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【全18社】無制限で使えるポケット型Wi-Fi(モバイルWi-Fi)のおすすめを徹底比較!

無制限で使えるポケット型Wi-Fiはどれがおすすめ?

持ち運びできて無制限のモバイルルーターを知りたい…

このようにお悩みではありませんか?

無制限で使えるという売り文句が多いポケット型Wi-Fiですが、インターネットなどの口コミを見てみると「制限がかかった…。」「速度制限で遅い」といった意見を良く目にします。

ポケット型Wi-Fiのサービスを探している人は、この点で「結局どっちなの?」と悩んでしまうことが非常に多いです。

結論から言うと、完全に無制限で使えるポケット型Wi-Fiは存在しません。しかし、日常生活で利用する中で、「実質的に無制限と同じ感覚で利用できるポケット型Wi-Fi」は多く存在します。

そこでこの記事では、実質無制限で利用できるポケット型Wi-Fiのオススメを紹介します。また、合わせてポケット型Wi-Fiの無制限の仕組みや契約する際の注意点なども解説します。

実質無制限のポケット型Wi-Fiを探している方は参考にしてみてください。

目次

実質無制限のポケット型Wi-Fi総合評価でおすすめ3選!

★実質無制限おすすめ3選!

  • GMOとくとくBB WiMAX
  • FreeMax+5G
  • 楽天モバイル(ポケット型Wi-Fi)

ポケット型Wi-Fiのほとんどは、【実質】無制限という表記がされています。

実際のところ、ポケット型Wi-Fiに通信量完全無制限のサービスは存在していません。理由は後述しますが、基本的に国内の無制限ポケット型Wi-Fiは【ある条件下で】通信制限がかかってしまうケースがあります。

それらを踏まえた上で、上記のポケットWi-Fiは総合的なおすすめサービスとして紹介します。

提供する会社ごとにメリットやデメリットが異なるので、利用者のニーズに合わせたサービスを選ぶことが重要です。

【ポケット型Wi-Fiの表記に関して】

ポケット型Wi-Fiは、ポケットWi-Fiやモバイルルーター、モバイルWi-Fiなどさまざまな呼称で呼ばれます。実際日常生活では、どの呼称で呼んでも大きな違いはありません。

ただし、当記事内でも解説しますが、モバイルルーターの「Pocket WiFi(ポケットワイファイ)」という呼称はソフトバンクの商標になります。

そのため、当記事内では「ポケットWi-Fi」とは記載せず、「ポケット型Wi-Fi」という表記に統一しています。

データ容量無制限のポケット型Wi-Fi・モバイルWi-Fiを選ぶ時の基本知識

はじめに、ポケット型Wi-Fiに関する基本情報として以下の3つについて紹介します。

  • ポケット型Wi-Fi・モバイルWi-Fiには大きく3つの種類がある
  • 完全無制限のポケット型Wi-Fiは存在しない
  • Pocket WiFiという名称はソフトバンクが商標を持っている

これら3つの情報を押さえておくことで、自分に合ったサービスが見つかりやすくなります。そのため、しっかり事前情報として確認しておきましょう。

ポケット型Wi-Fi(モバイルWi-Fiには大きく3つの種類がある

ポケット型Wi-Fiと聞くと、何十社ものサービスを思い浮かべる方が多いですが、実はポケット型Wi-Fiは大きく3つの種類しかありません。

★ポケット型Wi-Fiの3つの種類

  • WiMAX系
  • クラウドSIM系
  • キャリア回線系

ポケット型Wi-Fiのサービスのほとんどは、上記3種類の端末に個別サービスを付けて提供されています。つまり、大元になる3つのポケット型Wi-Fiを理解しておくことで、「どのサービスが自分に合っているか」を簡単に把握できるのです。

そこでまずは、上記3種類の端末についてチェックしていきましょう。

WiMAX系

ポケット型Wi-Fiの中でも、特に知名度が高いのが「WiMAX」です。運営会社はUQコミュニケーションズ(今はKDDIの子会社)で、2009年にUQ WiMAXとしてサービスを提供したのが始まりです。

現在は、非常に多くの電気通信事業者がWiMAXを提供しています。以下は現在主流となっているWiMAXの特徴です。

★WiMAX系サービスの特徴

スクロールできます
使用回線・au
・WiMAX
主要機種(ポケット型Wi-Fi)・Speed Wi-Fi 5G X12
・Speed Wi-Fi 5G X11
・Galaxy 5G Mobile Wi-Fi
端末購入の有無購入またはレンタル(サービス・プランごとに異なる)
最大通信速度※1Speed Wi-Fi 5G X12
・下り最大速度:3.9Gbps
・上り最大速度:183Mbps
Speed Wi-Fi 5G X11
・下り最大速度:2.7Gbps
・上り最大速度:183Mbps
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi
・下り最大速度:2.2Gbps
・上り最大速度:183Mbps
平均通信速度(実測値)※2Speed Wi-Fi 5G X12
・下り最大速度:90.78Mbps
・上り最大速度:21.75Mbps
Speed Wi-Fi 5G X11
・下り平均速度:70.09Mbps
・上り平均速度:13.55Mbps
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi
・下り最大速度:73.21Mbps
・上り最大速度:15.54Mbps
月間最大データ容量WiMAX +5G(au 5G)
→実質無制限
WiMAX 2+
→実質無制限(3日間制限あり)
4G LTE
→7~30GB(サービス・プランごとに異なる)
月額基本料金UQ WiMAXの場合
4,950円(税込)
サービス提供エリア※4WiMAX +5G(au 5G)
WiMAX 2+
海外での利用不可
割引サービス・キャンペーンUQ WiMAXの場合
・オンラインショップ限定キャッシュバック
・WiMAX +5G割
・auスマートバリュー
・自宅セット割など

※1 通信速度は、送受信時の技術規格上の最大値であり、実際の通信速度を示すものではありません。
※2 2023年9月5日時点みんなのネット回線速度からのSpeed Wi-Fi 5G X11の平均速度になります。
※3 一定期間内で大量データ通信の利用があった場合、通信速度に制限がかかる場合があります。
※4 詳細は「UQ WiMAX対応サービスエリア」をご覧ください。

WiMAXの特徴をまとめると以下の通りです。

  • 最新端末は下り速度最大3.9Gbpsで通信品質が高い
  • データ通信容量に上限がなく実質無制限で使える
  • 契約できる会社が多く、それぞれ料金体系や展開キャンペーンが異なる

通信品質やデータ無制限を求めるなら、WiMAXが最もおすすめのサービスと言えます。WiMAX系サービスは提供端末のスペックが高く、データ通信量が実質無制限で使えるのが魅力です。

また、WiMAX回線を利用したサービスは、契約できる会社の数が豊富にあります。国内のWiMAX回線は、UQコミュニケーションズ株式会社が参入会社に回線を卸しています。

契約会社ごとに月額割引やキャッシュバックなどキャンペーンに独自性があるので、自分の好みに合った契約会社を選びたい方におすすめです。

WiMAXは対応エリアが主要都市部や町中がメインで、人口カバー率が99%と都市部で生活する方なら問題なく使えるでしょう。

しかし、サービスエリアが都市部に集中しているので、一部の地方・郊外や山間部では対応していない可能性があります。自分の生活圏内がWiMAXを使える対応エリアかを調べ、利用環境を確認してから申し込むことが重要になるでしょう。

★WiMAX回線を利用している人気サービスの一例

  • GMOとくとくBB WiMAX
  • Broad WiMAX
  • カシモWiMAX
  • Vision WiMAX

などがあります。

【WiMAXの3日で一時的通信制限に関して】

WiMAXと聞くと「3日間の通信量に上限がある」というイメージを持っている方が多いでしょう。確かに、以前まで提供されていた「WiMAX 2+プラン」では、3日間でトータル10GBまでという制限が存在していました。

