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災害時の無料WiFiは危険!? 西日本の災害でも話題になった「00000JAPAN」ってなに?

災害時、安否報告や情報収集のためにネット環境は必要不可欠です。ですが、いざ災害が起こると回線がパンクしてしまい通信不可になることも・・・。

安否確認や情報収集ができないと不安で仕方ありませんよね。そんな時に、西日本の豪雨災害でも提供していた無料WiFi「00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)」を使えば、災害時でもスムーズに通信できます。

ただ、便利な一方、誰でも無料で使えるため危険性も潜んでいます。何も考えず「00000JAPAN」を利用する前に、一度危険性を確認しましょう!

目次

災害時の無料WiFi「00000JAPAN」について

「00000JAPAN」は、災害時に回線がパンクしても安否確認や情報収集をスムーズに行うための無料WiFiサービスです

災害が起こると、情報収集や安否確認のためにたくさんの人が同一の回線にアクセスします。そうなると、回線がパンクし通信ができなくなります。もし、被災者に必要な情報が届かなければ、避難が遅れて2次被害が起こる恐れも。また、安否確認が取れなければ、被災者の家族や友人にも大きな不安を与えてしまいます。

00000JAPANは、災害時に起こる通信トラブルを見越して、契約している通信会社に依存せず、誰でも無料で通信できるように作られたWiFiサービスです。

00000JAPANは正しく使った方が無難!?

00000JAPANは正しく使った方が無難!?
00000JAPANは正しく使った方が無難!?

00000JAPANは、災害発生から72時間以内に開放され、誰でも自由に利用できます。いざ使えるようになった時のために、00000JAPANの正しい使用例を確認しましょう

・緊急時の安否確認
・災害に関する情報収集

これら以外の用途でも利用できるのですが、誰でも無料で使える分、リスクも潜んでいるため、上記以外で使用しない方が無難です。また、00000JAPANの危険性については、後ほど説明いたします。

00000JAPANはいつから発足されたの?

00000JAPANが発足されたきっかけとは?
00000JAPANが発足されたきっかけとは?

「00000JAPAN」が発足されたのは2013年1月。発足されたキッカケは東日本大震災です。

東日本大震災は大きな地震や津波により、日本を中心に甚大な被害をもたらしました。その結果、携帯通信網が広範囲にわたり停止。震災前の状況に復旧するまで1ヶ月を要し、その期間は通信ができない状況に陥りました。

今後このような状況を避けるべく、「無線LANビジネス推進連絡会」が協議を重ねた末に誕生したのが、00000JAPANなのです。

災害時の無料WiFi「00000JAPAN」の危険性について

00000JAPANは便利な一方、危険性も・・・
00000JAPANは便利な一方、危険性も・・・

災害時に回線が使えなくても連絡が取れるよう、誰でも無料で使える00000JAPANが誕生したのですが、利用にはリスクが伴います。内閣府から出された警鐘によると、通信が暗号化されていないため、攻撃者による盗聴や情報の奪取などのリスクがあるとのこと。

通常、WiFiは外部から通信内容がわからないよう、暗号化してからやり取りされます。しかし、00000JAPANは緊急時の利便性を優先するため、暗号化は行っていません。

ということは、通信内容は丸見え。個人情報を乗せれば、簡単に奪われてしまう可能性があります。もし、00000JAPANを使うことがあれば以下の利用、入力は控えましょう。

・ID
・パスワード
・個人情報
・お金が関係するサービス

また、このような危険性があるため、00000JAPANは最終手段として利用し、極力は携帯電話回線を利用するのが望ましいです。もし利用するなら、安否確認と情報収集のみで使うよう徹底しましょう。

1台WiFiルーターがあると便利かも

WiFiルーターがあると便利かも!?
WiFiルーターがあると便利かも!?

災害時は回線がパンクし、外部と連絡が取れなくなるかもしれません。そんな時に00000JAPANは心強い味方なのですが、便利な反面、危険性があるため極力安否確認と情報収集以外の利用は避けたいです。

こういった事態でも、安全に通信するなら00000JAPAN、携帯電話回線以外の通信手段があると便利です。

たとえば、1台WiFiルーターがあることで、災害時でも00000JAPANに頼らず、安否確認や情報収集をスムーズに進められます。

災害時にいち早く連絡したい、危険性があるWiFiは避けたい、という方は1台WiFiルーターを持っておくといいかもしれませんね!

WiFiストアでは様々なWiFiサービスをまとめています、WiFiルーターの比較も可能なので気になるWiFiがあったらチェックしてみてください。

まとめ

この記事をまとめると以下の通りです。

・災害時には誰でも無料で「00000JAPAN」というWiFi回線を利用できる
・安否確認や情報収集目的で使う
・発足は2013年1月で東日本大震災がキッカケ
・00000JAPANは暗号化されていないので情報漏えいの危険性がある
・リスクを避けてスムーズに連絡するなら1台WiFiルーターがあると便利

災害時は回線がパンクしやすくなります。家族への安否確認が遅れれば不安を募らせるかも知れませんし、情報収集ができなければ2次被害に遭う可能性も考えられます。00000JAPANは、緊急時に連絡が取れない方のための命綱なのです。

ただ、暗号化がされていないので情報漏えいの危険性は非常に高いです。くれぐれも個人情報は載せないよう、気をつけましょう

また、危険性を避けて安全に通信したいのなら、WiFiルーターを持っておくのもいいかもしれませんね。00000JAPANの危険性を把握し、家族、そして自分自身を災害から守りましょう!

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この記事を書いた人

WiFiストアは、Wi-Fiに関する情報メディアサイトです。

今、世の中にたくさんの通信サービスが提供されてます。一方、サービスが多すぎて、自分にぴったりのサービスを選ぶ事が難しいという声をたくさん耳にします。そこでWiFiストアは、皆様のそのような悩みを解決すべく、Wi-Fi(WiMAX、ソフトバンク、docomo、auなど)に関する情報を分かりやすく記事にして監修しています。例えば、おすすめのWi-Fiサービスをランキングにしたり、各サービスの口コミやレビュー、メリットデメリットをご紹介してます。WiFiストアの記事を読んでいただく事で、皆様にぴったりのWi-Fiは何かが見つかれば幸いです。

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