5 | auスマートバリューUQ自宅セット割 |
クラウドWiFi | クラウドSIMを使った複数回線 | 3,300円 | なし | 2,580円~3,718円 | 30GB〜100GB | なし |
シンプルWiFi | au・WiMAX | 3,300円 | なし | 4,290円 | 無制限※5 | auスマートバリューUQ自宅セット割 |
縛られないWiFi | au・WiMAX またはクラウドSIMを使った複数回線 | 3,300円 | なし | 2,970円〜4,620円 | 無制限※2,3 | なし |
縛りなしWiFi | クラウドSIMを使った複数回線 | 3,300円 | なし | 2,178円~4,818円 | 10GB〜90GB | なし |
それがだいじWiFi | クラウドSIMを使った複数回線 | 3,300円 | なし | 2,585円~3,267円 | 30GB〜100GB | なし |
どんなときもWiFi | au・WiMAX またはクラウドSIMを使った複数回線 | 3,300円 | なし | 1,518円~6,160円 | 7GB〜無制限※5 | なし |
楽天モバイル | 楽天モバイルパートナー回線 | なし | 7,980円 | 1,078円~3,278円 | 楽天回線エリア:無制限パートナー回線エリア:5GB※7 | なし |
※1.5G回線のみ月間7GBまで
※2.ギガ放題プランは3日間で10GB以上利用の場合、制限あり
※3.クラウドプランは2種類あり、容量上限はそれぞれ30GBと50GB
※4.クラウドSIM用のプランは最大40GBまで
※5.一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります。
※6.ネットワークの混雑状況により、通信が遅くなる、または接続しづらくなることがあります。また、当日を含む直近3日間のデータ利用量が特に多いお客さまは、それ以外のお客さまとくらべて通信が遅くなることがあります。
※7.公平なサービス提供または環境により速度低下する場合あります。
月額料金は、選んだデータプランごとにそれぞれのサービスで異なります。
小容量プランがあるレンタルサービスほど安く、無制限プラン、特にWiMAXは全体的に高額になりやすい傾向にあります。
そのなかで5G回線を無制限に使える楽天モバイルは、初期費用0円で1,078円から使える料金設定は破格といえるでしょう。
ただし、楽天モバイルは3段階制の従量課金プランなので、使い過ぎるとあっという間に通信費がかかるので注意が必要です。
レンタルサービスは格安で手軽に使えて、購入型ポケット型Wi-Fiはほぼすべて同じ通信回線のスマホセット割が併用できるというメリットがあります。
料金を比較しながら、自分のライフスタイルにあわせた使いやすいサービスを選ぶのが重要です。
AIR‐WiFi
参照:AiR-WiFi
初期費用 | 3,300円 |
---|---|
端末代金 | なし |
月額基本料金※1 | 3,278円~3,608円 |
セット割 | なし |
月間最大データ容量 | 100GB |
契約期間※2 | 1年 |
使用端末 | G4U3U2s |
使用回線 | クラウドSIMを使った複数回線 |
最大通信速度 | 下り150Mbps上り50Mbps |
最大同時接続数 | 5~10台 |
支払方法 | クレジットカード |
海外利用 | 可 |
※1.データプランは3種類
※2.330円のオプション加入で契約期間なし
AIR‐WiFiは、ポケット型Wi-Fi事業を展開している株式会社FREEDiVEが運営会社です。
データプランは3種類ありますが、データ容量はいずれも100GBでクラウドSIMを使用しています。
選んだプランごとに使用する端末が異なり、端末性能が優れているものほど月額料金が割高です。
契約期間は1年ですが、月額330円のオプションに加入することで期間なしに変更が可能。
クラウドSIMなので全国どこでも使うことができ、海外にもそのまま持ち込んで使うことができます。
1ヶ月無料で利用できるお試しキャンペーンも実施しており、使用感を試したい・ちょっと使いたいというときなどにもお手ごろなポケット型Wi-Fiです。
特に豪華なキャンペーンはありませんが、料金も安くシンプルな料金形態が初心者から上級者までおすすめできます。
au
参照:au
初期費用 | 3,300円 |
---|---|
端末代金※1,2 | 22,000円~27,720円 |
月額基本料金※3 | 5,458円 |
セット割 | auスマートバリューUQ自宅セット割 |
月間最大データ容量 | 上限なし※4 |
契約期間 | なし |
使用端末 | Speed Wi-Fi 5G X12Galaxy 5G Mobile Wi-Fi |
使用回線 | au・WiMAX |
最大通信速度 | 下り2.2~3.9Gbps上り183Mbps |
最大同時接続数 | 16台 |
支払方法 | クレジットカード口座振替 |
海外利用 | 不可 |
※1.X12を分割購入時770円/月の36回払い
※2.Galaxy 5Gを分割購入時615円/月の36回払い
※3.25ヶ月目まで4,908円
※4.5Gでプラスエリアモードご利用の場合、別途利用料がかかります。ホームルータープラン 5Gの場合、利用料はかかりません。プラスエリアモードご利用時に月間最大データ容量(モバイルルータープラン 5G、ホームルータープラン 5G いずれも30GB)を超えた場合、当月末までの通信速度が送受信最大128kbpsとなります。スタンダードモードご利用時は対象外です。
国内3大キャリアのauが提供しているWiMAXサービスです。
WiMAXの提供元であるUQと同じ企業グループであるため、他社サービスとくらべて回線品質やサポートが充実しています。
UQやauのセット割が使えるのはもちろん、初回1年間は550円の月額割引も用意されているのです。
また、2023年7月に販売されたばかりの最新機種にも対応しており、今後の新規申込み者は最新機種を使用することができます。
支払方法はクレジットカード払いのほかに口座振替があり、手数料はかかりません。
難点をいえば他社サービスにくらべてキャンペーンが弱く、割引終了後の月額料金が割高です。
とは言え、安定したサービスや手厚いサポートを重視したい方なら、選択肢に入るWiMAXでしょう。
BIGLOBE WiMAX
初期費用 | 3,300円 |
---|---|
端末代金※1,2 | 21,912円 |
月額基本料金※3 | 4,928円 |
セット割 | auスマートバリューUQ自宅セット割 |
月間最大データ容量 | 無制限※5 |
契約期間 | なし |
使用端末 | Speed Wi-Fi 5G X11Galaxy 5G Mobile Wi-Fi |
使用回線 | au・WiMAX |
最大通信速度 | 下り2.2~2.7Gbps上り183Mbps |
最大同時接続数 | 16台 |
支払方法※5 | クレジットカード口座振替 |
海外利用 | 不可 |
※1.分割購入時913円/月の24回払い
※2.口座振替時は代金引換手数料で440円追加
※3.初月0円、~24ヶ月目まで3,267円、25ヶ月目以降4,928円
※4.口座振替時は振替手数料220円/月追加
※5.一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります。
