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ポケット型Wi-Fiのレンタルサービス「ゼウスWiFi」は、ドコモ、au、ソフトバンク、どの回線でも利用可能なクラウドWiFiです。
ゼウスWiFiは月額料金が安いことで知られ、新規申込先として候補に挙げる方が多い人気のあるポケット型Wi-Fiです。
ただ、人気が高いゆえにゼウスWiFiは話題に上がりやすく、他社のポケット型Wi-Fiと比較した場合に良くない話も多く聞かれます。
この記事では、ゼウスWiFiにまつわる口コミや評判を調査し、実際のサービスのメリットとデメリットを検証してみました。
これからゼウスWiFiの契約を考えている方は、ぜひこの記事を参考に検討してみてください。
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ゼウスWiFiにはどのような口コミ評判がある？
参照：ゼウスWiFi
なにかと評判に上がることが多いゼウスWiFiですが、実際にはどのような口コミ評判があるのか気になっている方も多いことでしょう。
ここでは、SNSで見かけたゼウスWiFiの口コミ評判をいくつか紹介します。
まずは、ゼウスWiFiの良い口コミ評判を見ていきましょう。
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ゼウスWiFiの良い口コミまとめ
全体的にコスパが良いという口コミが多く、公式が明示している宣伝通りに手を出しやすい月額料金がゼウスWiFiの最大の特徴と言えます。
気になる点として、ゼウスWiFiへの好意的な口コミが2,3年前のものに集中しているのが多い傾向です。
直近での良い口コミが少ないため、ゼウスWiFiの新規申込みを考えている方にとって気になるポイントとなるかも知れません。
古い口コミと現在のサービスが同じとは限らないため、現状のゼウスWiFiの使用感が気になる方が多く見られています。
SNS上では、ゼウスWiFiの使用感に関する口コミを呼びかけているユーザーの声が多く見られたのも印象的です。
次は、ゼウスWiFiの悪い口コミ評判を見ていきましょう。
ゼウスWiFiの悪い口コミまとめ
ゼウスWiFiの悪い口コミで特に多かったのが、通信速度が遅い・つながりにくいという声です。
Wi-Fiの電波は、使用する地域や周辺環境に影響されやすいので、判断するのは難しいところでしょう。
しかし、画像と一緒に通信速度や接続状況を報告するユーザーが多くもいるので、ゼウスWiFiはつながりにくいというイメージが持たれます。
良い口コミに比べて悪い口コミのほうが目立っている印象ですが、SNSでは特にそれが顕著となる傾向です。
ユーザーが多いほどそういった口コミも集まりやすいため、あくまで個人の主観として捉えておくべきでしょう。
好意的に捉えるなら、それほどゼウスWiFiは利用者の多い人気のサービスという見方ができます。
口コミ評判からわかるゼウスWiFiの全体的なイメージ
SNS上のゼウスWiFiに関する口コミ評判をまとめると、次のようなイメージになります。
・コスパが良く使いやすい
・通信速度が遅い
・つながりにくい
全体的に好意的意見はとしては「使いやすい」という内容が多く、シンプルな料金形態が初心者にもわかりやすい点が評価されているようです。
コスパについては実際に支払う月額料金（実質月額料金）などから数値化して判断することが望ましいです。
良い口コミとは対照的に、ゼウスWiFiは悪い口コミのほうが目立ちました。
TwitterでゼウスWiFiの評判を調べると、高確率で「通信速度が遅い」「つながりにくい」という口コミが出てきます。
スピードテストの結果や接続状況画面画像を添えて報告するユーザーもいるので、かなり信ぴょう性の高い情報と言えるでしょう。
ただし、報告されている方の利用環境や状況がわからないため、鵜呑みにするのは短絡的と思われます。
「そういう傾向にある」という情報に留めておき、ゼウスWiFiを契約する前の参考として見ておくのが良いでしょう。
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ゼウスWiFiの4つの特徴を紹介
ゼウスWiFiがどのようなサービスか、この項でみなさんに詳しく解説します。
ポケット型Wi-Fiをお探しの方は、ぜひ参考にしてください。
ゼウスWiFiとは？ゼウスWiFiの特徴を調査
ゼウスWiFiとは、運営元が株式会社HUMAN LIFEという会社のポケット型Wi-Fiレンタルサービスです。