今でも当時の名残があり、WiMAXには3日間の制限があると勘違いされることがよくあります。

当時のWiMAX 2+は3日間で10GB、のちに登場した「WiMAX +5Gプラン」では15GBに増量されましたが、3日間制限があることは変わりませんでした。

しかし、2022年2月1日に3日で15GB制限を各社撤廃することを発表し、それ以降WiMAX +5Gの3日間で15GB制限は廃止されました。

表向きは無制限で使える仕様に変更されたWiMAX +5Gプランですが、一定期間に大量のデータ通信利用があれば、通信制限がかかる場合があるという仕様に変更されています。

「一定期間内に大量のデータ通信」について、明確な基準は公式からの発表がされていません。SNSでは、3日間でどれくらい使えるかを検証している方からの報告が見られます。

通信制限の具体的な基準は明確ではありませんが、今のところは毎日利用しても特に支障が出ることはないようです。

ただし、WiMAX回線は帯域幅を複数のユーザーと共有しているため、利用エリアや混雑時間帯による同時接続数によって通信状態への影響を受ける場合があります。

WiMAX利用者の多い地域や時間帯ピーク時など、接続が集中する状況だと通信制限がかかる可能性を考慮しておきましょう。

クラウドSIM系

近年のポケット型Wi-Fiでは主流となりつつあるのが、クラウドSIM系サービスです。クラウドSIMとは、SIMカードの情報をクラウドサーバーで管理することにより、端末にSIMカードが必要なくオンラインで完結できる通信技術です。

従来のポケット型Wi-Fiは、SIMカードから個人情報やデータを読み込むのが一般的でした。

クラウドSIMでは、インターネットを通じて契約者情報の更新・変更・回線情報を管理するので、プランの変更や回線の切り替えにSIMカードを交換する必要がありません。

また、クラウドSIM系は利用できる回線が複数あり、現在地に合わせて最適な回線へ自動接続する機能を備えています。

たとえば、auの回線が繋がりにくいエリアに移動した場合、そのエリアで繋がりやすい別の回線をクラウドSIMが判断して自動接続されます。

クラウドSIMで接続できる回線は、提供されているサービスごとに異なります。au、ドコモ、ソフトバンクの3キャリアが主なクラウドSIMの対応回線なので、自分の好みに合ったサービスを選びましょう。

そのほか、クラウドSIMは海外でも使用でき、国内から海外に端末を持ち出す際もオンラインで簡単に海外利用への切り替え手続きができます。

以下の表は、クラウドSIM系サービスの特徴です。

★クラウドSIM系サービスの特徴

スクロールできます
使用回線※1・au
・ドコモ
・ソフトバンクなど
主要機種(ポケット型Wi-Fi)・D1
・H01
・NA01
・U3など
端末購入の有無レンタルのみ
最大通信速度※2D1 
・下り最大速度:150Mbps
・上り最大速度:50Mbps
H01 
・下り最大速度:150Mbps
・上り最大速度:50Mbps
NA01
・下り最大速度:150Mbps
・上り最大速度:50Mbps
U3
・下り最大速度:150Mbps
・上り最大速度:50Mbps
平均通信速度(実測値)※3実測値データなし
月間最大データ容量サービス例:20~100GB
サービス提供エリアドコモ
・au
・ソフトバンクの回線エリア
月額基本料金サービス例:約2,000~4,000円程度
海外での利用
割引サービス・キャンペーン月額料金割引キャッシュバックなど

※1 サービスごとに利用できる回線が異なります。
※2 最大通信速度は技術規格上の最大値であり、実際の通信速度を示すものではありません。
※3 2023年9月5日時点「みんなのネット回線速度」のデータ参照

クラウドSIM系サービスの特徴をまとめると以下の通りです。

  • インターネットから情報を読み込むのでSIMカードの差し替え不要
  • 利用エリアに合わせて最適な回線に自動接続してくれる
  • 海外でもSIMカードや端末変更不要で利用できる
  • 通信速度はWiMAXに比べると遅く容量には上限がある

クラウドSIMは、SIMカードが不要なため、差し替え交換なしに自動で回線の切り替えができます。使用できる回線は契約したサービスごとに異なり、接続できる回線を任意で選べないので、この点は注意しておきましょう。

また、クラウドSIM系サービスにはデータ容量無制限のプランがありません。提供サービスごとに契約プランで月間容量上限が決まっていて、最大で100GBが一般的です。

多くのクラウドSIM系サービスでは20~100GBの契約プランを用意しており、サービスによっては1GBや3GB、最大300GB以上の大容量が使えるケースがあります。

オンラインゲームや4K/8Kなどの高画質動画を視聴したいユーザーには、クラウドSIM系サービスは快適性で不都合を感じる可能性があります。

以上のことから、クラウドSIM系サービスはネットサーフィンやSNS利用を主体とするライトユーザーに適したポケット型Wi-Fiと言えるでしょう。

大容量データ通信が必要なオンラインゲームや、高画質動画の視聴や複数人による同時接続を必要とするネット環境では、クラウドSIM系サービス以外をおすすめします。

★クラウドSIMが利用できるサービスの一例

  • どんなときもWiFi
  • ZEUS WiFi
  • THE WiFi
  • Mugen WiFi

などがあります。

キャリア回線系

そして最後3つ目が、国内の主要な通信キャリアが提供しているポケット型Wi-Fiです。

国内の主要キャリアは、携帯電話会社の大手である「ドコモ」「au」「ソフトバンク」「楽天モバイル」の4社を指します。

なお、auのポケット型Wi-FiはWiMAX系と同じ回線、端末なので、ここではauを除いた3社について解説しましょう。

キャリア回線系サービスの特徴は以下の通りです。

★キャリア回線系サービスの特徴    

スクロールできます
使用回線・au
・ドコモ
・ソフトバンク
・楽天モバイル
キャリア別主要機種(モバイル型Wi-Fi)・ドコモ:Wi-Fi STATION SH-54C
・ソフトバンク:Pocket WiFi® 5G A102ZT
・楽天モバイル:Rakuten WiFi Pocket 2C
端末購入の有無購入
最大通信速度※1※2Wi-Fi STATION SH-54C
・下り最大速度:4.9Gbps
・上り最大速度:1.1Gbps
Pocket WiFi® 5G A102ZT
・下り最大速度:3.0Gbps
・上り最大速度:110Mbps
Rakuten WiFi Pocket 2C
・下り最大速度:150Mbps
・上り最大速度:50Mbps
平均通信速度(実測値)※3Wi-Fi STATION SH-52A
・下り平均速度:113.37Mbps
・上り平均速度:18.88Mbps
Pocket WiFi® 5G A102ZT
・下り平均速度:62.88Mbps
・上り平均速度:15.87Mbps
Rakuten WiFi Pocket
・下り平均速度:28.96Mbps
・上り平均速度:19.56Mbps
月間最大データ容量※4無制限(ソフトバンクは最大50GBまで)
サービス提供エリア各キャリアが保有する回線エリア
月額基本料金ドコモの場合:5,665~7,315円(税込)
ソフトバンクの場合:990~5,280円(税込)
楽天モバイルの場合:1,078~3,278円(税込)
サービス提供エリア各キャリアが保有する回線エリア
海外での利用※5
割引サービス・キャンペーンドコモの場合:ドコモ光セット割dポイントキャンペーンなど
ソフトバンクの場合:特になし
楽天モバイルの場合:Rakuten WiFi Pocket1円キャンペーンなど

※1 最大通信速度は技術規格上の最大値であり、実際の通信速度を示すものではありません。
※2 最大速度は5G回線接続時になります。
※3 2023年9月5日時点みんなのネット回線速度調べによる平均速度になります。
※4通信状況によって品質維持のために速度制限がかかる場合があります。
※5 海外ローミングサービスでの接続になります。