BIGLOBE WiMAXは、KDDIのグループ傘下であるビッグローブ株式会社のサービスです。
光回線のプロバイダとしても人気・知名度が高く、auとUQのセット割を使うことができます。
BIGLOBE WiMAXの料金プランは、無制限のプラン1つのみと非常にシンプルです。
初回24ヶ月間は月額料金の割引がされます。ちなみに、端末代金は分割購入することで24ヶ月間の分割払いになるので、割引適用期間と分割支払い期間が同じです。
WiMAXでSIMのみの契約できるサービスは、UQ WiMAXとこちらのBIGLOBE WiMAXのみ。
手元に端末さえあれば、新たに端末を購入する必要がありません。
最新機種のX12は2023年夏に対応予定としており、7月時点ではまだ購入できないので注意しましょう。
一時期のような高額なキャッシュバックなどの豪華キャンペーンはなく、全体的に見るとWiMAXのなかでは平均的なサービスです。
しかし、口座振替やSIMのみの契約に対応するなど、使い手の都合に合わせやすいサービスといえるでしょう。
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Broad WiMAX
参照:Broad WiMAX
初期費用※1 | 3,300円+20,743円 |
---|---|
端末代金※2 | 31,680円 |
月額基本料金※3,4 | 4,818円~4,950円 |
セット割 | auスマートバリューUQ自宅セット割 |
月間最大データ容量 | 無制限※5 |
契約期間※6 | 期間なしまたは2年 |
使用端末 | Speed Wi-Fi 5G X12 |
使用回線 | au・WiMAXWiMAX 2+au 4G LTE |
最大通信速度 | 下り3.9Gbps上り183Mbps |
最大同時接続数 | 16台 |
支払方法 | クレジットカード口座振替 |
海外利用 | 不可 |
※1.オンライン申込みでクレジット払いと指定オプションを追加で20,743円が0円
※2.分割購入時880円/月の36回払い
※3.2年契約で初月1,397円、~36ヶ月目まで3,773円、以降4,818円
※4.期間なしで初月1,397円、~36ヶ月目まで3,960円、以降4,950円
※5.期間なしか2年契約のいずれか選択可能
※6.一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります。
Broad WiMAXは、インターネット事業を展開している株式会社Link Lifeが運営するサービスです。
他社から乗り換え時に発生した契約解除料を最大19,000円まで補償や、端末を2台購入で5,000円キャッシュバックなど、キャンペーンが充実しています。
最新端末であるX12の提供も開始しているので、いち早く最新機種を使いたい方におすすめです。
料金プランは期間なしと2年契約のいずれかを選ぶことができ、初回の長期割引はどのプランを選んでも36ヶ月間続きます。
解約の際にも、ソフトバンクエアーなどのBroad WiMAXが指定する回線サービスであれば、解約違約金なしで乗り換えが可能です。
注意点として、Broad WiMAXでは契約事務手数料以外に、初期費用で20,743円があります。
初期費用は公式サイトからの申し込みで、支払方法をクレジットカード払いにし、指定オプションに加入すれば無料になるので、キャンペーン適用の際には必ずオンラインから申し込みましょう。
Broad WiMAXのキャンペーンはほぼすべてクレジットカード払いが条件となっているので、口座振替でのポケット型Wi-Fiを探している方にはおすすめしません。
GMOとくとくBB WiMAX
参照:GMOとくとくBB
初期費用 | 3,300円 |
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端末代金※1 | 21,780円 |
月額基本料金※2 | 4,444円〜5,104円 |
セット割 | auスマートバリューUQ自宅セット割 |
月間最大データ容量 | 無制限※3 |
契約期間 | なし |
使用端末 | Speed Wi-Fi 5G X11Speed Wi-Fi 5G X12 |
使用回線 | au・WiMAXWiMAX 2+au 4G LTE |
最大通信速度 | 下り3.9Gbps上り183Mbps |
最大同時接続数 | 16台 |
支払方法 | クレジットカード |
海外利用 | 不可 |
※1.分割購入時605円/月の36回払い
※2.2ヶ月目まで1,474円、3~35ヶ月目まで3,784円
※3.一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります。
GMOとくとくBB WiMAXは、キャッシュバックなどの豪華特典が豊富なプロバイダです。
月額料金も購入型のWiMAXサービスのなかでも最安クラスで、サポートも充実しているので使いやすさが特徴といえるでしょう。
他社からの乗り換えで発生した解約違約金は、最大40,000円までキャッシュバック補償を受けることができ、回線も安定していると評判で非常におすすめです。
端末が最新機種に対応するまでやや時間がかかる傾向ですが、コスパの良さや質の高いサービスからWiMAXの最有力候補となるでしょう。
MUGEN WiFi
参照:MUGEN WiFi
初期費用 | 3,300円 |
---|---|
端末代金 | なし |
月額基本料金 | 3,718円 |
セット割 | なし |
月間最大データ容量 | 100GB |
契約期間※1 | 2年(オプションで期間なし可) |
使用端末※2 | U3 |
使用回線 | クラウドSIMを使った複数回線 |
最大通信速度 | 下り150Mbps上り50Mbps |
最大同時接続数 | 5~10台 |
支払方法※3 | クレジットカード口座振替 |
海外利用 | 可 |
※1.期間なしの場合660円/月追加
※2.2023年7月時点でG4は出荷停止中
※3.口座振替は550円/月のオプション加入必須
MUGEN WiFiは、AIR-WiFiと同じ株式会社FREEDiVEが運営しています。
こちらも最大100GBの大容量データプランのみ、クラウドSIMを使用するシンプルなポケット型Wi-Fiを提供しています。
キャッシュバックも実施しており、最大10,000円を現金で受け取ることが可能です。
契約期間は基本的に2年自動更新ですが、月額660円のオプション加入で契約期間なしにすることができます。
そのほか、口座振替払いには550円のオプションが必要です。
1ヶ月間お試し無料申し込みもでき、株式会社FREEDiVEのサービスの特徴です。
基本料金はお手ごろですが、利便性を上げるとオプションが増えて結果的に割高となってしまうので注意しましょう。
NTTドコモ
参照:NTTドコモ
初期費用※1 | なし |
---|---|
端末代金※2 | 35,640円 |
月額基本料金※3 | 550円~7,315円 |
セット割 | ドコモ光セット割home 5G セット割 |
月間最大データ容量 | 0.5GB~無制限※4 |
契約期間 | なし |
使用端末 | Wi-Fi STATION SH-52B |
使用回線 | ドコモ |
最大通信速度 | 下り4.2Gbps上り131.3Mbps |
最大同時接続数 | 16台 |
支払方法 | クレジットカード口座振替 |
海外利用 | 不可 |
※1.オンライン購入時
※2.分割購入時990円/月の36回払い
