海外でWiFiを使うには? 海外で使えるWiFiルーターまとめ

【海外で利用できるおすすめのWi-Fiモバイルルーターをご紹介】
海外でネットを使うには、WiFiルーターは必要なのかわからない方も多いと思います。そこで今回は、海外でWiFiを使う方法やポケットサイズの海外用WiFiルーターのレンタルサービスを紹介します。海外へ出張や旅行に行く予定なら、この記事をぜひ参考にしてください!
WiFiストアからの申し込みならお得な特典がついてくるWiFiプランもあります。WiFi選びに迷ったらチェックしてみてください。
※本記事は2022年12月27日に更新されたものです。現在の状況とは異なる可能性があることを予めご了承ください。
海外でWiFiを使うには?

海外は日本よりWiFi環境が整っている地域も多いです。少しのあいだインターネットを利用する程度なら、ホテルや空港、商業施設にある無料WiFiを活用できます。
その他にも携帯会社の海外用WiFiプランやレンタルWiFi、海外で使えるモバイルWiFiルーターを活用するのも有効です。
ただ、それぞれメリットもある反面、デメリットもあります。その点も踏まえて、海外でのWiFi利用を検討しましょう。この項目では、各方法の詳細や注意点などを解説するので、参考にしてください。
ホテルや空港などの無料WiFiを使う

ホテルや空港など、WiFi環境が整っている場所もたくさんあります。国によっては商業施設にも、WiFiが完備されていることも。それらを活用すれば、地図の確認や目的地の情報収集なども行えます。無料で利用できるので、サクッと検索したい時に便利です。
しかし、無料のWiFiはセキュリティ面で不安な要素があります。個人情報の入力が必要な場面や、カード情報を打ち込むのはおすすめできません。
さらに、無料WiFiが完備されているスポットも限られています。ネットを利用したい時に、使えないこともあるので、自由にネットを活用したい方には不向きです。
スポット探しの面倒さも大きなデメリット。たくさんネットを使う予定なら、無料WiFi以外の方法も考えておきましょう。
携帯電話会社の海外用プランを使う

携帯電話会社が提供している海外用プランを活用するのもおすすめです。携帯会社によっては申し込み不要で使えるものもあり、手軽にネットを使いたい方にも最適となっています。
〇ahamo(アハモ)の場合
ドコモの格安スマホプランである「ahamo」で提供されている「20GB/月で2,970円(税込)」の料金プランでは、月間データ通信容量である20GBの範囲内で海外82の国・地域でパケット通信無料で利用することができます。
対応エリアとしては日本人の渡航先約95%※のエリアをカバーしています。
※株式会社NTTドコモ調べ。株式会社NTTドコモの海外データ利用者の2019年度実績より算出。
追加申込無し・追加料金なしで海外利用できるのは便利ですね。
ただしahamoの注意点として、海外で使えるのは連続して15日までです。また国内通信と合わせて20GB/月までで、それ以上のギガ数を海外で利用したい場合でも追加はできません。ahamoの大盛オプション(+80GB)を契約しても、大盛追加分の80GBは海外では使えません。
そのため、短期の海外旅行・海外出張で、データ通信容量が少なめでも大丈夫な方にはおすすめのahamoですが、15日を超える長期滞在の場合やデータ通信容量が少なめだと心配な方は、レンタルWiFiなど他のデータ通信手段を利用しましょう。
海外用のレンタルWiFiを利用する

海外で自由にWiFiを使いたいなら、海外用のレンタルWiFiを利用するのもおすすめです。さまざまな会社がレンタルWiFiを提供しており、現地の回線を使っているので、安定した通信速度を実現しています。
さらに、4G/LTE回線のほか、エリアは限られますが5Gにも対応しているため、海外でも高速通信でネットが楽しめるのも魅力の一つ。ルーターの受け取り・返却は空港内で行っている会社も多く、手軽にレンタルできるのも特徴です。
レンタルWiFiの料金システムは、1日あたり数百円から1,000円台であることが多く、料金は1日に使えるデータ容量や利用エリアによって変わります。利用頻度に合わせて柔軟に選択できるのも、レンタルWiFiだからこその魅力です。
ただし、期間によって料金が変わることもあるので、レンタルWiFiを使う際は、料金表も確認するよう注意しましょう。
国内・海外の両方で使えるモバイルWiFiルーターを使う

