WiMAXはデビットカードで契約可能！注意点とおすすめサービスを紹介

※本記事の料金表示は全て税込みです（一部キャッシュバックなど不課税のものもあります）。

「デビットカードで支払いができるWiMAXはある？」

使ったお金が銀行口座から即時引き落とされるデビットカードは、残高不足で支払えないリスクがあるため、毎月の月額料金の支払いには使えないケースがあります。

この記事でわかること

デビットカードの発行元によっては、そもそも月額料金の支払いには使えないカードもあるため注意してください。

お手持ちのデビットカードが使えるかどうかの見分け方も解説します。

デビットカードが利用可能なWiMAXは4つ

2024年11月現在、デビットカードの利用が可能なサービスは次の4社です。

サービス名	特徴	リンク
UQ WiMAX	【おすすめ】 ・端末代金キャッシュバック ・13ヶ月間月額割引 ・口座振替手数料が無料	詳細を見る
BIGLOBE WiMAX	・24ヶ月間月額料金値引き	詳細を見る
PLAIO WiMAX	・約1年後に高額キャッシュバック	詳細を見る
au	・ホームルーターのみ乗り換えで解約違約金還元あり	詳細を見る

この中で、最もおすすめなのはUQ WiMAXです。

万が一デビットカードでの契約ができず口座振替になった場合でも、毎月の口座振替手数料がかからないメリットがあります。

まずは上記も含めた主要なWiMAXサービス各社の、デビットカード対応状況を見ていきましょう。

WiMAX各社のデビットカード対応状況一覧

近年では、デビットカードで月額料金の支払いが可能な公共料金や、携帯電話サービスも増えてきました。

しかしWiMAXサービスについては、「利用不可」とサイトに明記されている場合も多くあります。

2024年11月時点での、主要なWiMAXサービス各社の対応は下記の通りです。

サービス名	デビットカードの利用	公式サイトの記載内容
UQ WiMAX	⭕️	発行カード会社・金融機関へお問い合わせください。 ※出典：UQ WiMAX
BIGLOBE WiMAX	⭕️	一部のクレジットカード・デビットカードなどは、ご登録いただけない場合がございます。利用できるかどうかは、支払方法の各窓口までご確認をお願いします。 ※出典：BIGLOBE会員サポート
PLAIO WiMAX	⭕️	クレジットカード・デビットカードからお選びいただけます。 ※出典：PLAIO WiMAX
au	⭕️	月額料金の場合：「VISAデビットカード」「JCBデビットカード」「JCBプリペイドカード」がお支払いにご利用いただけます。オンラインショップの場合：デビットカードは、「VISAデビットカード」「Mastercardデビットカード」「JCBデビットカード」がご利用いただけます。J-Debitカードはご利用いただけません。※出典：au公式サイト、au公式オンラインショップ
Broad WiMAX	❌	デビットカード・au WALLET・プリペイドカードはご利用いただけません ※出典：Broad WiMAX
GMOとくとくBB WiMAX	❌	デビットカードは不可 ※出典：GMOとくとくBB WiMAX
カシモWiMAX	❌	デビットカード・プリペイドカードのご利用はできません。 ※出典：カシモWiMAX
BIC WiMAX	❌	クレジットカード決済のみ（VISA／MASTER／JCB／AMEX／Diners） ※出典：BIC WiMAX

基本的に、デビットカードが使えるWiMAXサービスは限られています。

例えばGMOとくとくBB WiMAX・カシモWiMAX・Broad WiMAXなどでは「デビットカードは利用不可」と明記されています。

ネットの記事の中には「使える」と書いてある場合もありますが、情報が古い可能性もあるため必ず公式サイトで確認しましょう。

ただしすべてのデビットカードで契約できるわけではない

ただし、デビットカードが利用可能と書かれているWiMAXサービスでも、すべてのデビットカードが利用できるわけではありません。

UQ WiMAXとBIGLOBE WiMAXは、「基本的には利用可能だが、発行元のカード会社による」という姿勢です。

PLAIO WiMAXとauのポケット型Wi-Fi・ホームルーターは、「利用できます」とは書かれているものの、実際にはデビットカード側で月額料金の支払いに対応していないケースもあるため注意してください。

契約にはインターネット料金の支払いに対応しているデビットカードが必要

WiMAXをデビットカードで契約するには、「インターネット料金の支払いに対応しているデビットカード」が必要です。

なぜネットの月額料金の支払いができないデビットカードがあるのか、その仕組みを紹介します。

デビットカードとクレジットカードの違い

デビットカードとクレジットカードは、どちらもキャッシュレス決済に利用できるカードですが、支払いや契約の仕組みが異なります。

	デビットカード	クレジットカード
契約時の審査	なし	あり
契約可能な年齢	15歳以上	18歳以上
支払い方法	銀行口座から即時引き落とし	カード会社が一時的に立て替えて後日まとめて請求
支払い回数	1回のみ	1回・2回払い、分割払い・リボ払い、ボーナス払いなど