※3.データプランは1/3/無制限の3段階従量定額と4つ低容量プランあり
※4ネットワークの混雑状況により、通信が遅くなる、または接続しづらくなることがあります。また、当日を含む直近3日間のデータ利用量が特に多いお客さまは、それ以外のお客さまとくらべて通信が遅くなることがあります。
国内最大手のキャリアである、NTTドコモが提供しているポケット型Wi-Fiです。
高品質でエリア範囲が広いドコモ回線を使用し、5G回線接続時は国内モバイルルーター最速の4.2Gbpsの高速通信が可能。
NTTドコモは従来の携帯・Wi-Fi共通のギガホプランが高額で、他社と比較すると通信費がかなり高額なイメージを持たれることがありました。
2023年7月より新プランの「eximo」と「irumo」が開始されたことにより、従来よりもグッと通信費を抑えることを可能にしています。
データプランは1GB/3GB/無制限の3段階従量定額eximoと、0.5GB/3GB/6GB/9GBの4つのプランから選べるirumo。
従来のプランからリニューアルされ、ライフスタイルに合わせたプラン選びに幅が広がるようになりました。
eximoとirumoはドコモ光セット割やhome 5G セット割にも対応しているため、自宅にインターネット回線を引いているドコモユーザーには、選択肢に上がるポケット型Wi-Fiといえるでしょう。
THE WiFi
参照:THE WiFi
初期費用 | 3,300円 |
---|---|
端末代金※1 | 550円/月 |
月額基本料金※2,3 | 1,298円~3,960円 |
セット割 | なし |
月間最大データ容量※4 | 100GB |
契約期間 | 24ヶ月 |
使用端末 | NA01 |
使用回線 | クラウドSIMを使った複数回線 |
最大通信速度 | 下り150Mbps上り50Mbps |
最大同時接続数 | 10台 |
支払方法 | クレジットカード |
海外利用 | 可 |
※1.利用期間中は0円
※2.100GBプランは3,828円で固定
※3.初回3ヶ月間は月額料金無料
※4.データプランは100GBと1/5/20/40/100GBの従量定額
THE WiFiは、MVNOや情報処理事業を展開しているスマートモバイルコミュニケーションズ株式会社が運営するレンタルポケット型Wi-Fiです。
データプランは最大100GBを軸に、固定型と5段階従量定額の2つのみ。
初回3ヶ月間の月額料金は無料にしているため、シンプルに安いポケット型Wi-Fiを探している方におすすめです。
THE WiFiは端末のレンタル料が本来必要なところ、データプランを契約中は無料で利用することができます。
ただし、THE WiFiには24ヶ月の最低利用期間があり、期間中の解約には10,780円の解約事務手数料が必要です。
2年以上の長期利用であれば月額料金がかなりやすく、使い方次第で月額料金を抑えることができます。
UQ WiMAX
参照:UQ WiMAX
初期費用 | 3,300円 |
---|---|
端末代金※1,2,3 | 2円~27,720円 |
月額基本料金※4 | 4,950円 |
セット割 | auスマートバリューUQ自宅セット割 |
月間最大データ容量 | 月間データ容量 上限ナシ※5 |
契約期間 | なし |
使用端末 | Speed Wi-Fi 5G X12Speed Wi-Fi 5G X11Galaxy 5G Mobile Wi-Fi |
使用回線 | au・WiMAX |
最大通信速度 | 下り2.2~3.9Gbps上り183Mbps |
最大同時接続数 | 16台 |
支払方法 | クレジットカード口座振替 |
海外利用 | 不可 |
※1.X12を分割購入時770円/月の36回払い
※2.X11、Galaxy 5Gを分割購入時165円/月の36回払い
※3.X11、Galaxy 5Gをクレジット一括払いなら2円
※4.25ヶ月目まで4,268円
※5.一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります。
WiMAXの提供元であるUQ WiMAXは、auと同様にKDDIのグループ傘下です。
実店舗を持ち、直接契約やサポートを受けることができるので、初心者の方にも安心して利用することができるでしょう。
UQ WiMAXは、オンラインで契約すると端末代が大幅割引されるのでお得です。
また、口座振替でも端末代割引が適用され、口座振替手数料も0円という点もおすすめポイント。
WiMAXの提供元だけあり、最新機種も一番最初に対応しています。
SIM契約のみにも対応し、月額料金も初回13ヶ月間は割引されるなどユーザーに使いやすい契約方法があるのも魅力です。
割引終了後の月額料金は決して安いわけではありませんが、同じグループ企業のauで契約するよりUQ WiMAXのほうを断然おすすめします。
VISION WiMAX
参照:VISION WiMAX
初期費用 | 3,300円 |
---|---|
端末代金※1 | 21,780円 |
月額基本料金※2,3 | 4,532円 |
セット割 | auスマートバリューUQ自宅セット割 |
月間最大データ容量 | 無制限※4 |
契約期間 | 期間なしまたは2年 |
使用端末 | Speed Wi-Fi 5G X11Galaxy 5G Mobile Wi-Fi |
使用回線 | au・WiMAX |
最大通信速度 | 下り2.2~2.7Gbps上り183Mbps |
最大同時接続数 | 16台 |
支払方法 | クレジットカード |
海外利用 | 不可 |
※1.分割購入時10,890円/月の2回払い
※2.2年契約は初月1,480円、24ヶ月目まで3,872円
※3.期間なしは初月1,474円、24ヶ月目までは4,078円
※4.一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります。
VISION WiMAXは、ポケット型Wi-Fiの事業を展開している株式会社ビジョンが運営するサービスです。
海外専用ポケット型Wi-FiのグローバルWiFiの運営元としても知られています。
新規の方には漏れなく5,000円のキャッシュバックがもらえて、月額料金は初月大幅割引後、24ヶ月目まで基本料金より値下げした金額で利用が可能です。
VISION WiMAXは端末代金の分割支払いが最大2回となっており、分割しても1万円以上の支払いが発生します。
さらにキャッシュバックの条件は一括払いとなっていて、初期費用の支払いが他社とくらべて負担が大きい点には注意しましょう。
契約プランは期間なしの2種類が選べますが、最終的にはどちらのプランも4,532円に落ち着きます。
月額料金はWiMAXのなかでも安い部類に入り、長期利用ならその分割引額が大きいので2年契約がおすすめです。
Y!mobile
参照:Y!mobile
初期費用 | なし |
---|---|
端末代金※1 | 10,800円(オンラインショップ価格) |
月額基本料金 | 4,065円〜4,818円 |
セット割 | おうち割 光セット(A) |
月間最大データ容量※2 | 7GB~無制限 |
契約期間 | なし |
使用端末 | Pocket WiFi® 5G A102ZT |
使用回線 | ソフトバンク |
最大通信速度 | 下り2.4Gbps上り不明 |
最大同時接続数 | 30台 |
支払方法 | クレジットカード口座振替 |
海外利用 | 不可 |