2020年3月からサービスを開始し、他社と比べてまだ設立から間もない会社ということになりますね。
ゼウスWiFiはサービスの特徴として、次の4つを掲げています。
・クラウドSIMで全国どこでも使える
・海外でもそのまま使える
・大型液晶ディスプレイで見やすい端末本体
・キャンペーンで24か月間月額料金割引
それでは、上記4つの特徴について詳しく解説していきましょう。
▼クラウドSIMで全国どこでもつながる
クラウドSIMは、複数の通信回線を差し替えなしで利用できる通信技術です。
ゼウスWiFiはクラウドSIMを採用しているので、NTTドコモ・au・ソフトバンクの主要3キャリアの回線を使って対応エリアが全国に広がっています。
例えば、auのエリアでつながらない場合、クラウドサーバーに設置されているSIMが自動的にNTTドコモやソフトバンクの回線から、最適な回線を選んで自動的に接続することが可能です。
単一SIMに比べて、SIMを差し替えする手間がなく全国どこでもつながりやすいのがクラウドSIMのメリットになります。
▼海外でもそのまま使える
クラウドSIMは、利用プランを変更すれば海外でそのまま使うことが可能です。
従来のSIMを使用するポケット型Wi-Fiのように、海外用SIMを差し替えたり専用の端末に交換したりする必要がありません。
ゼウスWiFiを海外で利用する場合、海外データプランへの申請手続きを行います。
プランの変更手続きはオンラインで完結し、海外用の端末やSIMの用意は不要です。
国内で使っていた端末をそのまま持ち出して使える利便性の高さこそが、クラウドSIMのもうひとつの魅力と言えるでしょう。
▼大型液晶ディスプレイで見やすい端末本体
参照：ゼウスWiFi
ゼウスWiFiで使用する端末情報は、次の内容になっています。
| 機種名 | H01 |
|---|---|
| サイズ | 約126mm×64mm×13mm |
| 重量 | 約130g |
| ディスプレイ | 2.4インチ |
| 通信速度 | 下り：150Mbps 上り：50Mbps |
| 通信制限時 | 128kbps |
| 最大同時接続数 | 10台 |
| バッテリー容量 | 2,700mAh |
| 連続使用時間 | 約10時間 |
| コネクタ | USB Type-C |
端末はH01という機種を使用しており、スペック的には特筆すべき点はありませんが一般的なスペックといえます。
タッチパネル式のディスプレイは、サイズが2.4インチと大きくデータ通信量やバッテリー容量が見やすいものを使用しています。
端末の液晶画面からいつでもWi-Fiの接続状況やバッテリー残量を見れるので、通信制限が気になる方には使いやすいデザインです。
連続使用時間は最大10時間と長持ちするので、外出先の利用に向いているポケット型Wi-Fiと言えます。
▼キャンペーンで24か月間月額料金割引
ゼウスWiFiでは、新規申込者全員に初回24か月間の神コスパキャンペーンを実施しています。
もともとゼウスWiFiは新規申込特典として、月額料金の長期割引を実施していましたが、
料金プランのリニューアルに合わせて割引額が全プラン一新されました。
割引額はプラン料金から 最初の3か月間は最大61%まで割引され、4か月目～24か月目まで少額割引、25か月目以降からは基本料金が請求される仕組みです。
神コスパキャンペーンの注意点として、割引対象となる契約プランはスタンダードプランに限られています。
フリープランでは割引が適用されないので、ご注意ください。
ゼウスWiFiの2つの契約プラン
参照：ゼウスWiFi
ゼウスWiFiは、最初にスタンダードプランとフリープランから契約方法を選ぶ必要があります。
いずれも契約事務手数料3,300円で共通しているので、2つのプランの違いは契約期間のみです。
各契約プランの特徴をチェックしていきましょう。
▼スタンダードプラン
スタンダードプランの特徴は、次のとおりです。
・24か月間長期割引の対象
・最低利用期間2年
・期間中の解約違約金は通常月額料金1か月分相当
ゼウスWiFiの料金形態は、事務手数料以外に選んだ容量プランによって月額料金が決まります。
スタンダードプランの基本料金は月額2,508円〜で利用可能です。さらに神コスパキャンペーンの24か月長期割引が適用されてさらに安く利用することが可能です。
ただし、最低利用期間が2年に設定されていて、期間中の解約には選んだ容量プランの1か月分の通常月額料金相当の解約違約金を請求されます。
法律が改正された現在のポケット型Wi-Fiには、解約時の高額な解約違約金を請求されることはほとんどありません。