キャリア回線系サービスについて少し解説しますと、無制限で使えるポケット型Wi-Fi専用のプランがあるわけではありません。

ドコモの場合

まず、ドコモにはポケット型Wi-Fi専用プランがなく、スマホの料金プラン「eximo」を契約する必要があります。そのため、スマホとポケット型Wi-Fiのどちらを使っていても同じ料金が発生します。

ソフトバンクの場合

次にソフトバンクではポケット型Wi-Fiのデータプランがありますが、無制限プランの提供を行っていません。無制限はスマホの契約プランのみで、ポケット型Wi-Fiのデータプランは月間上限が50GBまでとなっています。

楽天モバイルの場合

そして楽天モバイルはスマホプランの「Rakuten最強プラン」がポケット型Wi-Fiと共用になりますが、使用端末は5G回線に対応していません。楽天モバイルは5Gサービスの提供を2020年から開始していますが、対応端末はスマホ端末のみでポケット型Wi-Fiは5G回線に非対応です。

そのため、下りの最大通信速度は150Mbpsと4G LTE回線として見ても決して速いわけではなく、キャリア回線系では唯一通信速度が1Gbpsを満たしてしていません。楽天モバイルのアドバンテージと言えるのは、無制限プランが他社キャリアよりも安い点です。

楽天モバイルの契約プランは3段階の従量定額制のため、テータ通信量が~3GB、~20GB、20GB超過で月額料金が変動します。

また、20GBを超えるといくら使っても3,278円以上課金されることはなく、無制限で使えるのが特徴です。傾向的に月額料金が高いイメージのあるキャリア回線系ですが、無制限プランが3,000円台で使えるのは破格と言えるでしょう。

キャリア回線系の無制限プランのまとめ

以上を踏まえ、キャリア回線系の無制限プランの総評が以下になります。

  • 高速通信・高品質でデータ容量無制限ならドコモ
  • 月額料金を抑えたいなら楽天モバイル
  • ソフトバンクには無制限プランがない

ソフトバンクは端末が高性能で高速通信が可能ですが、無制限プランがないうえに上限の50GBプランは月額5,000円以上かかります。

WiMAX系やドコモの無制限プランと同額以上の月額料金でありながら、月間50GBまでというのはコスパが悪いと言わざるを得ません。

ドコモは国内最速クラスの最大4.9Gbpsの高速通信を無制限で使用することができ、ドコモのスマホとのセット割が使えます。

一方、楽天モバイルは5G回線非対応な上に最大通信速度150Mbpsはドコモに比べて見劣りしますが、最大の魅力は月額料金の安さです。

他社キャリアのようにセット割はありませんが、それを補うだけの安さと言えるでしょう。とは言え、キャリア回線系で無制限プランは選択肢がほとんどないため、選ぶユーザーが限定されると言えるでしょう。

完全無制限のポケット型Wi-Fiは存在しない

すでに記載しましたが、完全に無制限で使えるポケット型Wi-Fiは存在しません。データ容量無制限とされている「WiMAX系」や「キャリア回線系」でも、何かしらの制限はついてしまいます。

たとえば、WiMAXでは公式サイトに以下のように記載されています。

「一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります。」
UQ WiMAX公式サイトより引用

「一定期間内に大量のデータ通信」とありますが、目安は明確にされていません。一般的なインターネットのデータ通信量は、メールやチャット、ストリーミング動画視聴でも1日100メガバイトとされています。

ポケット型Wi-Fiでそれ以上、またはギガを超えるデータ通信量が継続されれば、通信制限がかかってしまうケースが考えられるでしょう。

そのようなケースは日常的には起こりにくい状況なので、一般的な常識の範囲で利用する分には制限がかかることは少ないです。そのため、多くのサイトで無制限と紹介されています。

この記事でも「無制限」と記載していますが、基本的に上記の点を考慮した上での「実質無制限」になりますので、その点は注意してください。

Pocket WiFi®という名称はソフトバンクが商標を持っている

最後にポケット型Wi-Fiの呼び方について、簡単に紹介します。ここまで統一してポケット型Wi-Fiという呼び方で紹介してきましたが、あくまで一般的な呼称として使用しているものです。

ポケット型Wi-Fiの呼称の一例を以下に紹介します。

★ポケット型Wi-Fiの呼称の一例

  • ポケット型Wi-Fi
  • Pocket WiFi®
  • 持ち運びWi-Fi
  • モバイル型Wi-Fi
  • モバイルWi-Fi
  • モバイルルーター

上記の中で「Pocket WiFi®」という名称は、ソフトバンクの商標名です。

記事内でPocket WiFi®、もしくはポケットWi-Fiの単語を使用してしまうと商標の権利侵害に抵触してしまうため、この記事ではポケット型Wi-Fiなどの呼称でサービスを記載しています。

当サイト以外でも、ポケット型Wi-FiやモバイルWi-Fiと記載されるケースが多くなるため、事前に把握しておくとサービスを理解しやすくなるでしょう。

【全18社】無制限で利用できるポケット型Wi-Fiの料金・速度・キャンペーンなどを徹底比較

それではここからは、本題部分である「無制限で利用できるおすすめのポケット型Wi-Fi」を紹介していきます。はじめに、無制限で利用できるポケット型Wi-Fiを一覧で比較して、中でもおすすめのサービスをまとめます。

さらにその中から「総合評価」「料金重視」「速度重視」でそれぞれ紹介しますので、より自分にあったサービスを見つけられるでしょう。

★無制限で使えるポケット型Wi-Fiの比較表     

スクロールできます
サービス名※1種類月額料金(割引適用後)※2キャンペーン
GMOとくとくBB×WiMAXWiMAX系初月:1,089円
1~12か月目:3,784円
13~35か月目:4,334円
36か月目~:5,104円
最大40,000円キャッシュバック
Broad WiMAXWiMAX系ギガ放題コスパDXプラン
初月:1,397円
1~36か月目:3,773円
37か月目~:4,818円
ギガ放題縛りなしDXプラン
初月:1,397円
1~36か月目:3,960円
37か月目~:4,950円
最大19,000円キャッシュバック
BIGLOBE WiMAX
(ギガ放題プラスS)
WiMAX系初月:0円
1~24か月目:3,773円
25か月目~:4,928円
プラン料金値引き特典
カシモ WiMAXWiMAX系縛りなしプラン
初月:1,408円
1か月目~:4,378円
縛りなしSA端末プラン
初月:1,408円
1か月目~:4,818円
端末分割代サポート
UQ WiMAXWiMAX系ギガ放題プラスS
1~13か月目:4,268円
14か月目以降:4,950円
ギガ放題プラスS Netflixパック
1~13か月目:5,654円
14か月目以降:6,336円
WiMAX +5G割Try WiMAX
Vision WiMAXWiMAX系ギガ放題2年プラン
初月:1,408円
1~24か月目:3,872円
25か月目~:4,532円
ギガ放題フリープラン
初月:1,474円
1~24か月目:4,048円
25か月目~:4,532円