デビットカードを利用すると、使った金額が即時に銀行口座から引き落とされます。カードを使った時点で口座の残高が足りていない場合は、そもそも決済ができません。

一方でクレジットカードは、使った金額を一時的にカード会社に立て替えてもらい、後日まとめて支払う仕組みです。

デビットカードは契約時の審査がないため、残高不足の場合未払いトラブルになるケースも多く、そのリスクを避けたい会社では利用を制限する傾向があります。

デビットカードで支払いができないサービスの例

デビットカードで支払いができないサービスには、下記のようなものがあります。

利用してから引き落としまでタイムラグがあるサービスや、利用時に料金が確定しにくいサービスの支払いには、デビットカードは向きません。

WiMAXの料金は、上記でいうと「登録型加盟店」に当てはまります。

インターネット料金や保険代、公共料金など毎月の料金が発生するものは「登録型加盟店」といって、サービスの提供元にカード番号を登録して継続的に利用料金を支払う仕組みです。

一部のデビットカードでは、この登録型加盟店での利用を不可としているため、月額料金の支払いに使うことができないのです。

各社デビットカードの対応の違い

主要なデビットカード各社の対応状況は、次のようになります。

インターネット料金の支払いが可能なデビットカード

下記のデビットカードは、インターネット料金の支払いにも利用可能な可能性が高いです。

これらのカードは「利用できないサービス」としてインターネット料金が明記されていません。

そのためWiMAXの申込時に、クレジットカードと同じようにカード番号を入力することで契約できる可能性があります。

インターネット料金の支払いが不可のデビットカード

一方で、イオン銀行キャッシュ＋デビット（JCB）や、セブン銀行のデビットカードは、「月額料金の支払いには利用できない」と明記されています。

また、ほくぎんVisaデビットの公式サイトでは、「ご利用いただけない加盟店」としてUQ WiMAXやBIC WiMAXなどが記載されています。

手持ちのデビットカードの対応状況を調べてみよう

上記以外のデビットカードの対応状況は、それぞれのカード発行会社の公式サイトに記載されていることが多いです。

もし見つからない場合は、サポートセンターへの電話やお問い合わせフォームなどで確認できます。

WiMAXの支払いにデビットカードを使う場合の注意点

クレジットカード代わりにも使えて便利なデビットカードですが、いくつかの注意点もあります。

通知が来る前に引き落としがある場合がある

月額料金の引き落としは、原則として毎月決まったスケジュールで行われます。

しかしデビットカード支払いの場合は、各サービスから「ご利用金額のお知らせ」などの請求確定通知が届く前に、引き落としがある場合もあります。

例えばWiMAXの場合、WiMAX側からカード会社に支払い情報が到着した時点で即時引き落としとなるため、そのタイミングがいつかをユーザー側が知ることはできません。

そのため引き落とし日の時点で残高不足にならないよう、あらかじめ一定の金額を口座に入金しておくことをおすすめします。

デビットカードで引き落としができなかった場合の流れ

もし残高不足で引き落としができなかった場合は、使っているサービスから請求書や振り込み用紙が届き、直接料金を支払うことになります。

1回だけであれば次月以降もまたデビットカードでの支払いが可能ですが、引き落としができない状態が続くと、支払い設定が解除されてしまう可能性があるため注意しましょう。

たとえばJCBデビットカードの場合、「引き落としができない状況が3か月以上続いた場合に、JCBデビットでの支払い設定を解除する通知を行う場合がある」と記載されています。

もし忘れそうな場合はカレンダーアプリにメモをするなどして、支払い用の口座残高には常に注意しておきしましょう。

そもそも登録できない場合もある

支払い方法にデビットカードを指定して申し込んだ場合、100%登録できるとは限りません。

カード発行会社の規定によりそもそも登録ができない場合や、その時点で口座に一定の金額がない場合は登録できないというケースもあります。

デビットカードでの支払いを希望する場合は念のため、口座振替などほかの支払い方法があるサービスを検討するのがおすすめです。

支払い方法にデビットカードを選べるWiMAX4選

2024年10月現在、デビットカードの利用が可能なサービスは次の4社です。

サービス名	特徴
UQ WiMAX	・公式の安心感 ・月額料金13ヶ月間割引 ・端末代金キャッシュバック ・口座振替手数料が無料
BIGLOBE WiMAX	・24ヶ月間月額料金値引き
PLAIO WiMAX	・約1年後に高額キャッシュバック
auのポケット型Wi-Fi・ホームルーター	・ホームルーターのみ乗り換えで解約違約金還元あり