そのため、最低利用期間を含めても基本料金が安いスタンダードプランのほうがおすすめです。
▼フリープラン
フリープランの特徴は、次のとおりです。
・24か月間長期割引の対象外
・契約期間なし
・解約時に解約違約金が請求されない
スタンダードプランには最低利用期間があったのに対し、フリープランには契約期間がありません。
いつ解約しても解約違約金を請求されることがないのがメリットです。
ただし、フリープランは月額料金がスタンダードプランよりも高く、神コスパキャンペーンの長期割引対象外という大きなデメリットがあります。
ゼウスWiFiの解約違約金は月額料金1か月相当分であるため、以前のように数万円単位の高額請求ではありません。
解約違約金が緩和され、月額料金が圧倒的に安いスタンダードプランに比べるとフリープランのメリットはほとんど失われています。
スタンダードプランは長期利用になるほど基本料金の安さと長期割引のメリットが大きくなり、2年以上使えば解約金は0円で解約が可能です。
短期利用目的としても料金的なメリットが少なく、現状ではフリープランを選ぶメリットはほとんどないでしょう。
ゼウスWiFi選べる3つの容量プラン
ゼウスWiFiの料金コースは、3つあるデータプランから選ぶことが可能です。
スタンダードプランは元々の基本料金が安いことに加え、神コスパキャンペーンによって24か月目までの月額料金をさらに安く始めることができます。
| スタンダードプラン | 初月～3か月目 | 4か月目～24か月目 | 25か月目以降 |
|---|---|---|---|
| ギガ並盛 30GB | 980円/月（税込） | 2,361円/月（税込） | 2,508円/月（税込） |
| ギガ大盛 50GB | 1,480円/月（税込） | 3,106円/月（税込） | 3,278円/月（税込） |
| ギガ特盛 100GB | 1,980円/月（税込） | 3,212円/月（税込） | 3,828円/月（税込） |
| フリープラン | 初月～3か月目 | 4か月目～24か月目 | 25か月目以降 |
| ギガ並盛 30GB | 3,168円/月（税込） | 3,168円/月（税込） | 3,168円/月（税込） |
| ギガ大盛 50GB | 3,828円/月（税込） | 3,828円/月（税込） | 3,828円/月（税込） |
| ギガ特盛 100GB | 4,708円/月（税込） | 4,708円/月（税込） | 4,708円/月（税込） |
基本料金はスタンダードプランのほうが約700円前後と安く、長期割引を適用することで2年間の実質月額料金を約2,000円～3,000円程度に抑えることが可能です。
フリープランは30GBから3,000円以上の月額料金がかかり、100GBの場合は約5,000円とWiMAXの無制限プランに近い費用がかかります。
この料金差を見れば、ゼウスWiFiはスタンダードプランで契約するのがお得であると言えます。
また、ゼウスWiFiでは「おかわりGIGA」という追加データ購入が可能です。（2GB〜）ただし、1GB当たりの単価がプラン内で利用可能なGBと比較すると高いため計画的に利用しましょう。
おかわりGIGA料金表
| 2GB | 550円/回（税込） |
| 5GB | 1,100円//回（税込） |
| 10GB | 1,980円//回（税込） |
国外で使える海外データプラン
参照：ゼウスWiFi
ゼウスWiFiは、国外で使うための海外データプランが用意されています。
世界106ヶ国以上に対応し、端末はそのまま使えるので海外用のWi-Fiルーターを借りる必要がありません。
海外データプランは購入制の非課税で、国ごとに料金が異なります。
▼海外データプラン料金
| 1日プラン300MB | 330円～ |
| 7日プラン1GB | 680円～ |
| 30日プラン3GB | 1,490円～ |
ゼウスWiFiのマイページから「海外データプランを新たに購入する」を選べば、現地で電源を入れるだけでそのまま使うことが可能です。
データを追加購入する場合、同様の操作で簡単に追加購入できます。
ゼウスWiFiの3つのオプション
ゼウスWiFiのオプションは、次の3つの保証サポートサービスがあります。
| オプション名 | 月額料金 | 概要 |
|---|---|---|
| 端末あんしんオプション | 580円（税込） | 端末の自然故障や破損時の無償交換サポート |
| 丸ごと安心パック for ZEUS WiFi | 999円（税込） | ・パソコン本体の最安値提供 ・提供ソフトウェアの最安値提供 ・周辺機器の最安値提供 ・不要なパソコンや携帯の買取 ・電話サポートが無料 ・出張サービスが無料 |