5,000円キャッシュバックお得なトリプル0円キャンペーン
DTI WiMAX
(+5G 対応プラン)
WiMAX系1~25か月目:4,180円
26か月目~:4,730円
21,780円キャッシュバックはじめる割
5G CONNECT
(2年契約プラン)
WiMAX系2年契約プラン(3ヶ月おまとめ支払い)
1,4,7,10,13,16,19,21か月目:9,454円
25か月目~:4,950円/月
上記以外:0円
2年契約プラン(基本月額料金)
初月~15か月目:4,727円/月
16か月目~24か月目:4,298円/月
25か月目~:4,950円/月
縛りなしプラン
5,250円/月
30日間無料お試しキャンペーン
ヨドバシ WiMAX
WiMAX系ギガ放題プラス 期間条件なし
初月:0円
1~25か月目:4,268円
26か月目~:4,950円
ギガ放題プラスS
初月:0円
1~13か月目:4,268円
14か月目~:4,950円
ギガ放題プラスS Netflixパック
初月:0円
1か月目以降:5,654円
ヨドバシカメラ商品券5,000円キャッシュバック
BIC WiMAXWiMAX系BICギガ放題プラスS
初月~13か月目:4,268円
14か月目~:4,950円
BICギガ放題プラス
初月~25か月目:4,268円
26か月目~:4,950円
BICギガ放題プラスS Netflixパック
初月~13か月目:5,654円
14か月目~:6,336円
WiMAX +5G割端末代金最大16,500円分キャッシュバック
Baycom WiMAXWiMAX系初月~12か月目:4,059円
13か月目~24か月目:4,268円
25か月目~:4,950円
初期費用無料WiMAX +5G 2年割キャンペーンWiMAX +5G 1年割キャンペーンネット乗り換え6,000円分商品券キャンペーン
FreeMax+5GWiMAX系4,800円なし
縛られないWiFiWiMAX系ギガ放題プラン縛られないコース
4,620円
ギガ放題プラン1年おトクコース
4,290円
どんなときもWiFiMAXプラン5G対応コース
4,840円
おトク割
どんなときもWiFiWiMAX系WiMAX5G MAXプラン
4,840円
オトク割
シンプルWiFiWiMAX系4,840円なし
ドコモ
(eximo)
キャリア回線系7,315円eximoお試しで2,000ポイントプレゼントキャンペーン
au
(モバイルルータープラン)
WiMAX系1~13か月目:4,908円
14か月目~:5,458円
5Gルーター割
楽天モバイルキャリア回線系0~3GB:1,078円/月
3GB超過~20GB:2,178円/月20GB超過~:3,278円/月
なし

※1 サービス名の()内は無制限プランになります。
※2 料金はすべて税込になります。

【総合評価】無制限で使えるポケット型Wi-Fiのおすすめ3選

無制限のポケット型Wi-Fiの中で、特におすすめと言えるのが以下の3社です。初期費用、月額料金、通信速度など、サービスの比較で「どこの会社が良いか悩んでしまった…。」という方は下記のサービスから選んでみてください。

★無制限で使えるポケット型Wi-Fiのおすすめ3選

  • GMOとくとくBB WiMAX
  • FreeMax+5G
  • 楽天モバイル

GMOとくとくBB WiMAX

参照元:GMOとくとくBB
スクロールできます
サービス名GMOとくとくBB WiMAX
プラン名WiMAX +5G ギガ放題プラス
最低利用期間※12年(以降いつでも解約可能)
基本月額料金初月:1,089円(税込)
1~12か月目:3,784円(税込)
13~35か月目:4,334円(税込)
36か月目~:5,104円(税込)
(月額料金割引適用時の料金)
初期費用3,300円(税込)
端末代金27,720円(税込)
(分割770円(税込)×36回)
キャンペーン※2最大40,000円キャッシュバック月額料金割引き
実質月額料金※34,161円(税込)(25か月間利用の場合)
支払い方法クレジットカード
使用回線au 5G /4G LTE
WiMAX 2+
使用端末Speed Wi-Fi 5G X12
最大通信速度※4下り最大速度:3.9Gbps
上り最大速度:183Mbps
平均通信速度2023年8月時点でデータなし
公式サイトGMOとくとくBB WiMAX公式サイト

※1 期間内の解約で解約違約金1,100円(税込)が発生します。詳しくは公式サイトをご覧下さい。
※2 適用には諸条件があるので、詳しくは公式サイトをご覧下さい。
※3 計算式は(契約月数の基本月額料金+初期費用+端末代金-キャンペーンなどの割引額)÷契約月数です。
※4 最大通信速度は技術規格上の最大値であり、実際の通信速度を示すものではありません。

WiMAXの中で、最もおすすめのサービスが「GMOとくとくBB WiMAX」です。GMOとくとくBBは、2009年よりインターネットサービスプロバイダとして運営している大手企業のひとつになります。

光コラボの「GMOとくとくBB光」の運営のほか、auひかりやドコモ光、フレッツ光などの光回線を中心としたISP事業を展開する会社です。

実績を積み重ねてきた企業の信頼度は高く、豊富なノウハウを生かしたユーザーサポート面で品質の高いサービスが期待できます。

GMOとくとくBB WiMAXのメリット

  • 長期の月額割引と高額キャッシュバックで実質の月額料金が安い
  • WiMAXの最新端末「Speed Wi-Fi 5G X12」が使える
  • auとUQモバイルのセット割が使える

GMOとくとくBB WiMAXの魅力は、豊富なキャンペーンやセット割、長期割引による月額料金の安さです。

2023年6月1日に発売された、通信速度がひとつ前の機種から1.5Gbpsも向上した5G SA対応最新端末「Speed Wi-Fi 5G X12」が購入できるのがポイントと言えるでしょう。

また、GMOとくとくBB WiMAXでは、auとUQモバイルのセット割が使えます。一方、以下のようなデメリットもあります。

GMOとくとくBB WiMAXのデメリット

  • 契約期間は実質3年
  • 個人契約はクレジットカード支払いにしか対応していない

GMOとくとくBB WiMAXで端末を分割購入した場合、毎月770円(税込)の請求が最大36回発生します。仮に2年後の24か月後に解約した場合、解約違約金は発生しませんが、端末代金の総額27,720円(税込)の残債分が請求されることになります。

解約違約金は1,100円(税込)と少額ですが、早い時期に解約してしまうと端末代金残債分が大きな負担となりかねません。

GMOとくとくBB WiMAX公式サイトでは、契約期間実質縛りなしと明記されているので、混乱しやすい点も難点です。

また、GMOとくとくBB WiMAXの支払い方法がクレジットカードのみになるので、人によっては大きなデメリットになり得る場合があります。

契約期間や支払い方法という制約はありますが、コスパが高く非常に満足度の高いポケット型Wi-Fiであると言えるでしょう。WiMAXを検討する上で、最優先候補におすすめのサービスです。

FreeMax+5G

freeMAX 5G top
参照元:FreeMax+5G
スクロールできます
サービス名FreeMax+5G
プラン名モバイルルータープラン
最低利用期間1か月
基本月額料金4,800円(税込)
初期費用3,300円(税込)
端末代金なし(レンタル)
キャンペーンなし
実質月額料金
※31
4,889円(税込)
(37か月間利用の場合)
支払方法クレジットカード
使用回線WiMAX +5G(au 5G) /4G
LTEWiMAX 2+
使用端末Galaxy 5G Mobile Wi-Fi
最大通信速度※2下り最大速度:2.1Gbps
上り最大速度:183Mbps
平均通信速度※3下り最大速度:72.29Mbps
上り最大速度:15.47Mbps
公式サイトFreeMax+5G公式サイト

※1 計算式は(契約月数の基本月額料金+初期費用+端末代金-キャンペーンなどの割引額)÷契約月数です。
※2 最大通信速度は技術規格上の最大値であり、実際の通信速度を示すものではありません。
※3 2023年9月5日時点みんなのネット回線速度調べによる平均速度になります。

基本的に端末購入が多いWiMAXサービスですが、こちらの「FreeMax+5G」はレンタルでWiMAXをお手頃に使えます。

FreeMax+5Gの提供会社は、WiFi東京レンタルショップやクラウドWiFiを運営する株式会社ニッチカンパニーです。

短期レンタルや期間なし・解約違約金なしのレンタルサービスを中心に展開されている会社なので、FreeMax+5Gにもその特徴を反映させたサービスが盛り込まれています。