※1.分割購入時300円/月36回払い
※2.アドバンスオプション加入時
大手キャリアソフトバンクのサブブランドで、格安スマホでも人気の高いワイモバイルのポケット型Wi-Fiです。
料金プランは何度かリニューアルされ、現在は段階型の従量定額となっています。
基本的に月間容量上限は決まっていますが、アドバンスオプションに加入することで無制限で使用することが可能です。
ただし、アドバンスオプションの無制限は5G回線に対応しておらず、4G LTE回線のみでの利用に限られます。
Y!mobileのポケット型Wi-Fiはソフトバンクとも共通で、どちらも月額料金が高額なところまで同じです。
ソフトバンク・ワイモバイルのセット割も使えて、回線品質も決して悪いわけではありませんが、コスパが良いとは言いづらいので使う人を選ぶでしょう。
ZEUS WiFi
参照:ゼウスWiFi
初期費用 | 3,300円 |
---|---|
端末代金 | なし |
月額基本料金 | 2,508円~4,708円 |
セット割 | なし |
月間最大データ容量 | 30~100GB |
契約期間 | なし |
使用端末 | H01 |
使用回線 | クラウドSIMを使った複数回線 |
最大通信速度 | 下り150Mbps上り50Mbps |
最大同時接続数 | 10台 |
支払方法※1 | クレジットカード口座振替 |
海外利用 | 可 |
※1.口座振替はatone対応
ZEUS WiFiは、株式会社HUMAN LIFEが運営しているレンタルポケット型Wi-Fiです。
使用回線はクラウドSIMを利用した複数回線で国内・海外どちらでも利用することができ、30/50/100GBの3つのデータプランが提供されています。
手ごろな料金設定とわかりやすい料金プラン、口座振替も手数料無料で利用できるなど、シンプルで分かりやすいのがZEUS WiFiの特徴です。
逆にいえばごく普通のレンタルポケット型Wi-Fiですが、使いやすさを重視した気軽に手が出せるポケット型Wi-Fiといえるでしょう。
同社は別にZEUS WiMAXというWiMAXサービスも提供しており、ZEUS WiFiとのセットプランもあるので家族で使いたい方にもおすすめです。
5G CONNECT
参照:5G CONNECT
初期費用 | 3,300円 |
---|---|
端末代金 | なし |
月額基本料金※1 | 4,727円~4,950円 |
セット割 | なし |
月間最大データ容量 | 無制限※2 |
契約期間 | 期間なしまたは2年 |
使用端末 | Galaxy 5G Mobile Wi-Fi |
使用回線 | au・WiMAX |
最大通信速度 | 下り2.2Gbps上り183Mbps |
最大同時接続台数 | 16台 |
支払方法 | クレジットカード |
海外利用 | 不可 |
※1.2年契約3ヶ月おまとめ支払いで5ヶ月分無料 ※2.一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります。
5G CONNECTは、AIR-WiFiやMUGEN WiFiの運営元でもある株式会社FREEDiVEが提供しているサービスです。
契約プランは2年と期間なしの2種類があり、30日間無料お試しで利用することができます。
5G CONNECTの支払方法は変わっており、3ヶ月おきに月額料金を支払う「3ヶ月おまとめ支払い」というユニークなオプションを選択可能です。
3ヶ月おまとめ支払いを選ぶと5ヶ月分の月額料金が無料になる計算ですが、支払いは一気に高額となるので注意が必要になります。
2年契約時は24ヶ月間の割引が適用されますが、他社でもっと安いWiMAXもあり、レンタルできる端末がGalaxy 5G Mobile Wi-Fiのみになる点を考慮しましょう。
無料お試し時にも規定の返送料がかかるなど、なにかと料金が発生するので、レンタルサービスとして利用するには少し難点が多い印象です。
カシモWiMAX
参照:カシモWiMAX
初期費用 | 3,300円 |
---|---|
端末代金※1,2 | 21,780円〜27,720円 |
月額基本料金※3 | 4,378円〜4,818円 |
セット割 | auスマートバリューUQ自宅セット割 |
月間最大データ容量 | 無制限 |
契約期間 | なし |
使用端末 | Speed Wi-Fi 5G X11Speed Wi-Fi 5G X12 |
使用回線 | au 5GWiMAX 2+au 4G LTE |
最大通信速度 | 下り2.7~3.9Gbps上り183Mbps |
最大同時接続数 | 16台 |
支払方法 | クレジットカード |
海外利用 | 不可 |
※1.分割購入時605円/月36回払い
※2.分割購入時36ヶ月継続利用で実質無料
※3.初月1,408円で以降は4,378円
カシモWiMAXは、格安SIMなどのMVNO事業を展開しているMEモバイルが提供するプロバイダです。
端末代は21,780円と高額ですが、カシモWiMAXでは端末代金分割支払い時に「端末分割サポート」という割引が使えます。割引を適用することで毎月の分割代金を割引で相殺することができ、35ヶ月の継続利用でWiMAX端末を実質無料で手に入れることが可能です。
月額料金は初月1,408円、2ヶ月目以降は4,378円と変動なしで利用することができ、購入型のWiMAXサービスのなかでは業界最安クラスです。
契約期間なしの違約金なしという名目ですが、端末代の分割購入があるので残債金=解約違約金で実質36ヶ月契約となります。
高額な割高なサービスが多いWiMAXのなかでも月額料金が最安クラス。
端末も実質無料で手に入るので、かなりお得でおすすめのWiMAXです。
クラウドWiFi
参照:クラウドWiFi
初期費用 | 3,300円 |
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端末代金 | なし |
月額基本料金 | 2,580円~3,718円 |
セット割 | なし |
月間最大データ容量 | 30~100GB |
契約期間 | なし |
使用端末 | U3U2s |
使用回線 | クラウドSIMを使った複数回線 |
最大通信速度 | 下り150Mbps上り50Mbps |
最大同時接続数 | 5~10台 |
支払方法 | クレジットカード |
海外利用 | 可 |
クラウドWiFiは、株式会社ニッチカンパニーが提供しているレンタルポケット型Wi-Fiです。
短期型レンタルサービスの「WiFi東京レンタルショップ」と同じ運営会社で、シンプルな料金プランで人気があるプロバイダとして知られています。
クラウドWiFiの料金プランは、20/50/100GBの3つのみです。
選んだデータプランで使用端末が決まり、通信速度や使用エリアはすべて共通しています。
契約形態や料金プランは特に難しいことがなく、実にシンプルなのが特徴です。
契約期間・解約違約金なし、月額料金もお手ごろなので、仕事用やプライベート用の気軽に使えるポケット型Wi-Fiをお探しの方におすすめできます。
クラウドWiFiは実店舗があるので、店頭受け取りなら即日から利用可能です。
シンプルWiFi
参照:シンプルWiFi
初期費用 | 3,300円 |
---|---|
端末代金 | なし |
月額基本料金 | 4,290円 |
セット割 | auスマートバリューUQ自宅セット割 |
月間最大データ容量 | 無制限 |
契約期間 | なし |