| デジタルライフサポート 通常プラン | 660円（税込） | スマートフォンやタブレットなどのトラブル時に年1回まで最大5万円補償 |
| デジタルライフサポート プレミアムプラン | 990円（税込） | スマートフォンやタブレットなどのトラブル時に年2回まで最大20万円補償 |
ゼウスWiFiでは、端末の紛失や故障時に端末損害金19,800円（税込）を請求され、同様のレンタルWi-Fiサービス全体では最高比較的請求額が高額です。
旅行など外出利用が多い方は端末安心オプションへの加入をおすすめします。
丸ごと安心パック for ZEUS WiFiは、主にパソコン環境に関するサポートサービスですので、特に率先して加入する必要性は高くないでしょう。
デジタルライフサポートは、モバイル端末の故障や盗難時に、補償してくれるオプションです。
通常プラントプレミアムプランで月額料金が異なり、補償額やアフターサービスに違いがあります。
現在は2か月間無料キャンペーンを実施中です。
これらのオプションは新規申込み時に一度だけ加入することができ、途中加入や解約後の再加入はできません。
加入やオプションの解約は慎重に行うことをおすすめします。
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ゼウスWiFiのメリット
口コミ評判やサービス内容から、ゼウスWi-Fiのメリットをまとめたのが以下になります。
ゼウスWiFiのメリットまとめ
- キャリアの回線が使えるので対応エリアが広い
- 契約期間ありとなしが選べる
- 大型液晶ディスプレイで通信状態やバッテリー状況がわかりやすい
- パケットが足りなくなっても追加データを購入できる
- SIMの差し替えなしで海外でそのまま使える
それぞれのメリットについて、雑感とともに詳しく解説していきましょう。
端末代金が無料
ゼウスWiFiはレンタルサービスのため、端末本体に費用がかかりません。
契約事務手数料と月額料金のみで使えるので、初期費用をかけずに始めることが可能です。
3キャリアの回線が使えるので対応エリアが広い
ゼウスWiFiはクラウドSIMを使用しているので、国内主要3キャリアの回線を使うことが可能です。
クラウドサーバー側のSIMが、エリアごとに最適な回線を自動で切り替えるのでSIM差し替えの手間もありません。
対応エリアが広く、旅行などで各地に移動する機会が多い方におすすめです。
契約期間ありとなしが選べる
ゼウスWiFiは2年間の最低期間があるスタンダードプランと、契約期間なしのフリープランの2つから契約方法を選択可能です。
| 契約プラン | 解約違約金 |
|---|---|
| スタンダードプラン | データプランの月額料金1か月分相当 |
| フリープラン | なし |
スタンダードプランは24か月以内での解約に、データプランの月額料金1か月分を解約違約金として請求されます。
現在はスタンダードプランのメリットが大きいため、契約期間の有無は大きなメリットではなくなりました。
データプランによっては1か月以内の短期契約など、限定的な条件に限りフリープランのほうがお得になるケースがあります。
大型液晶ディスプレイで通信状態やバッテリー状況がわかりやすい
ゼウスWiFiで使用するH01は、大型の液晶ディスプレイを使用している端末です。
画面からWi-Fiの電波強度やバッテリー残量、データ消費量などが確認できます。
とっさに知りたい情報を把握でき、初心者の方も使いやすい使用感が魅力です。
パケットが足りなくなっても追加データを購入できる
ゼウスWiFiは、データプランの容量を使い切っても2GBから追加データの購入が可能です。
速度制限時は128kbpsと低速化するので、緊急時などには非常にありがたいサービスと言えます。
▼おかわりGIGA料金表
| 2GB | 550円/回（税込） |
| 5GB | 1,100円//回（税込） |
| 10GB | 1,980円//回（税込） |
追加データは1回ごと利用料金が発生するので、使用を控えないと思わぬ高額請求の原因になりやすいです。
容量を単価計算すると決して安くない料金なので、本当に必要なとき以外はあまり頼らないようにしましょう。
SIMの差し替えなしで海外でそのまま使える
ゼウスWiFiで使用されているクラウドWiFiは、海外で利用する場合にもSIMの差し替え不要でそのまま使うことが可能です。
マイページから海外データプランを購入するだけなので、端末を交換する必要もありません。