海外でWiFiを利用するなら、モバイルWiFiルーターを使うのもおすすめです。クラウドWiFiなら現地の回線を使って通信ができるため、現地の方と同じ通信クオリティでネットが利用可能に。国内でも利用できるので、普段使いと海外用を一つのモバイルWiFiルーターでやりくりできるのが大きな魅力です。
海外で快適なWiFi環境を獲得したいなら、クラウドSIM搭載のモバイルWiFiルーターも検討しましょう。
海外でも使えるクラウドWiFi

クラウドWiFiとは?
クラウドWiFiとは、SIMカード無しでクラウド上で情報管理できる技術のモバイルルーターのことです。プロバイダによっては、クラウドの中に日本国内以外の海外のSIM情報も管理されているのが特徴です。
そのため、端末だけ持っていれば海外でも手軽にWiFiが利用できます。
クラウドWiFiのメリット
そんなクラウドSIM搭載のモバイルルーターである「クラウドWiFi」を使うメリットは下記の通りです。
■クラウドWiFi(クラウドSIM搭載のモバイルルーター)のメリット
・料金も比較的安い
・現地での設定もいらずに手軽に利用できる
・国内での利用にも向いている
まず料金は他の通信会社に比べて安いです。WiMAX回線のモバイルルーターは通常4,000円台の会社が多いですが、クラウドWiFiは、月額3,000円台で利用ができます。海外利用の場合は、別途1日1,200円ほどで使えるプランがあるクラウドWiFiもあります。
そして、海外利用の際にはややこしい設定もいりません。SIM情報を自動的に切り替えてくれるので、現地に到着したら普段どおりモバイルルーターを起動するだけでOK。誰でも簡単に海外でネットが利用できるのも大きなメリットです。
クラウドSIM搭載のモバイルルーターであるクラウドWiFiは、普段使いとしても優れているのが魅力。国内で使用する場合、ドコモ、au、ソフトバンクの回線を使って通信でき、国内でも海外でも同じ端末をそのまま使えます。
海外利用におすすめのWiFiプラン
海外でWi-Fiが利用できると、インターネットを利用して行きたいお店までの道のりを調べたり、おいしい食事のお店を調べたりと、海外旅行や海外出張がより楽しく快適になりますね。
しかし、利用するサービスによって料金が大きく変わるため、どのサービスを利用するか、自分にはどのプランがあっているかを選ぶのはとても重要です。
ここからは海外利用におすすめのWiFiプランを紹介します。
①海外利用可能なモバイルルーター
海外でしかモバイルルーターを利用する予定がない場合は、海外利用可能なモバイルルーターを短期でレンタル契約するのがおすすめです。
サービス名 | プラン名 | 月額料金 | 海外利用料 ※利用国:韓国で比較 | 海外対応国数 |
---|---|---|---|---|
![]() | 1日定額4G/LTEプラン | 0円 | 570円~ (500MB/日) | 200カ国以上 |
![]() | 大容量プラン | 0円 | 870円~ (600MB/日) | 200カ国以上 |
![]() | 海外プラン | 440円 (別途21,780円の端末購入が必要) | 780円~ (500MB/日) | 100カ国以上 |
②国内でも海外でも利用できるクラウドWiFi
国内でも海外でも利用する場合は、現地に到着したら普段どおりモバイルルーターを起動するだけで海外利用可能なクラウドWiFiがおすすめです。
※1 ()内は国内利用の通信データ量です。
※2 キャンペーン適用には各種条件があります。詳しくは各サイトにてご確認ください。
すでにWiMAXなど海外利用不可のモバイルルーターをお持ちの方で、海外に行く頻度が高い方はこれを機にクラウドWiFiの検討をしてみるのもよいでしょう。
おすすめのクラウドWiFiは、AiR-WiFi