使用端末 | Speed Wi-Fi 5G X11Galaxy 5G Mobile Wi-Fi |
使用回線 | au・WiMAXWiMAX 2+au 4G LTE |
最大通信速度 | 下り2.2~2.7Gbps上り183Mbps |
最大同時接続数 | 16台 |
支払方法 | クレジットカード |
海外利用 | 不可 |
シンプルWiFiは、インターネット関連事業を展開する株式会社GSSが提供するサービスです。
一見するとクラウドSIM系の会社名ですが、提供サービスはWiMAXになります。
料金プランはひとつのみ、複雑な条件が一切ない会社名の通りのシンプルなサービスが特徴です。
際立ったキャンペーンがあるわけではないですが、月額料金はWiMAXの相場的に最安クラスといえる低価格で、期間によって変動することのないフラットな料金形態です。
シンプルに安く、気軽にWi-Fiを使いたいという方におすすめでき、初心者から上級者まで幅広く使えるのが魅力のWiMAXといえるでしょう。
縛られないWiFi
参照:縛られないWiFi
初期費用 | 3,300円 |
---|---|
端末代金 | なし |
月額基本料金※1 | 2,970円~4,620円 |
セット割 | なし |
月間最大データ容量※2 | 30GB~無制限 |
契約期間 | なしまたは1年 |
使用端末 | 【ギガ放題プラン】Speed Wi-Fi NEXT W06Speed Wi-Fi NEXT WX06Speed Wi-Fi NEXT W05【クラウド30GB・50GBプラン】D1 |
使用回線 | au・WiMAXまたはクラウドSIMを使った複数回線 |
最大通信速度 | 下り150Mbps~1.2Gbps上り50~112.5Mbps |
最大同時接続数 | 5~16台 |
支払方法※3 | クレジットカード口座振替 |
海外利用 | 不可 |
※1.1年契約なら2,970~4,290円、縛りなしなら3,190~4,620円
※2.WiMAX 2+は3日間制限あり
※3.口座振替は1年契約時のみの別途振替手数料220円/月
縛られないWiFiは、インターネットの代理店事業を運営する株式会社25が提供しているサービスです。
現在では短期レンタル以外では珍しいWiMAX 2+のほか、ドコモとKDDIのデュアルキャリアのクラウドSIMを提供しています。
WiMAX 2+は、3日間の消費データ総量10GBで通信制限がかかる「3日間制限」があり、5G回線には非対応なので注意が必要です。
また、クラウドSIMのポケット型Wi-Fiは、ソフトバンク回線が使えない一部のエリアではつながらないことがあります。
データプランはWiMAX 2+は無制限プランのみ、クラウドSIMは30/50GBがあり、WiMAXとクラウドSIMはどちらも契約期間なしと1年契約を選ぶことが可能です。
1年契約なら月額料金が安くなり、クレジット払いで1年契約を選ぶと3,000円分のAmazonギフト券がもらえます。
使用回線が、WiMAX 2+だと制限のあるうえ、クラウドSIMはトリプルキャリアではないなど、所々不便な部分があるのが気になる印象です。
また、月額料金も他社のWiMAX +5GやクラウドSIMでも安い会社があるため、ポケット型Wi-Fi選びの優先順位は下がるでしょう。
縛りなしWiFi
参照:縛りなしWiFi
初期費用 | 3,300円 |
---|---|
端末代金 | なし |
月額基本料金※1 | 2,178円~4,818円 |
セット割 | なし |
月間最大データ容量 | 10GB~90GB |
契約期間 | なし |
使用端末 | H01Trip WiFi |
使用回線 | クラウドSIMを使った複数回線 |
最大通信速度 | 下り150Mbps上り50Mbps |
最大同時接続数 | 10台 |
支払方法※2 | クレジットカード口座振替 |
海外利用 | 可 |
※1.5ヶ月目まで最大778円割引
※2.口座振替はatone対応
縛りなしWiFiは、ZEUS WiFiと同じ株式会社HUMAN LIFEが運営しているポケット型Wi-Fiです。
ZEUS WiFiとの違いは、最大データ容量が90GBまでのほか、口座振替がatone対応となっているので振替手数料がかかりません。
また、Trip WiFiというチャージプランも提供しているので、旅行などの消費容量のオンオフをきっちり使い分けたい方に向けたサービスを提供しています。
基本サービスはクラウドSIMや使用端末で共通しており、シンプルな使い勝手はZEUS WiFiと大きな差はありません。
毎月のデータ消費量が少なく、もう少し安いプランのポケット型Wi-Fiを探しているという方におすすめです。
それがだいじWiFi
参照:それがだいじWiFi
初期費用 | 3,300円 |
---|---|
端末代金 | なし |
月額基本料金 | 2,585円~3,267円 |
セット割 | なし |
月間最大データ容量 | 30GB~100GB |
契約期間※4 | 2年または期間なし |
使用端末 | T8T6 |
使用回線 | クラウドSIMを使った複数回線 |
最大通信速度 | 下り150Mbps上り50Mbps |
最大同時接続台数 | 8~10台 |
支払方法 | クレジットカード |
海外利用 | 可 |
※1.月額143円のオプション加入で契約期間なし
それがだいじWiFiは、インターネット事業を運営するソニューションネットワーク株式会社が提供しているサービスです。
データプランは30GBと100GBの2つのみで、2年の最低利用期間があります。
契約期間は月額143円のオプションに加入すれば、解約違約金なしの契約期間なしへの変更も可能です。
レンタルできる端末機種は2種類あり、コンパクトで持ち歩きやすいT8と画面が大きく同時接続数の多いT6から選べます。
キャンペーンは30日間お試し無料以外に用意されているものがなく、キャッシュバックやセット割などもありません。
全体的に見ても一般的という印象以外の特徴がなく、ごく普通のレンタルポケット型Wi-Fiという雑感です。
どんなときもWiFi
参照:どんなときもWiFi
初期費用 | 3,300円 |
---|---|
端末代金※1,2 | 0円または21,780円 |
月額基本料金※3 | 1,518円~6,160円 |
セット割 | なし |
月間最大データ容量 | 7GB~無制限 |
契約期間※4 | 2年または期間なし |
使用端末 | 【WiMAX5G MAXプラン・FREEプラン】Speed Wi-Fi 5G X11Galaxy 5G Mobile Wi-Fi【S・M・Lプラン】D1 |
使用回線 | au・WiMAXまたはクラウドSIMを使った複数回線 |
最大通信速度 | 下り150Mbps~2.7Gbps上り50~183Mbps |
最大同時接続台数 | 16台 |
支払方法 | クレジットカード |
海外利用※5 | 可 |
※1.WiMAXのみ端末購入
※2.分割購入時605円/月36回払い
※3.440円/月のいつでも得するサポート加入で880円割引
※4.WiMAXは2年自動更新契約
※5.クラウドSIMのみ
どんなときもWiFiは、株式会社グッド・ラックが提供しているサービスです。
株式会社グッド・ラックは、NEXTmobileやONEMOBILEとモバレコAir革命セットも提供しています。
どんなときもWiFiでは、WiMAX +5GとクラウドSIMの料金プランが用意されています。
WiMAXのみ端末購入となり、クラウドSIMはレンタルでの提供です。