一般的なポケット型Wi-Fiは、海外では国外専用のSIMと端末に切り替える手続きが必要です。
ゼウスWiFiでは面倒な手続きも交換の手間もなく、オンラインで切り替えが行えます。
帰国した際は、マイページから国内専用データプランに切り替えるだけで済むので、海外旅行の機会が多い方にはゼウスWiFiは非常に便利です。
ゼウスWiFiのデメリット
次はゼウスWi-Fiのデメリットについて、まとめたものを紹介します。
ゼウスWiFiのデメリット
- 無制限プランはない
- 通信速度が不安定になりやすい
- 口座振替やコンビニ後払いができなくなる
- 本体は返却する必要がある
- 端末の損害金が高額
口コミ評判では特定の内容が指摘されたゼウスWiFiですが、ここではあまり触れられていないデメリットについて言及していきましょう。
月額料金は相場的に割高
ゼウスWiFiは初回の神コスパキャンペーンが目立っていますが、実際の月額料金は相場的に印象以上に安くありません。
各社とゼウスWiFiを通常月額料金の最安値で比較したものが以下です。
なお、実質月額料金は以下の方法で計算しています。
実質月額料金=（月額料金×契約月数+初期費用 - キャッシュバック・割引特典）÷契約月数
※契約年数の縛りがないものは契約月数37か月で計算。契約期間があるものは解約料がかからないタイミングで解約した場合の利用月数で計算。
| サービス名 | データプラン | 月額料金 |
|---|---|---|
| THE WiFi | 1GB | 1,298円（税込） |
| MONSTER MOBILE | 20GB | 1,980円（税込） |
| どこよりもWiFi | 100GB | 2,508円（税込） |
| ゼウスWiFi | 30GB | 2,508円（税込） |
| それがだいじWi-Fi | 30GB | 2,585円（税込） |
| クラウドWiFi | 20GB | 2,580円（税込） |
| AIR-WiFi | 100GB | 3,278円（税込） |
| MUGEN WiFi | 100GB | 3,718円（税込） |
最安値で比較した場合、ゼウスWiFiは比較的安いポケット型Wi-Fiに見えます。
では、100GBで比較した場合の月額料金を見てみましょう。
| サービス名 | データプラン | 月額料金 |
|---|---|---|
| どこよりもWiFi | 100GB | 2,508円（税込） |
| MONSTER MOBILE | 100GB | 2,948円（税込） |
| それがだいじWi-Fi | 100GB | 3,267円（税込） |
| AIR-WiFi | 100GB | 3,278円（税込） |
| クラウドWiFi | 100GB | 3,718円（税込） |
| MUGEN WiFi | 100GB | 3,718円（税込） |
| THE WiFi | 100GB | 3,828円（税込） |
| ゼウスWiFi | 100GB | 3,828円（税込） |
100GBで比較した場合、8社中でTHE WiFiと並んで月額料金は最高値です。
メールやサイト閲覧、標準画質の動画視聴程度であればゼウスWiFiの30GBプランでも十分ですが、HD動画や大容量データ通信を頻繁に行うヘビーユーザーには割高に感じられます。
ただし、長期割引があるので2年間の利用に限れば、ゼウスWiFiは特別に高いということはありません。
プランの選び方や使い方次第で、月額料金は高くなるリスクがあることを覚えておきましょう。
無制限プランはない
以前のゼウスWiFiには無制限プランがありましたが、リニューアルされてからは廃止されています。
現在は100GBが最大容量となっているので、超過すると速度制限がかけられてしまうので注意が必要です。
一般的なインターネットユーザーのデータ通信量は、1人あたり10GBが平均値とされているので、多くの方にとっては無制限プランだと持てあましてしまう可能性があります。
それでも無制限のポケット型Wi-Fiをお求めの方は、WiMAXの利用を検討することをおすすめします。
通信速度にこだわらない場合、4G LTEのポケット型Wi-Fiのほうがコスパ的にお得です。
通信速度が不安定になりやすいと言われている
Twitter上でもっとも多く見られたゼウスWiFiの口コミ評判が、通信速度が安定しないという内容です。
ゼウスWiFiの通信速度がどの程度なのか、「みんなのネット回線速度」で直近3か月の平均速度を調査したものが以下になります。
平均ダウンロード速度: 14.74Mbps
平均アップロード速度: 8.47Mbps
※2024年2月時点