この中でおすすめは、口座振替の場合でも手数料がかからない「UQ WiMAX」です。

それぞれ解説していきます。

【UQ WiMAX】公式の安心感！キャンペーンで端末代金がお得

UQ WiMAXは、UQコミュニケーションズ株式会社が運営するWiMAX本家のサービスです。

提供されている料金プランは「ギガ放題プラスS」のみで、Netflixとのセットプランも選べます。

WiMAXの公式サービスとして、電話サポートは年中無休で9時から20時まで利用可能です。公式ならではの安心感を求める人におすすめです。

UQ WiMAXのサービス概要

プラン名	WiMAX +5G ギガ放題プラスS
月額料金	課金開始月～13カ月目：4,268円/月 14カ月目～：4,950円/月 ※「WiMAX +5G はじめる割」適用の場合
初期費用	事務手数料：3,300円
契約期間・違約金	なし
支払方法	・クレジットカード ・デビットカード ・口座振替
機種名	Speed Wi-Fi 5G X12 Speed Wi-Fi HOME 5G L13
機種代金	一括払い：27,720円 分割払い：770円 x 36回
利用回線	・au ※1 ・WiMAX
主な割引・キャンペーン	WiMAX +5G割 自宅セット割 auスマートバリュー UQ WiMAXおトク割

※一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります。※1　au回線のプラスエリアモードを利用した月のみ、別途オプション料金として1,100円がかかります。また、プラスエリアモードでの通信量が30GBを超えた場合、当月末までの通信速度が最大128kbpsに制限されます。

UQ WiMAXでは機種代金の割引キャンペーンを行っています。

新規契約の場合は20,988円の割引で、6,732円で最新機種を手に入れることが可能です。

また、万が一デビットカードでの契約ができず口座振替になった場合でも、毎月の口座振替手数料がかからないメリットがあります。

月額料金は特別に安いわけではありませんが、もしトラブルがあった場合でもWiMAX提供元の丁寧なサポートが受けられるため、安心して使えます。

【BIGLOBE WiMAX】24ヶ月間の月額割引あり

BIGLOBE WiMAXは、老舗プロバイダのBIGLOBEが運営するWiMAXサービスです。

2年間は毎月の月額料金が割引になることが特徴で、端末の分割払いを合わせると毎月4,500円ほどで無制限にネットが使えます。

BIGLOBE WiMAXのサービス概要

プラン名	WiMAX +5G ギガ放題プラスS
月額料金	初月：0円1～24か月目：3,278円/月 25か月目～：4,928円/月 （「月額料金値引き特典」適用時）
初期費用	事務手数料：3,300円
契約期間・違約金	なし
支払方法	・クレジットカード ・デビットカード ・口座振替
機種名	Speed Wi-Fi 5G X12 Speed Wi-Fi HOME 5G L13
機種代金	一括払い：27,720円 分割払い：770円 x 36回
利用回線	・au ※1 ・WiMAX
主な割引・キャンペーン	月額料金値引き特典 auスマートバリュー 自宅セット割 翌月11,500円キャッシュバック

※一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります。※1　au回線のプラスエリアモードを利用した月のみ、別途オプション料金として1,100円がかかります。また、プラスエリアモードでの通信量が30GBを超えた場合、当月末までの通信速度が最大128kbpsに制限されます。

BIGLOBE WiMAXは口座振替にも対応していますが、口座振替手数料として毎月220円が別途かかります。

さらに口座振替の場合は端末代金を一括で支払う必要があるため、クレジットカードを持っておらず初期費用を抑えたい人は、UQ WiMAXの方がお得に使えます。

【PLAIO WiMAX】1年後の高額キャッシュバックが魅力

PLAIO WiMAXは、デビットカードが利用可能と明記されている数少ないサービスです。

初月は1,298円と安く使え、さらに新規契約で11ヶ月後に手続きをすると、28,200円のキャッシュバックがもらえます。

PLAIO WiMAXのサービス概要

プラン名	データ容量無制限PLAIOギガ放題プラン
月額料金	初月：1,298円〜 1～12か月目：4,026円/月 13～36か月目：4,378円/月 37か月目～：5,148円/月
初期費用	事務手数料：3,300円
契約期間・違約金	なし
支払方法	・クレジットカード ・デビットカード
機種名	Speed Wi-Fi 5G X12 Speed Wi-Fi HOME 5G L13
機種代金	770円 x 36回
利用回線	・au ※1 ・WiMAX
主な割引・キャンペーン	auスマートバリュー 自宅セット割 最大40,000円キャッシュバックキャンペーン