クラウドSIMのデータプランは、7/20/40GBの3つがあり、月額638円からの低価格で利用できます。
無制限のWiMAXは5G回線に対応し、月額3,795円と購入型WiMAXサービスのなかでは最安水準の安さです。
どんなときもWiFiは過去に行政指導を受けたことがあり、ネガティブなイメージを持たれる方も一定数いますが、月額料金や契約手続きが簡単なのは最大のメリットといえます。
WiMAXを安く長期間利用したい方や、お手ごろなクラウドSIMを探している方なら選択肢に上がることでしょう。
【WiFiストア限定キャンペーン】
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楽天モバイル
参照:楽天モバイル
初期費用 | なし |
---|---|
端末代金※1,2,3 | 7,980円 |
月額基本料金※4 | 1,078円~3,278円 |
セット割 | なし |
月間最大データ容量 | 楽天回線エリア:無制限※6パートナー回線エリア:5GB |
契約期間 | なし |
使用端末 | Rakuten WiFi Pocket 2C |
使用回線 | 楽天モバイルパートナー回線 |
最大通信速度 | 下り150Mbps上り50Mbps |
最大同時接続数 | 16台 |
支払方法※5 | クレジットカード口座振替 |
海外利用 | 不可 |
※1.分割購入時332円/月24回払い(楽天カードで166円/月48回払い可)
※2.購入とプラン申し込みで端末代金1円
※3.口座振替時は代金引換手数料で440円追加
※4.3GBまで4,908円、3GB超過~20GB以下で2,178円、以降は3,278円
※5.口座振替時は振替手数料110円/月追加
※6.公平なサービス提供または環境により速度低下する場合あります。
楽天モバイルは2023年7月3日より、新プラン「Rakuten最強プラン」の提供を開始しました。
月額料金は従来通りの段階型の課金形態ですが、3GB以下は1078円、3GB〜20GB以下は2178円、20GB以上は3278円の通信量無制限で利用可能です。
契約事務手数料なしで端末代金が格安で購入でき、大手携帯電話会社の中ではトップクラスに初期費用がかかりません。
以前のように基本料無料は撤廃されてしまいましたが、最安で1,078円の月額料金は格安SIM並の安さです。
ただし、楽天回線は通信が不安定になりやすくメンテナンスが多いという欠点があり、Rakuten WiFi Pocket 2Cは5G回線に対応していません。
楽天モバイルではセット割を提供していないなど、普段使いには難点がいくつかあります。
安く使えるコスパの高いポケット型Wi-Fiと割り切れば、悪いプロバイダではないでしょう。
ポケット型Wi-Fi22社の使用回線と提供端末
各会社別、ポケット型Wi-Fiで使用している回線と端末は以下のとおりです。
プロバイダ | 使用回線 | 通信規格 | 提供端末 |
---|---|---|---|
AIR-WiFi | クラウドSIMを使った複数回線 | 4G LTE | G4U3U2s |
au | au | au・WiMAX | Speed Wi-Fi 5G X12Galaxy 5G Mobile Wi-Fi |
BIGLOBE WiMAX | au | au・WiMAX | Speed Wi-Fi 5G X11Galaxy 5G Mobile Wi-Fi |
Broad WiMAX | au | au・WiMAX | Speed Wi-Fi 5G X12 |
GMOとくとくBB WiMAX | au | au・WiMAX | Speed Wi-Fi 5G X11Speed Wi-Fi 5G X12 |
MUGEN WiFi | クラウドSIMを使った複数回線 | 4G LTE | U3 |
NTTドコモ | ドコモ | docomo 5GXi(4G LTE) | Wi-Fi STATION SH-52B |
THE WiFi | クラウドSIMを使った複数回線 | 4G LTE | NA01 |
UQ WiMAX | au・WiMAX | au 5GWiMAX 2+au 4G LTE | Speed Wi-Fi 5G X12Speed Wi-Fi 5G X11Galaxy 5G Mobile Wi-Fi |
VISON WiMAX | au・WiMAX | au 5GWiMAX 2+au 4G LTE | Speed Wi-Fi 5G X11Galaxy 5G Mobile Wi-Fi |
Y!mobile | ソフトバンク | SoftBank 5GSoftBank 4G LTE | Pocket WiFi® 5G A102ZT |
ZEUS WiFi | クラウドSIMを使った複数回線 | 4G LTE | H01 |
5G CONNECT | au・WiMAX | au 5GWiMAX 2+au 4G LTE | Galaxy 5G Mobile Wi-Fi |
カシモWiMAX | au・WiMAX | au 5GWiMAX 2+au 4G LTE | Speed Wi-Fi 5G X11Speed Wi-Fi 5G X12 |
クラウドWiFi | クラウドSIMを使った複数回線 | 4G LTE | U3U2s |
シンプルWiFi | au・WiMAX | au 5GWiMAX 2+au 4G LTE | Speed Wi-Fi 5G X11Galaxy 5G Mobile Wi-Fi |
縛られないWiFi | au・WiMAXまたはクラウドSIMを使った複数回線 | WiMAX 2+au 4G LTEドコモ 4G LTEKDDI LTE | Speed Wi-Fi NEXT W06Speed Wi-Fi NEXT WX06Speed Wi-Fi NEXT W05D1 |
縛りなしWiFi | クラウドSIMを使った複数回線 | 4G LTE | H01Trip WiFi |
それがだいじWiFi | クラウドSIMを使った複数回線 | 4G LTE | T8T6 |
どんなときもWiFi | au・WiMAXまたはクラウドSIMを使った複数回線 | au 5GWiMAX 2+au 4G LTE | Speed Wi-Fi 5G X11Galaxy 5G Mobile Wi-FiD1 |
楽天モバイル | 楽天モバイルパートナー回線au | 楽天回線4Gau 4G LTE | Rakuten WiFi Pocket 2C |
提供されている端末は、すべての回線に対応しているわけではありません。
WiMAXなら、WiMAXに対応している専用の端末機種を用意する必要があります。
そのため、購入契約で入手したWiMAX端末のSIMをクラウドSIMに差し替えるという使い方ができないので注意しましょう。
機種の性能でいえば、5G対応機は通信速度・同時接続台数・バッテリー持続時間が圧倒的です。
端末のなかには購入できるものと購入できないものがあり、基本的にクラウドSIM対応端末はレンタル専用機種になります。
また、WiMAX 2+専用機種となるSpeed Wi-Fi NEXTシリーズはすでに終売しているため、現在はほぼレンタル専用と考えていいでしょう。
WiMAXは、サービス提供会社ごとに最新端末への対応具合に差があります。
最新機種の対応では、WiMAXの提供元であるUQ WiMAXと親会社が同じKDDIであるauが最も早いです。
条件別ポケット型Wi-Fiおすすめはこれだ!