ゼウスWiFiの検証回数が少ないので断定はできませんが、速度を調査された方の結果はいずれも速いとは言い難いものでした。
利用する際は、通信速度が安定しなくなる可能性が高いことを考慮したほうが良いでしょう。
口座振替やコンビニ後払いができなくなる
ポケット型Wi-Fiのレンタルサービスは、基本的にクレジットカード払い以外の選択肢がないことがほとんどです。
ゼウスWiFiの支払い方法は、現在はクレジットカード払いと口座振替・コンビニ払いが可能ですが、2023年7月31日をもって廃止されることが決定しています。
新規でコンビニ後払いの支払い方法は選べないので、クレジットカードを所持していない方はゼウスWiFiを契約すること自体ができません。
本体は返却の必要があり損害金が高額
ゼウスWiFiはレンタルサービスのため、解約後は端末本体を返却する必要があります。
もしも端末を返却期限内に返送できない場合、端末損害金として19,800円（税込）が請求されるリスクがあるので忘れずに返却しましょう。
端末の返却方法は、次の手順で行います。
ゼウスWiFiの返却手順
- ZEUS WiFiマイページにアクセス
- 「ご契約情報」から「サービスを解約する」を選ぶ
- 画面の指示に沿って手続きを開始する
- 解約月の翌月14日までに端末を指定の返却先に必着で返送する
端末の返送料は自己負担です。
着払いでは受け取ってもらえないので、必ず元払いで返送しましょう。
端末本体のほかに個装箱、付属USBケーブル、取扱説明書の一式をまとめ、以下の住所に返却します。
返却先住所
〒136-0075
東京都江東区新砂2-2-11
STLCビル荷捌き棟4F
ZEUS WiFi 返却窓口
返却の際には郵送にかかる日時を計算し、余裕を持って返却しておくとトラブルが起きたときにも対応しやすいです。
端末損害金に付属品などは含まれていないので、最悪でも端末本体はきれいな状態で返却しましょう。
できれば欠品がないよう、箱ごと大切に保管しておくことをおすすめします。
返却期限までに間に合ったとしても、返却本体に破損があった場合は端末損害金を請求されるので緩衝材などを敷いて梱包しておくのが無難です。
ゼウスWiFiを人気の他社WiMAX・モバイルWi-Fiと比較
ポケット型Wi-Fiを検討する際に忘れてはならないのが料金です。
いくらサービスが魅力的でも、他社より極端に高いのであれば優先度は低くなります。
そこでここでは、ゼウスWiFiの月額料金を他の人気のポケット型Wi-Fi（WiMAX・クラウド型Wi-Fi）と比較してみました。
なお、実質月額料金は以下の方法で計算しています。
実質月額料金=（月額料金×契約月数+初期費用 - キャッシュバック・割引特典）÷契約月数
※契約年数の縛りがないものは契約月数37か月で計算。契約期間があるものは解約料がかからないタイミングで解約した場合の利用月数で計算。
▼主要WiMAX・ポケット型Wi-Fiの料金比較
| 実質月額料金 | 月額料金 | 契約期間 | その他の費用 | |
|---|---|---|---|---|
| ZEUS WiFi （スタンダード） | 【30GB】2,334円 【50GB】3,050円 【100GB】3,221円 | 【30GB】初月～3か月：980円 4～24か月：2,361円 25か月～：2,508円 【50GB】初月～3か月：1,480円 4～24か月：3,106円 25か月目～：3,278円 【100GB】初月～3か月：1,980円 4～24か月：3,212円 25か月目～：3,828円 | 2年 | 事務手数料：3,300円 |
| 縛られないWiFi （縛られないコース） | 【30GB】3,280円 【50GB】3,830円 【ギガ放題】4,710円 | 【30GB】3,190円 【50GB】3,740円 【ギガ放題】4,620円 | なし | 事務手数料：3,300円 |
| 縛られないWiFi （1年おトクコース） | 【30GB】3,224円 【50GB】3,774円 【ギガ放題】4,544円 | 【30GB】2,970円 【50GB】3,520円 【ギガ放題】4,290円 | 1年 | 事務手数料：3,300円 |
| Broad WiMAX （ギガ放題コスパDXプラン） | 4,970円 | 初月：1,397円 1～36か月目：3,663円 37ヶ月目～：4,818円 | 2年 | 事務手数料：3,300円 端末料金：31,680円 |
| Broad WiMAX （ギガ放題縛りなしDXプラン） | 4,764円 | 初月：1,397円 1～36か月目：3,850円 37ヶ月目～：4,950円 | なし | 事務手数料：3,300円 端末料金：31,680円 |