※一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります。※1　au回線のプラスエリアモードを利用した月のみ、別途オプション料金として1,100円がかかります。また、プラスエリアモードでの通信量が30GBを超えた場合、当月末までの通信速度が最大128kbpsに制限されます。

PLAIO WiMAXは口座振替に対応していないため、もしお手持ちのデビットカードが使えなかった場合はクレジットカードでの契約になります。

クレジットカードを持っていない場合は支払い方法の登録ができず、さらにキャッシュバック手続きの時期も11ヶ月後と遅いため、人によっては特典を受け取れない可能性もある点に注意しましょう。

【au】コンビニ払いも対応

参照元：au公式サイト

大手スマホキャリアのauでは、「モバイルルータープラン 5G」「ホームルーター 5G」としてWiMAXを提供しています。

UQ WiMAXの運営元であるUQコミュニケーションズは、auブランドと同じKDDIグループのためこういった形をとっています。

auのポケット型Wi-Fi・ホームルーターのサービス概要

プラン名	モバイルルータープラン 5G	ホームルーター5G
月額料金	1～13か月目：4,908円/月 14か月目～：5,458円/月 （「5Gルーター割」適用時）	1か月目：4,620円/月 2～13か月目：3,278円/月 14か月目～：5,170円/月 （「5Gルーター割」適用時）
初期費用	事務手数料：3,300円
契約期間・違約金	なし
支払方法	・クレジットカード ・デビットカード ・口座振替
機種名	Speed Wi-Fi 5G X12 Speed Wi-Fi 5G X11 Galaxy 5G Mobile Wi-Fi	Speed Wi-Fi HOME 5G L13 Speed Wi-Fi HOME 5G L12 Speed Wi-Fi HOME 5G L11
機種代金	770円 x 36回	1,350円×36回（「毎月割」で実質0円）
利用回線	・au ※1 ・WiMAX
主な割引・キャンペーン	5Gルーター割 auスマートバリュー 自宅セット割 au Online Shop お得割	5Gルーター割 毎月割 auスマートバリュー 自宅セット割 5Gホームルーターau PAY 残高還元

※一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります。※1　au回線のプラスエリアモードを利用した月のみ、別途オプション料金として1,100円がかかります。また、プラスエリアモードでの通信量が30GBを超えた場合、当月末までの通信速度が最大128kbpsに制限されます。

auは口座振替にも対応していますが、口座振替手数料として毎月220円が毎月かかるため注意しましょう。

ホームルータープランの場合は、他社からの乗り換えで違約金がかかる場合に、申請することで最大30,000円のキャッシュバックがあります。

＼他社の違約金を30,000円まで還元／

デビットカード・クレジットカードでの契約以外でポケット型Wi-Fiを手にいれる方法3つ

最後に、デビットカード・クレジットカード以外の支払い方法でポケット型Wi-Fiを持つ方法を3つ紹介します。

口座振替でWiMAXを契約する

口座振替で契約ができるWiMAXには、UQ WiMAXやBIGLOBE WiMAXなどがあります。

ただしUQ WiMAX以外は、毎月の振替時に口座振替手数料220円が別途かかるため、費用を抑えたい人はUQ WiMAXがおすすめです。

審査なしのWiMAXもある

「誰でもWi-Fi」は、口座振替で支払いができ、さらに審査不要で契約できます。

携帯やカードでブラックになってしまった人におすすめのサービスです。

レンタルWi-FiでWiMAXを契約する

1週間程度の短期間だけWiMAXを使いたい人や、端末は購入ではなくレンタルで十分と考えている人は、WiMAXのレンタルサービスがおすすめです。

支払い方法はクレジットカードが多いですが、中にはコンビニ払いや口座振替に対応したサービスもあります。

買い切り型のポケット型Wi-Fiを購入する

近年増えているのが、端末買い切り型のチャージ式Wi-Fiです。

契約期間の縛りや月額料金の支払いは不要で、初回にデータ容量の端末を購入すれば、その後は必要なときに必要な分だけデータ容量を購入して利用できます。

まとめ

ほとんどのWiMAXサービスでは、デビットカードは基本的に使えず、対応しているのは数社しかありません。

また、デビットカードの中には月額料金の支払いが不可のものもあるため、カード発行会社の公式サイトやカスタマーサポートなどで「インターネット月額料金の支払いに使えるか」を確認しましょう。

デビットカードが使えるWiMAXの中で、おすすめはUQ WiMAXです。

もしデビットカードが使えなかった場合でも口座振替で支払うことができ、さらに口座振替手数料も無料です。