FreeMax+5Gのメリット

  • レンタル料金、端末代金不要
  • 契約期間、解約違約金なし
  • 店頭受け取りなら最短即日で利用できる

FreeMax+5Gはレンタルサービスなので、端末代金不要で月額料金のみで使える手軽さが特徴です。

レンタル料金は月額料金に含まれているので、必要な費用がシンプルでわかりやすいのも初心者におすすめのポイントとなります。

FreeMax+5Gは端末を配送受け取り以外に、運営本社がある店舗で直接受け取りができます。近隣にお住まいの方は、店頭受け取りで即日から使えるので検討してみてください。

FreeMax+5Gの店頭受け取り住所

〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-8-13 栗原ビル3F

次に、FreeMax+5Gのデメリットには以下のようなものがあります。

FreeMax+5Gのデメリット

  • auとUQモバイルのセット割が使えない
  • 個人契約はクレジットカード支払いにしか対応していない
  • 15日間お試し無料が使いにくい
  • キャンペーンが基本的にない

FreeMax+5Gには、ほかのWiMAXサービスで使えるauとUQモバイルのセット割が使えません。中にはセット割を提供しているレンタルサービスもありますが、FreeMax+5Gは非対応なので要注意です。

支払い方法は多くのWiMAXサービス同様、クレジットカード払いのみとなります。

そしてFreeMax+5Gの15日間の無料お試し期間ですが、以下に挙げる注意点からわかるように制約が多いので使いづらい印象です

FreeMax+5G 15日間無料お試し期間の注意点

  • 返却期限は商品到着から返送までを含めた15日以内
  • 15日未満での短期レンタルを目的とした場合は1か月分の月額料金が発生
  • お試し利用期間中のデータ使用容量が15GB以上で1か月分の月額料金が発生
  • 試し利用期間中にプラスエリアモードでご使用していた場合は月額料金が発生
  • 返却時に欠品や破損などがある場合には、所定の機器損害金が発生

短期レンタルを前提とした早期解約をした場合、1か月分の月額料金が発生してしまうケースがあります。また、お試し期間の15日は商品到着日から換算されるため、端末返却時の配送期間も含まれるので注意が必要です。

返却時に15日以内の消印では、利用料金の返金が認められないので返却タイミングに気をつけなければなりません。FreeMax+5Gのキャンペーンは期間限定で行われることがありますが、実施内容は端末購入型のサービスと比較して充実しているとは言いがたいです。

基本的に、キャンペーンはないものと思っておくべきでしょう。

短期~中期的な利用にFreeMax+5Gはおすすめ

FreeMax+5Gは、シンプルな料金形態といつでも契約・解約ができるお手頃さが最大の特徴です。

旅行や帰省、入院などで自宅から離れた場所でネット環境が必要な方、1か月以内の短期利用でWiMAXを使ってみたいという方におすすめします。

楽天モバイル

楽天モバイルtop
参照元:楽天モバイル
スクロールできます
サービス名楽天モバイル
プラン名Rakuten最強プラン
最低利用期間なし
基本月額料金0~3GB:1,078円(税込)
3GB超過~20GB:2,178円(税込)
20GB超過~:3,278円(税込)
初期費用0円
端末代金7,980円(税込)(キャンペーン適用で1円)
キャンペーン※1・Rakuten WiFi Pocket1円キャンペーン
・もう一回線お申込みで3,000円相当プレゼント
実質月額料金※23,279円(税込)(37か月間利用の場合)
支払い方法クレジットカード
使用回線楽天モバイル回線
使用端末Rakuten WiFi Pocket 2C
最大通信速度※3下り最大速度:150Mbps
上り最大速度:50Mbps
平均通信速度※4下り平均速度:27.67Mbps
上り平均速度:20.41Mbps
公式サイト楽天モバイル公式サイト

※1 計算式は( 契約月数の基本月額料金+初期費用+端末代金-キャンペーンなどの割引額)÷契約月数です。
※2 適用には諸条件があるので、詳しくは公式サイトをご覧下さい。
※3 最大通信速度は技術規格上の最大値であり、実際の通信速度を示すものではありません。
※4 2023年9月5日時点みんなのネット回線速度調べによる平均速度になります。

楽天モバイルはキャリア回線系のサービスで、最もおすすめしたい無制限のポケット型Wi-Fiです。2020年4月から正式サービス開始以降、4つ目のキャリアとしてシェア率を上げている楽天モバイルは、ポケット型Wi-Fiで利用するのにも向いています。

月間の最大データ容量が無制限というだけでなく、データを使わない月は1,078円しかかかりません。無制限のポケット型Wi-Fiでは、満足度の高いサービスと言えるでしょう。

楽天モバイルのメリット

  • 月額最大でも3,279円でデータ容量無制限が使える
  • 端末割引キャンペーンで1円で端末を購入できる
  • 使わない月の月額料金1,078円で利用できる
  • 契約期間なしでいつでも無料で解約できる

楽天モバイル最大のメリットは、データ容量無制限を月額3,279円で利用できるという点です。

料金プランリニューアル後に登場した「Rakuten最強プラン」では、月間のデータ通信量で月額料金が変動する3段階従量定額に変更されました。

データ通信量が3GB以下の月額料金は1,078円(税込)で済み、20GB以上を超過しても通信制限がかからず月額も3,279円(税込)以上請求されません。

無制限のポケット型Wi-Fiは、定額プランの場合4,000円以上かかるのが一般的です。従量定額などの変動制サービスも含め、楽天モバイルは最安クラスのサービスと言えるでしょう。

また、端末は割引キャンペーンを使えば1円で購入でき、契約期間がないので解約違約金なしでいつでも解約できるというメリットがあります。

このようにユーザーにとって魅力的なメリットが多く、コスパが高い無制限のポケット型Wi-Fiを選ぶなら最優先候補としておすすめです。

メリットの多い楽天モバイルですが、デメリットも少なからずあるのでチェックしておきましょう。

楽天モバイルのデメリット

  • 取扱い端末が5G非対応
  • 通信速度は他社無制限ポケット型Wi-Fiに比べて低速
  • スマホとのセット割がない

楽天モバイルのポケット型Wi-Fiは、2023年8月時点で5G回線に対応していません。

そのため、WiMAX系やキャリア回線系のように通信速度はギガビット通信ではなくメガビット通信に抑えられています。

最大通信速度も150Mbpsと近年では低速ですが、これは一般的なクラウドSIM系と同じ速度です。通信速度に関しては今後新商品が登場し、向上される可能性はあります。

また、楽天モバイルにはスマホのセット割がありませんが、逆にセット割を得ようとして好みではないスマホのキャリアを選ばなければならないといったことがない、という見方もできます。

現状では通信速度面でのデメリットがありますが、それを差し引いてもメリット部分の方が多いので、使いやすく敷居の低い万人におすすめできるポケット型Wi-Fiと言えるでしょう。

【料金重視】無制限で使えるポケット型Wi-Fiのおすすめ3選

無制限のポケット型Wi-Fi選びで、「料金を重視する方」へのおすすめが以下の3社です。

★料金を重視したい方におすすめのポケット型Wi-Fi3選

  • カシモWiMAX
  • Vision WiMAX
  • 楽天モバイル

カシモWiMAX

カシモWiMAXtop
参照元:カシモWiMAX
スクロールできます
サービス名カシモWiMAX
プラン名縛りなしプラン
最低利用期間なし
基本月額料金初月:1,408円(税込)
1か月目~:4,378円(税込)
初期費用3,300円(税込)
端末代金21,780円(税込)
605円(税込)/月×36か月(キャンペーン適用で実質0円)
キャンペーン端末分割払いサポート
auスマートバリュー
UQ自宅セット割 インターネットコース
カシモWiMAX端末 返却プログラム
実質月額料金※134,387円(税込)(37か月間利用の場合)
支払い方法クレジットカード
使用回線au 5GWiMAX 2+au 4G LTE
使用端末Speed Wi-Fi 5G X11
Speed Wi-Fi 5G X12
Galaxy 5G mobile Wi-Fi
最大通信速度※2Speed Wi-Fi 5G X11
・下り最大速度:2.7Gbps
・上り最大速度:183Mbps
Speed Wi-Fi 5G X12
・下り最大速度:3.9Gbps
・上り最大速度:183Mbps
Galaxy 5G mobile Wi-Fi
・下り最大速度:2.1Gbps
・上り最大速度:183Mbps
平均通信速度※3Speed Wi-Fi 5G X11
・下り平均速度:63.17Mbps
・上り平均速度:13.05Mbps
Speed Wi-Fi 5G X12
・下り平均速度:94.28Mbps
・上り平均速度:21.69Mbps
Galaxy 5G mobile Wi-Fi
・下り平均速度:203.15Mbps
・上り平均速度:25.28Mbpss
公式サイトカシモWiMAX公式サイト