| GMOとくとくBB WiMAX | 3,490円 | 端末発送月・1～2か月 目：1,474円 3～35か月目：3,784円 36か月目～：4,444円 | 2年 | 事務手数料：3,300円 端末料金：21,780円 |
| カシモWiMAX | 4,387円 | 初月：1,408円 2か月目～：4,378円 | なし | 事務手数料：3,300円 端末料金：21,780円 |
| クラウドWiFi | 【20GB】2,670円 【50GB】3,070円 【100GB】3,808円 | 20GB：2,580円 50GB：2,980円 100GB：3,718円 | なし | 事務手数料：3,300円 |
| 縛りなしWiFi | 【10GB】2,241円 【30GB】3,303円 【60GB】4,108円 【90GB】4,789円 | 【10GB】課金開始月～5か月目：1,980円 6か月目～：2,178円 【30GB】課金開始月～5か月目：2,800円 6か月目～：3,278円 【60GB】課金開始月～5か月目：3,480円 6か月目～：4,103円 【90GB】課金開始月～5か月目：3,940円 6か月目～：4,818円 | なし | 事務手数料：3,300円 |
| モバレコAir | 2,979円 | 1ヶ月目：1,320円 2～12ヶ月目：3,080円 13～36ヶ月目：4,180円 37ヶ月目～：5,368円 | なし | 事務手数料：3,300円 端末料金：71,280円 |
WiMAXならBroad WiMAX・GMOとくとくBB WiMAXがおすすめ
参照：GMOとくとくBB
ゼウスWiFiには、使い放題プランが用意されていません。
毎日たくさんのデータ通信をする場合は使い放題プランがあるBroad WiMAXやGMOとくとくBB WiMAXの方がおすすめです。
・実質月額料金を重視：GMOとくとくBB WiMAXがおすすめ
・契約期間なし：Broad WiMAXがおすすめ
実質月額料金を重視する方は、最も安いGMOとくとくBB WiMAXがおすすめです。
WiMAXの中でも特に安いサービスのため、料金重視の方にはぴったりでしょう。
一方で、契約期間に縛られたくない人は、Broad WiMAXがおすすめです。
契約期間の縛りがないだけでなく、他社回線の違約金負担最大19,000円キャンペーンもあるため、回線切り替えをする方はさらにお得に契約できるでしょう。
ホームルーターを使いたいならモバレコAirがおすすめ
参照：モバレコAir
ゼウスWiFiはポケット型Wi-Fiのみを扱っているサービスですので、自宅で使うホームルーターを検討している場合はモバレコAirがおすすめです。
モバレコAirは、端末代金はそこまで安くはありませんが、豪華なキャンペーンが非常に多いため、総合的に見ると非常に安くなっています。
・最大34,000円（詳しくは公式サイトをご覧ください）
・端末購入で端末代金が実質無料（3年契約で無料）
・最大10万円までの他社回線違約金負担
豊富なキャンペーンでかなりお得に契約できるため、ホームルーターや月額料金の安い回線を探している方にぴったりでしょう。
ゼウスWiFiの口コミ評判まとめ
Twitter上でのゼウスWiFiの口コミ評判の調査から、特に印象に残った内容をまとめると以下のようになります。
・割引期間中の料金が安い
・通信速度が遅い
・回線がつながりにくい
ゼウスWiFiは初回24か月間の月額料金割引が最大のメリットで、割引期間内の利用であればコスパは悪くないポケット型Wi-Fiです。
対応エリアが広いクラウドSIMを使用しているなど、一見すると非常に便利に受け取れますが、通信回線が不安定になりやすいという口コミが多く見られたのは不安材料と言えるでしょう。
ただし、通信回線が不安定になりやすいのは、ゼウスWiFiに限ったことではありません。
基本的にWi-Fiなどの無線LANは電波の繋がり方が周辺環境に影響されやすく、高速通信のWiMAXでも通信速度が不安定になることは珍しくないのです。
ゼウスWiFiは初回3か月の月額料金は業界最安クラスで、30GBプランは十分コスパが高いと言えます。
ヘビーユーザーには割高かもしれませんが、ほとんどの人は月間20GBもあればデータ通信量に困ることはありません。
以上のことから、手ごろでシンプルなゼウスWiFiはライトユーザーにおすすめのポケット型Wi-Fiです。
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