ポケット型Wi-Fiの22社を比較してきました。
結局どれを選べばいいのか、迷う方には選び方の目安でおすすめランキングを紹介します。
今回紹介するのは、総合・料金・つながりやすさ・通信速度で比較したサービスです。
それぞれWiMAXと4G LTEのポケット型Wi-Fiで見ていきましょう。
【総合比較】ポケット型Wi-Fiおすすめ6選
WiMAXと4G LTEのポケット型Wi-Fiで、総合トップ3が以下のとおりです。
- シンプルWiFiGMOとくとくBB WiMAXUQ WiMAX
- 縛りなしWiFi
- 楽天モバイル
- クラウドWiFi
WiMAX総合比較おすすめ3選
シンプルWiFiを1位に選んだ理由は、シンプルな料金形態と月額料金の安さ、自分の都合に合わせていつでも始めることもやめることもできる手軽さです。
月額料金の4,290円は、どんなときもWiFiなどもっと安い会社もありますが、購入ではなく気軽なレンタルのなかでは最安値といって良いでしょう。
2位のGMOとくとくBB WiMAXは、高額キャッシュバックと安い月額料金が魅力のプロバイダです。
端末無料や新規申込み時の全員キャッシュバック特典はなくなりましたが、使いやすさと月額料金の安さは、WiMAXの長期利用や乗り換えを検討されている方には最有力となるでしょう。
3位のUQ WiMAXは、WiMAX回線の提供元が運営しているからこその手厚いサポートと安定したサービスから選びました。
WiMAXはUQ WiMAXを提供しているUQ コミュニケーションズ株式会社が保有する通信回線です。
他社WiMAXサービスの場合、WiMAXの通信インフラを間借りしているため、使える帯域幅が少ないという側面がありますが、UQ WiMAXの場合、WiMAXの運営において高度な技術力と経験を持ち、ネットワークインフラの適切な運用による安定性が高いので、他社WiMAXサービスよりも期待できます。
月額料金は平均的ですが、auよりも安い料金で高品質のサービスが受けられるという点が評価につながりました。
4G LTE総合比較おすすめ3選
1位の縛られないWiFiは、契約期間や解約金、端末代金など、料金面を気にすることなく解約できるのが魅力のポケット型Wi-Fiです。自分の利用状況に合わせてプラン選択が豊富なのもおすすめポイントです。
2位の楽天モバイルは初期費用が安く、誰でも手に取れるお手軽さで選びました。
月額料金は従量定額制なので、月額料金を使い方次第で抑えることができ、キャンペーン適用で端末が1円で手に入るのは魅力です。
月額上限でも3,278円と決して高くなく、そのまま無制限で使えるのは大きなメリットといえるでしょう。
ただし、つながりにくいことや2024年3月にはauパートナー回線が廃止されるなど、さまざまな問題もありますが、まだ新しいキャリアなので今後に期待したいところです。
3位のクラウドWiFiは、3つのデータプランがいずれも低料金で使いやすさからランクインしました。
シンプルでわかりやすいサービスは人を選ばず、サポートも手厚いという口コミ多数でユーザーからも好印象です。
店舗近隣の方は店頭受け取りも可能で、平日14時までの申し込みなら即日発送ですぐにWi-Fiを使いたい方におすすめします。
【料金比較】ポケット型Wi-Fiおすすめ6選
WiMAXと4G LTEのポケット型Wi-Fiで、料金トップ3が以下のとおりです。
- シンプルWiFi
- カシモWiMAX
- GMOとくとくBB WiMAX
- 楽天モバイル
- どんなときもWiFi
- THE WiFi
WiMAX料金比較おすすめ3選
1位のシンプルWiFiは、総合ランキングでも紹介した高コスパのWiMAXです。
WiMAXは多くのサービスで申し込み直後に割引があり、割引期間中はもっと安い会社もあります。
しかし、その多くが端末購入型のサービスのため、容易に解約ができないというのがデメリットです。
その点、シンプルWiFiは期間なしのレンタルなので解約違約金が発生せず、費用をかけずに解約できることもランクインしました。
2位のカシモWiMAXは、購入型WiMAXでは最安クラスの月額料金と端末代金実質無料が最大のメリットといえるでしょう。
36ヶ月の継続利用で、2万円以上する端末代金が無料となるのは大きいです。
月額料金も初月の大幅割引と、2ヶ月目以降の基本料金は購入型WiMAXでは最安級なのもおすすめポイントになります。
3位のGMOとくとくBB WiMAXは、購入型のWiMAXのなかでは基本料金が安く、乗り換え時の高額キャッシュバックなどもランクインの理由です。
2年以上の契約なら、月額料金が安く端末も実質無料のカシモWiMAXのほうがお得ですが、他社からの乗り換えならキャッシュバックのあるGMOとくとくBB WiMAXがおすすめです。
4G LTE料金比較おすすめ3選
1位の楽天モバイルは、契約事務手数料0円、キャンペーン適用で端末代金1円と初期費用のコスパが圧倒的です。
月額料金も抑えれば約1,100円程度で済むなど、購入できるポケット型Wi-Fiのなかでは破格といえるでしょう。
キャリアの国内専用ポケット型Wi-Fiという点を考慮すれば、コスパの高さでは文句なしです。
2位のどんなときもWiFiは、月額638円からの低容量・低価格帯のデータプランがポイントになります。
国内の月間データ使用量の平均は3~9GBという報告があり、大半の方には10GB以上はオーバースペックになる可能性が高いです。
7GBから約700円程度の費用に抑えられるどんなときもWiFiは、必要なとき以外はWi-Fiを使わない方に理想に近い形でのサービスといえるでしょう。
3位のTHE WiFiは、3ヶ月間月額料金無料で30日間お試し無料も利用できるなど、シンプルな安さが魅力です。
従量定額プランもあり、1GB1,298円/月、5GBまでは1,628円/月と消費量が少ない月は月額料金を抑えることができます。
最大100GBまで利用することができ、使わない日は通信費を抑えられるなど、使い方の幅が広くてコスパの高さでランクインしました。
ただし、取り扱いを間違えると高額出費が発生しやすい点は十分に注意しましょう。
【速度比較】ポケット型Wi-Fi(実測値)おすすめ6選
WiMAXと4G LTEのポケット型Wi-Fiで、実測値のトップ3が以下のとおりです。
- UQ WiMAX
- au
- GMOとくとくBB WiMAX
- NTTドコモ
- 楽天モバイル
- ZEUS WiFi
各プロバイダの実測値は、直近3ヶ月の実測値が調査できるみんそく(※)で計測できます。
実測値の調査結果は、以降で紹介しましょう。
(※)2023年12月10日時点の数値
WiMAX速度比較おすすめ3選
1.カシモWiMAX
平均Ping値:44.32ms平均ダウンロード速度:103.5Mbps平均アップロード速度:15.07Mbps |
2.Broad WiMAX
平均Ping値:52.81ms平均ダウンロード速度:77.22Mbps平均アップロード速度:18.46Mbps |
3.GMOとくとくBB WiMAX
平均Ping値::54.64ms平均ダウンロード速度:65.72Mbps平均アップロード速度:11.79Mbps |
みんそくで実測値を調査した結果、1位カシモWiMAX、2位Broad WiMAX、3位GMOとくとくBB WiMAXのランキングになりました。
UQ WiMAXやauがランクインしなかったのは、単純に利用者が多いことも要因と考えられます。
しかし、上位3社はサイト内でも通年して安定した通信速度が計測されているため、品質的にもキャリアに劣らないという証明にもなるでしょう。
実測値の上位3社はWiMAXの人気プロバイダでもあり、高速通信が計測されやすいことも人気の理由といえます。
4G LTE速度比較おすすめ3選
1.NTTドコモ
平均Ping値:48.56ms平均ダウンロード速度:124.35Mbps平均アップロード速度:13.97Mbps |
2.Y!mobile
平均Ping値:41.89ms平均ダウンロード速度:51.43Mbps平均アップロード速度:13.87Mbps |
3.楽天モバイル
平均Ping値:55.72ms平均ダウンロード速度:26.36Mbps平均アップロード速度:21.35Mbps |
4G LTEの実測値ランキングは、1位NTTドコモ、2位Y!mobile、3位楽天モバイルの結果となりました。
上位3社はいずれもキャリア回線で占められ、MNOの回線品質がより強調される結果といえるでしょう。
1位のNTTドコモと2位のY!mobileは、さすがの5G回線対応というべき通信速度です。
特にNTTドコモはWiMAX以上の通信速度ともいえる高速通信で、国内最速のモバイルルーターといえる実測値を計測しています。
3位の楽天モバイルは5G非対応の4G LTE回線とはいえ、3位につけているのは流石キャリア会社といえるでしょう。
また、上り速度はWiMAXでも20Mbps未満だったなかで、楽天モバイルは今回の全22社でNTTドコモ以上の20Mbps以上を計測していることにも注目です。
実はクラウドWiFiやAIR-WiFiも楽天モバイルとほとんど同じ通信速度を計測しており、人気プロバイダは軒並み安定した実測値を計測しています。
参考までに、4位以下の実測値は以下のとおりです。
クラウドWiFi
平均Ping値:51.3ms平均ダウンロード速度:26.17Mbps平均アップロード速度:9.51Mbps |
AIR-WiFi
平均Ping値:50.42ms平均ダウンロード速度:22.07Mbps平均アップロード速度:15.56Mbps |
縛りなしWiFi
平均Ping値:57.1ms平均ダウンロード速度:21.23Mbps平均アップロード速度:12.44Mbps |
4G LTE回線は下り速度が20Mbps未満になることが多いため、上記のプロバイダ3社はキャリア回線に次ぐ通信速度です。
よくある質問
ここでは、ポケット型Wi-Fiでよくある質問集をまとめました。
疑問やわからないことがあれば、補足や復習などを兼ねて参考にしてください。
ポケット型Wi-Fiとは何ですか?