※1 計算式は( 契約月数の基本月額料金+初期費用+端末代金-キャンペーンなどの割引額)÷契約月数です。
※2 最大通信速度は技術規格上の最大値であり、実際の通信速度を示すものではありません。
※3 2023年9月5日時点みんなのネット回線速度調べによる平均速度になります。

数あるWiMAXサービスの中でも、カシモWiMAXは「シンプルに安い」が最大の特徴です。カシモWiMAXを運営する「株式会社MEモバイル」は、格安SIMなどのMVNO事業を展開している会社です。

カシモWiMAXのメリット

  • 料金がシンプルで基本月額料金が安い
  • 36か月利用で端末完全無料
  • auとUQモバイルのセット割が使える

カシモWiMAXの料金プランは、契約期間・解約違約金なしの「縛りなしプラン」1つのみです。複雑な仕組みが一切なく、月額料金が変動せずにわかりやすくなっています。

さらにカシモWiMAXでは端末を分割購入した場合、端末分割サポートが自動的に適用され、端末購入分割代金の605円(税込)が毎月割引されます。

つまり、36か月間利用すれば総額21,780円(税込)になり、実質無料で端末本体が手に入ることになるのです。

月額料金も安く、支払うべき端末分割代金も負担してもらえるので、コスパで考えればWiMAXサービスでも最安水準と言えるでしょう。

auとUQモバイルのセット割も使えるので、対象のスマホユーザーはさらに通信費を抑えることが可能です。安さを強調しているカシモWiMAXですが、極端なことを言えばそれ以外は地味なイメージを持たれます。

カシモWiMAXのデメリット

  • キャンペーンに乏しい

カシモWiMAXは料金が安い代わりに、キャンペーンなどを一切行っていません。シンプルさを追求したという捉え方もできますが、サービスとしては少々寂しい印象が持たれます。

しかし、それを補うほど明確なサービスの方向性とわかりやすさが特徴なので、安くWiMAXを使いたい方には魅力的と言えるでしょう。

Vision WiMAX

Vision WiMAX top
参照元:Vision WiMAX
スクロールできます
サービス名Vision WiMAX
プラン名ギガ放題2年プラン
ギガ放題フリープラン
最低利用期間※124ヶ月
基本月額料金ギガ放題2年プラン
・初月:1,408円
・1~24か月目:3,872円
・25か月目~:4,532円
ギガ放題フリープラン
・初月:1,474円
・1~24か月目:4,048円
・25か月目~:4,532円
初期費用3,300円(税込)
端末代金21,780円
キャンペーンお得なトリプル0円キャンペーン
実質月額料金※24ギガ放題2年プラン4,245円(税込)
支払い方法クレジットカード
使用回線au 5G
WiMAX 2+
au 4G LTE
使用端末Speed Wi-Fi 5G X11
Galaxy 5G mobile Wi-Fi
最大通信速度※3Speed Wi-Fi 5G X11
・下り最大速度:2.7Mbps
・上り最大速度:183Mbps
Galaxy 5G mobile Wi-Fi
・下り最大速度:2.1Mbps
・上り最大速度:183Mbps
平均通信速度※4Speed Wi-Fi 5G X11
・下り平均速度:37.73Mbps
・上り平均速度:7.45Mbps
Galaxy 5G mobile Wi-Fi
・下り平均速度:259.56Mbps
・上り平均速度:66.35Mbps
公式サイトVision WiMAX公式サイト

※1 期間内の解約で解約違約金3,872円(税込)が発生します。
※2 計算式は( 契約月数の基本月額料金+初期費用+端末代金-キャンペーンなどの割引額)÷契約月数です。
※3 最大通信速度は技術規格上の最大値であり、実際の通信速度を示すものではありません。
※4 みんなの回線速度調べによる平均速度になります。

Vision WiMAXは、2021年3月に提供を開始したWiMAXサービスです。

サービス開始から日が浅いので知名度は高くありませんが、運営会社の株式会社ビジョンは海外専用ポケット型Wi-Fiの「グローバルWiFi」で知られる企業です。

Vsion WiMAXのメリット

  • 2年契約時で月額料金がお得
  • 5,000円キャッシュバックがある

現在のWiMAXサービスは契約期間なしが一般的ですが、解約の自由度という観点ではメリットと言える要素はあまりありません。

なぜなら、端末購入型サービスは高額な端末代が発生するので、短期利用には不向きだからです。端末代金の分割回数を36回に設定しているサービスは多いですが、2年契約時の解約タイミングがマッチしていないという状況が少なくありません。

さらに言えば、WiMAXサービスの多くは月額料金割引を実施していますが、大半は端末の分割購入代金を完済するまでに終了してしまうケースが多く見られています。

Vision WiMAXでは、そもそもの分割回数が2回と少なく、2年契約時の月額料金はWiMAXサービスの中でも最安クラスです。

また、長期で利用するにしても24か月後はフリープランとも月額料金は同じとなるため、24か月利用を見据えたギガ放題2年プランを選ぶのが最も賢明な選び方と言えるでしょう。

もうひとつのおすすめ理由として、Vision WiMAXではキャッシュバックキャンペーンを実施しています。所定の申し込み方法と指定された時期まで継続することを条件に、現金10,000円が登録口座に振り込まれます。

2023年9月29日までの期間限定ですが、Vision WiMAXではキャッシュバックキャンペーンが定期的に行われているので、公式サイトをチェックしておきましょう。

Vision WiMAXのデメリット

  • 端末代金の分割回数が最大2回のため初回2か月間の月額料金が高くなる

Vision WiMAXでは、端末代金の分割払いは最大2回までと短いために初回2か月間の月額料金が高くなります。

契約直後の2か月間は支払い額が大きくなりますが、3か月目以降は端末代金の支払いがなく、他社WiMAXサービスより比較的安い月額料金での利用が可能です。

しかもこの端末代は、2023年9月実施中のお得なトリプル0円キャンペーンによって無料で購入ができます。

そのほかにも、Vision WiMAXでは5,000円キャッシュバックなどの豪華特典が用意されているので、お得な無制限のWiMAXをお探しの方におすすめです。

楽天モバイル

楽天モバイルtop
参照元:楽天モバイル
スクロールできます
サービス名楽天モバイル
プラン名Rakuten最強プラン
最低利用期間なし
基本月額料金0~3GB:1,078円(税込)
3GB超過~20GB:2,178円(税込)
20GB超過~:3,278円(税込)
初期費用0円
端末代金7,980円(税込)(キャンペーン適用で1円)
キャンペーン※13・Rakuten WiFi Pocket1円キャンペーン
・もう一回線お申込みで3,000円相当プレゼント
実質月額料金※243,279円(税込)(37か月間利用の場合)
支払い方法クレジットカード
使用回線楽天モバイル回線
使用端末Rakuten WiFi Pocket 2C
最大通信速度※3下り最大速度:150Mbps
上り最大速度:50Mbps
平均通信速度※4下り平均速度:27.67Mbps
上り平均速度:20.41Mbps
公式サイト楽天モバイル公式サイト