■AiR-WiFiの料金体系
〇月額料金
サービス名 | AiR-WiFi | |
---|---|---|
プラン名 | サクッとプラン | らくらくプラン |
月額料金(税込) | 3,278円 | 3,377円 |
〇海外利用料
海外利用時は上記月額料金とは別途、下記料金が必要になります。
プラン名 | AIR 01プラン | AIR 02プラン |
---|---|---|
対象国 | アジア・ヨーロッパ・アメリカ・オーストラリア | 中東 / アフリカ / 南米 |
料金(税込) | 1,320円 (1GB /日) | 1,760円 (1GB /日) |
AiR-WiFiの特徴
- ・1ヶ月間のお試しモニターサービスがある ※1
- ・世界135カ国で利用できる
- ・海外利用時はSIMの差し替え不要で電波を入れるだけで利用可能
※1 1ヶ月間のお試しモニターサービスは返却処理手数料1,100円(税込)、クリーニング・メンテナンス費用として1,870円(税込)の決済が発生いたします。
AiR-WiFiは、SIMの差し替え不要で電波を入れるだけで海外利用可能という手軽さが魅力です。国内では通常のポケット型WiFiとして利用し、海外に行く際もそのまま持っていって利用できます。対応国数は世界135カ国となっています。
また、1年プランのほか、契約期間なしオプション(月額330円~)の加入で、契約期間の縛りなしで解約金0円にカスタマイズできる点や、レンタル端末のため端末代がかからない点も魅力といえるでしょう。
国内でも海外でも利用予定があるなら、AiR-WiFiを検討してみてください。
海外でWiFi利用するときのよくある質問
Q1:海外用WiFiルーターをレンタルするメリットは?
海外利用する際には、ややこしい設定がいらない点が便利です。クラウドWiFiは、SIM情報を自動的に切り替えてくれるので、現地に到着したら普段どおりモバイルルーターを起動するだけでOK。誰でも簡単に海外でネットが利用できるのも大きなメリットです。
Q2:どこの国でも利用できますか?
契約するサービスにより異なります。本記事内で紹介しているサービスは、100カ国以上に対応しているサービスの中から紹介しています。そのため、日本人が渡航する主要な国はほぼ利用可能かと思いますが、詳しくは各サービスサイトにてご確認ください。
Q3:海外利用時にデータ通信容量が無制限のプランはありますか?
以下のサービス会社でデータ通信容量無制限プランの提供 ※があります。(2022年12月8日時点)
利用方法、想定利用データ通信量によってはデータ通信容量無制限プランを契約したほうが安くなることがあるので、自分に合ったプランで契約しましょう。
海外利用でデータ通信容量無制限プランのあるモバイルルーター(例)
- ・グローバルWiFi
- ・イモトのWiFi
- ・jetfi
※対象国など条件があります、詳しくは各サイトにてご確認ください。
Q4:海外用WiFiルーターをレンタルする際の注意点は?
海外用WiFiルーターは便利な反面、気をつけないといけないこともあります。
主に気を付けるべきポイントは以下です。
海外用WiFiルーターをレンタルする際の注意点
- ①海外用WiFiルーターの充電切れ
- ②通信料以外の料金
- ③申し込み国以外では通信をしない(電源はOFF)
順番に詳しく解説します。
①海外用WiFiルーターの充電切れ
端末により、バッテリーの持ちは異なります。スマホの充電だけでなく、海外用WiFiルーターの充電切れにも気をつけましょう。
海外の慣れない土地ではどこで充電できるかといった土地勘もないことが多いと思いますので、荷物に余裕があるならモバイルバッテリーも携帯すると安心です。
②通信料以外の料金
サービスによっては、空港受け取り手数料・保険料などがかかることがあります。
その他にも、紛失や盗難時は端末機器損害金などが設定されていることも。事前に加入する海外旅行保険で、万が一の紛失や盗難発生時は補償されるのかを確認し、補償されない場合は海外用WiFiルーター契約時に、オプションで補償サービスがあるかを確認し、ある場合は加入の検討をしましょう。
③申し込み国以外では通信をしない(電源はOFF)
契約したサービスによっては、申込時に利用国の指定が必要な場合があります。その場合、申込みした利用国や地域以外で、WiFi端末本体の電源を絶対に入れないようにしましょう。(日本での充電確認時は除く)
高額請求が発生することがあり、またその後の通信が出来なくなる場合があります。
まとめ
以上が海外で使えるWiFiルーターの解説です。海外でWiFiを利用する方法はいくつかありますが、手軽で自由にネットを使いたいなら、クラウドWiFi(クラウドSIM搭載のモバイルルーター)がおすすめです。
現地の回線を使った安定感のあるネット環境はもちろん、面倒な手続き不要でモバイルルーターだけを持っていけばOKという手軽さも魅力となっています。
今回紹介したAiR-WiFiをぜひ一度検討してみてください。
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