ポケット型Wi-Fiとは、基地局から送られてくる電波でモバイルデータネットワークに接続するためのポータブルデバイスです。
パソコン端末や家電にはWi-Fiを経由し、複数のデバイスとの同時接続ができます。
ポケット型Wi-Fiを使用するにはどのようなものが必要ですか?
ポケット型Wi-Fi本体端末以外に、回線契約が必要です。
SIMカードは、ポケット型Wi-Fiでデータ通信をするための情報が書き込まれているICチップのことを指し、プロバイダで用意されているデータプランに対応しています。
プロバイダと契約する際、本体端末の購入かレンタル、またはSIMカードのみの契約など会社ごとに用意されている契約方法を自分の好みで選びましょう。
ちなみにSIMカードは、プリペイド式がコンビニや家電量販店などでも売られています。
ポケット型Wi-Fiの最大通信速度はどのくらいですか?
ポケット型Wi-Fiの速度は、使用する端末機種や回線、無線通信規格に依存します。
2023年現在では、WiMAX +5Gの2.7Gbpsが国内最大通信速度です。
ちなみに、無線通信規格の理論値で9.6Gbpsが最大通信速度とされ、徐々に最大通信速度に対応した機種の登場が予想されています。
WiMAXとは何ですか?
WiMAXとは、Worldwide Interoperability for Microwave Accessの略で、無線通信技術の規格の一種のことです。
そもそもWiMAXは2003年にIEEE 802.16として標準化された、広域無線アクセスの固定無線通信規格を指します。
4G LTEなどのモバイル通信技術とは異なる周波数帯域や伝送方式を使い、都市部や郊外地域など、広範な地域での高速インターネットを目的として使用されているものです。
ポケット型Wi-FiとWiMAXの違いは何ですか?
ポケット型Wi-Fiとは、モバイルルーターの通称のことを指し、WiMAXは無線通信規格の一種です。
呼び名通りポケットに入る携帯性に特化した設計がされ、かつてイー・アクセス株式会社から発売されたPocket WiFi®に由来して、ポケット型Wi-Fiと呼ばれています。
分け方としては、モバイルルーターの呼び名と無線通信規格の違いです。
呼びやすさという理由から、4G LTEやWiMAXなどの回線に限らずモバイルルーター全般をポケット型Wi-Fiと呼ばれることが多く見受けられます。
ポケット型Wi-Fiとスマートフォンのテザリングとの違いはなんですか?
ポケット型Wi-Fiは、基地局から送られてくる電波を利用してネットワークに接続します。
スマートフォンのテザリングは、電波を受けたスマートフォン自体をモバイルルーター化し、デバイスに接続する通信方法です。
どちらもワイヤレスによるインターネットへのアクセスという点で共通しています。
テザリングの注意点として、スマートフォン本体とバッテリーの負担が大きく、スマートフォンのパケットを消耗するというデメリットがあるので使用は控えましょう。
また、テザリング中は通話やSMS機能に制限がかかります。
ポケット型Wi-Fiは海外でも使えますか?
海外対応のSIMやクラウドSIMであれば、海外でも利用することが可能です。
ポケット型Wi-Fiを利用する場合、契約したプロバイダの海外データプランを利用したり、海外用のSIMに差し替えたりすることで使えるようになります。
WiMAXは国内専用のモバイルネットワークのため、現時点では海外では使用することができません。
かつては韓国や北米の一部でも利用可能でしたが、初代の規格であるWiMAXがWiMAX 2+に移行したことによってWiMAXのローミングサービスはすべて提供終了されています。
また、ノートパソコンやモバイル端末には海外で利用できるWiMAX対応機種も流通していましたが、現在は入手が困難なうえに海外のWiMAXサービスが終了しているため、使用することはほぼ不可能です。
ポケット型Wi-Fiの同時接続数は最大何台ですか?
機種によって最大接続数が違い、一般的には5台程度のものが流通しています。
なかには最大同時接続数が数十台以上の機種も存在しますが、同時接続数が増えると速度低下などのネットワーク接続に支障が出るので、接続数できるだけ抑えたほうがよいでしょう。
ポケット型WiFiのバッテリー寿命はどれくらいですか?
一般的には数年とされていますが、ポケット型Wi-Fiの機種や使用状況によって異なります。
使用頻度や充電サイクルの回数、使用状況によって劣化する傾向があり、充電回数が多くなるほどバッテリー寿命が短くなる可能性が高いです。
また、高温や低温の環境下での使用や保管、充電時の過充電・過放電などもバッテリー寿命を縮める要因になります。
ポケット型Wi-Fiのデータプランはどのように選べばよいですか?
ポケット型Wi-Fiのデータプランを選ぶ際は、自分のデータ利用量と予算、目的に合わせることが重要です。
自分のライフスタイルや使用頻度が多いコンテンツなどを考慮し、スムーズにWi-Fiを使用できるイメージを掴んでください。
ポケット型Wi-Fiのセキュリティは大丈夫ですか?
一般的なポケット型Wi-Fiには暗号化やパスワード保護などのセキュリティ対策機能が備わっていますが、絶対に大丈夫とは言い切れません。
ポケット型Wi-Fiのセキュリティを強化するために、以下の方法が推奨されています。
- セキュリティ機能のチェック
- SSIDやパスワードの定期的な変更
- 暗号化の有効化
- アンチウイルスソフトの導入
- 最新のセキュリティに小まめなアップデート
セキュリティに関しては、常に対策を取り続けることが重要です。
まとめ
今回紹介した22社のポケット型Wi-Fiは、キャリア会社や知名度の高さ、料金の安さなどからピックアップしてきたサービスです。
それぞれ特徴的なキャンペーンを実施している会社から、シンプルなサービス内容で展開している会社までバリエーションを重視して紹介してきました。
通信速度や対応エリアは、当然のことながら大手通信会社系列のサービスが優れていますが、基本的に料金は割高になりやすい傾向です。
一方のMVNOは通信インフラを間借りしているため、使える帯域幅が少ないという側面がありますが、MNOから回線を間借りすることでコストを抑えた手ごろな料金での提供を実現しています。
記事内で発表したランキングはあくまで個人の感想なので、絶対というわけではありません。
サービスへの愛着や利用目的など、人によって評価や印象が変わってくることでしょう。
あくまで参考程度にとどめ、みなさんのライフスタイルに合わせた理想のポケット型Wi-Fiをお探しください。