※1 計算式は( 契約月数の基本月額料金+初期費用+端末代金-キャンペーンなどの割引額)÷契約月数です。
※2 最大通信速度は技術規格上の最大値であり、実際の通信速度を示すものではありません。
※3 みんなのネット回線速度調べによる平均速度になります。


キャリア回線系で契約会社を選ぶなら、「楽天モバイル」がおすすめです。楽天モバイルは無制限で使えるポケット型では、業界でも高水準と言えるコスパの高さが魅力です。

ドコモなどのキャリア回線系の料金プランは月額5,000円以上が珍しくないため、最大でも3,279円(税込)の月額料金は破格と言えるでしょう。

【総合評価】の項と重なってしまいますが、楽天モバイルのメリットとデメリットをまとめると以下の通りです。

楽天モバイルのメリット

  • 月額最大でも3,279円でデータ容量無制限が使える
  • 端末割引キャンペーンで1円で端末を購入できる
  • 使わない月の月額料金1,078円で利用できる
  • 契約期間なしでいつでも無料で解約できる

楽天モバイルのデメリット

  • 取扱い端末が5G非対応
  • 通信速度は他社無制限ポケット型Wi-Fiに比べて低速
  • スマホとのセット割がない

楽天モバイルはキャリア回線系のサービスでありながら、とにかく安い料金でデータ通信を無制限で使える点が魅力です。

月額料金は最大でも3,000円台前半に収まり、データ通信を無制限で使えるポケット型Wi-Fiはほかになく、レンタルでもここまでの安さのサービスはほとんどありません。

しかも端末代金もキャンペーン適用で1円購入が可能なため、コスパの高さは全体的に見ても圧倒的です。ただし、対応端末が5G回線に非対応の上、最大通信速度もキャリア回線系ではドコモ、ソフトバンクと比べて低スペックというデメリットがあります。

とはいえ、通信速度は一般的な4G LTE回線のポケット型Wi-Fiとほぼ同じなので、ちょっとしたネット閲覧や動画視聴などの普段使いには問題ありません。

安い料金で、毎日気軽に使えるポケット型Wi-Fiをお探しの方におすすめです。

【速度重視】無制限で使えるポケット型Wi-Fiのおすすめ3選

無制限のポケット型Wi-Fiに「速度を重視」する方には、以下の3社がおすすめです。

★速度を重視したい方におすすめのポケット型Wi-Fi3選

  • GMOとくとくBB WiMAX
  • ドコモ
  • Y!mobile(ワイモバイル)

GMOとくとくBB WiMAX

参照元:GMOとくとくBB
スクロールできます
サービス名GMOとくとくBB WiMAX
プラン名WiMAX +5G ギガ放題プラス
最低利用期間※12年(以降いつでも解約可能)
基本月額料金初月:1,089円(税込)
1~12か月目:3,784円(税込)
13~35か月目:4,334円(税込)
36か月目~:5,104円(税込)
(月額料金割引適用時の料金)
初期費用3,300円(税込)
端末代金27,720円(税込)
(分割770円(税込)×36回)
キャンペーン※2最大40,000円キャッシュバック月額料金割引き
実質月額料金※34,161円(税込)(25か月間利用の場合)
支払い方法クレジットカード
使用回線au 5G /4G LTE
WiMAX 2+
使用端末Speed Wi-Fi 5G X12
最大通信速度※4下り最大速度:3.9Gbps
上り最大速度:183Mbps
平均通信速度2023年8月時点でデータなし
公式サイトGMOとくとくBB WiMAX公式サイト

※1 期間内の解約で解約違約金1,100円(税込)が発生します。詳しくは公式サイトをご覧下さい。
※2 適用には諸条件があるので、詳しくは公式サイトをご覧下さい。
※3 計算式は(契約月数の基本月額料金+初期費用+端末代金-キャンペーンなどの割引額)÷契約月数です。
※4 最大通信速度は技術規格上の最大値であり、実際の通信速度を示すものではありません。
※5 みんなのネット回線速度調べによる平均速度になります。

WiMAXはUQコミュニケーションズ株式会社が提供している回線を共有しているため、基本的にはどこのサービスも通信速度に大きな違いがありません。

GMOとくとくBB WiMAXでは、最新機種のSpeed Wi-Fi 5G X12を利用できるのが魅力です。

他社のサービスでもSpeed Wi-Fi 5G X12は徐々に提供されつつありますが、同じ通信速度・端末性能であればキャンペーンが豪華なGMOとくとくBBをおすすめします。Speed Wi-Fi 5G X12のスペックは以下の通りです。

★Speed Wi-Fi 5G X12のスペック

端末名Speed Wi-Fi 5G X12 
最大通信速度下り速度:3.9Gbps
上り速度:183Mbps
5G対応の有無対応
通信規格5G4G LTEWiMAX 2+
Wi-Fi規格2.4GHz:IEEE802.11b/g/n/ax
5GHz:IEEE802.11a/n/ac/ax
最大接続可能数最大16台
連続稼働時間約540分(9時間)
サイズ(W×H×D)mm約136mm × 68mm × 14.8mm
重量約174g
製造元NECプラットフォームズ
発売日2023年6月1日

Speed Wi-Fi 5G X12は、2023年6月に発売された5G SA対応の最新機種です。

5G SAとは、従来のように5G専用の技術と設備、基地局で構成された5Gサービスで、5Gの高速・大容量通信をフル活用した通信技術を指します。

従来の5G端末は4G回線接続を介し、5G回線に接続されていました。5G SAでは最初から5G回線に接続できるようになり、5G通信までの時間短縮を実現させています。

これによって5G回線のみでの通信が可能となり、導入された新技術によって従来のWiMAXから飛躍的な通信速度の向上を果たしているのです。


GMOとくとくBBのキャンペーンとも併用できるため、今まで通り変わらないサービスを利用できます。これからWiMAXを始めようという方は、最新機種のSpeed Wi-Fi 5G X12を漏れなく利用することが可能です。

ドコモ

ドコモeximo top
参照元:NTTドコモ
スクロールできます
サービス名NTTドコモ
プラン名eximo
最低利用期間なし
基本月額料金0~1GB:4,565円(税込)
1~3GB:5,665円(税込)
3GB超過~:7,315円(税込)
初期費用0円(税込)※5
端末代金Wi-Fi STATION SH-54C:96,800円(税込)
Wi-Fi STATION SH-52B:35,640円(税込)
キャンペーン※1eximoお試しで2,000ポイントプレゼントキャンペーン
【eximo・irumo契約者向け】期間限定
実質月額料金※28,225円(税込)
(37か月間利用の場合)
支払い方法クレジットカード
使用回線docomo 5
GPREMIUM 4G
使用端末Wi-Fi STATION SH-54C
Wi-Fi STATION SH-52B
最大通信速度※3Wi-Fi STATION SH-54C
・下り最大速度:4.9Gbps
・上り最大速度:1.1Gbps
Wi-Fi STATION SH-52B
・下り最大速度:4.2Gbps
・上り最大速度:218Mbps
平均通信速度※4Wi-Fi STATION SH-54C
2023年8月時点でデータなし
Wi-Fi STATION SH-52B
・下り平均速度:35.73Mbps
・上り平均速度:2.21Mbps
公式サイトNTTドコモ(eximo)公式サイト

※1 適用には諸条件があるので、詳しくは公式サイトをご覧下さい。
※2 計算式は( 契約月数の基本月額料金+初期費用+端末代金-キャンペーンなどの割引額)÷契約月数です。
※3 最大通信速度は技術規格上の最大値であり、実際の通信速度を示すものではありません。 
※4 みんなのネット回線速度調べによる平均速度(SH52B/SH52A)になります。
※5 ドコモオンラインショップでのお申し込みの場合に限ります。ドコモショップ(店頭)での手続きの場合、3,850円の事務手数料が発生します。

国内シェアNo.1の通信キャリアと知られるドコモでは、高品質な5G/4Gサービスを提供しています。

2023年1月16日に発売された「Wi-Fi STATION SH-54C」は、同社で初となる5G SA対応機の国内ポケット型Wi-Fiで最高速を誇ります。

Wi-Fi STATION SH-54Cのスペック

スクロールできます
端末名Wi-Fi STATION SH-54C
最大通信速度下り速度:4.9Gbps
上り速度:1.1Gbps
5G対応5G/5G SA対応
通信規格5G4G LTE3G
Wi-Fi規格2.4GHz:IEEE802.11b/g/n/ax
5GHz:IEEE802.11a/n/ac/ax
最大接続可能数最大17台
連続稼働時間約540~約600分
サイズ(W×H×D)mm約157mm × 84mm × 16.0mm
重量約282g
製造元SHARP
発売日2023年1月16日

Wi-Fi STATION SH-52B/Aの後継機となり、全体的にスペックとサイズがアップした機種です。5G SA対応で5G回線への接続が従来よりスムーズになり、4G回線を介さずに5G接続のみの高速通信を可能にしています。

ドコモの無制限プランであるeximoにも対応しており、より快適なインターネットを楽しむことが可能です。

まずはメリットについての紹介です。

ドコモ(eximo)のメリット

  • 5G SA対応機種にも対応した無制限プランが使える
  • 高品質なドコモ回線でスムーズなインターネット接続が可能
  • 契約期間なしでいつでも解約できる
  • キャリアメールを使える
  • ドコモのセット割が使える

5G SAが登場したことによって、元々の通信技術と設備が充実していたドコモのインターネット環境がさらに増強されました。

高品質なドコモの5G回線とPREMIUM 4Gによる、安定・快適な通信速度を実現しています。これまでの料金プラン同様に契約期間がなく、自分のタイミングで解約することが可能です。

ドコモの料金プランはスマホとポケット型Wi-Fiが統一されているため、どちらのデバイスを使用することになってもキャリアメールが発行されます。

eximoはセット割の対象プランであるため、ドコモ光セット割やみんなドコモ割、ビジネスメンバーズ割の適用が可能です。

基本的なサービスは従来のものと変わらないので、ドコモユーザーなら違和感なく使えるでしょう。一方、ドコモ(eximo)の最大の問題点は高額な費用です。

ドコモ(eximo)のデメリット

  • 月額料金がポケット型Wi-Fiでは最高値クラス
  • 端末代金が高額

eximoの料金システムは、3段階従量課金制です。

基本月額料金が月間の利用開始時点で既に4,565円(税込)と高額なうえ、1GBを超過すると5,665円(税込)、3GB以降は7,315円(税込)とキャリアスマホの無制限プランとして見ても高額の部類になります。

さらに端末のWi-Fi STATION SH-54Cは、96,800円(税込)と旧機種の35,640円(税込)から格段に値上がりしてモバイル端末の価格としては高額です。

セット割を適用しても基本料金が高額なため、コスパは決して良いとは言えません。ドコモにこだわりを持つユーザー、回線品質と通信速度を重視している方なら選択肢に入るでしょう。

ワイモバイル

ワイモバイルTOP
参照元:ワイモバイル
スクロールできます
サービス名Y!mobile
プラン名Pocket Wi-Fi プラン2ベーシック
使用回線SoftBank 5G
SoftBank 4G
最低利用期間なし
基本月額料金0~7GB:4,065.6円(税込)
7GB以降:4,818円(税込)(アドバンスオプション含む)
初期費用0円
端末代金300円(税込)×36か月(オンラインストア割引価格)
キャンペーンなし
実質月額料金※15,090円(税込)(37か月間利用の場合)
支払い方法クレジットカード口座振替
使用端末Pocket WiFi® 5G A102ZT
Pocket WiFi® 5G A004ZT
最大通信速度※2Pocket WiFi® 5G A102ZT
・下り最大2.4Gbps
・上り最大110Mbps
Pocket WiFi® 5G A004ZT
・下り最大3.0Gbps
・上り最大298Mbps
平均通信速度※3Pocket WiFi® 5G A102ZT
・下り平均:112.18Mbps
・上り平均:18.75Mbps
Pocket WiFi® 5G A004ZT
2023年8月時点でデータなし
公式サイトY!mobile公式サイト

※1 計算式は( 契約月数の基本月額料金+初期費用+端末代金-キャンペーンなどの割引額)÷契約月数です。
※2 最大通信速度は技術規格上の最大値であり、実際の通信速度を示すものではありません。
※3 2023年9月5日時点みんそくなのネット回線速度調べによる平均速度になります。

Y!mobileはソフトバンクのサブブランドに当たるため、利用している回線と使用できる端末はソフトバンクと同じです。

そのため、大手通信キャリアならではの高品質な回線と性能の良い端末を使うことができ、安定した通信速度でのインターネットが期待できます。まず、Y!mobileで使用する最新端末について紹介します。

Pocket WiFi® 5G A102ZTのスペック

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端末名Pocket WiFi® 5G A102ZT
最大通信速度下り速度:2.4Gbps
上り速度:110Mbps
5G対応の有無対応
通信規格5G4G LTE3G
Wi-Fi規格2.4GHz:IEEE802.11b/g/n/ax
5GHz:IEEE802.11a/n/ac/ax
最大接続可能数最大30台
連続稼働時間約5~9時間
サイズ(W×H×D)mm約141mm × 69mm × 15.9mm
重量約240g
製造元ZTE
発売日2021年7月15日

最大通信速度はWiMAX +5Gが利用できるWiMAX端末と遜色なく、同時接続台数は30台と複数人での利用に向いた端末になっています。

実際の速度面も平均で50Mbps以上出ているため、動画の視聴なども快適に行えるでしょう。なお、Y!mobileのメリット・デメリットについてまとめると以下の通りです。

Y!mobileのメリット

  • 高品質なソフトバンク回線で安定した通信速度が期待できる
  • 契約期間がなくいつでも解約できる
  • 支払い方法に口座振替を選べる
  • インターネット回線とのセット割が使える

先述したように、Y!mobileはソフトバンク回線を使用しているので安定した高速通信に期待が持てます。契約期間なしで契約でき、一般的な無制限プラン同様に好きなタイミングで自由に解約が可能です。

SoftBank Air・ソフトバンク光と一緒に利用することで「おうち割」が適用されるのでY!mobileをお得に利用可能です。

また、Y!mobileは支払い方法がクレジットカード払い以外に口座振替を選ぶことができます。WiMAXはクレジットカード支払いのみのサービスが比較的多いので、支払い方法を選べるのは人によっては嬉しいポイントです。

一方、Y!mobileのデメリットには次のようなものが挙げられます

Y!mobileのデメリット

  • 5G接続は月間上限が7GBまでしか使えない
  • キャンペーンがない

Y!mobileの5G回線には月間容量が7GBまでと上限が決まっているため、超過すると以降は翌月までの間128kbpsにまで速度制限をかけられてしまいます。

別オプションのアドバンスモードに加入することで、超過後も速度制限がかからずに使うことが可能ですが、4G接続のみで5G接続は適用外です。

また、アドバンスモードには3日間で約10GB以上の利用時に通信制限がかけられるケースがあり、楽天モバイルやWiMAXに比べて融通が利きにくい面があり、「キャンペーンがない」などと併せてサービス面での利便性に欠けている点が見られます。

ソフトバンク回線では唯一の無制限ポケット型Wi-Fi

それらを踏まえても、ソフトバンクのポケット型Wi-Fiにはない無制限プランを通信速度も高品質な回線で使えるというのがY!mobileの最大のメリットと言えます。

安定したソフトバンク回線を無制限で使いたいというユーザーにとっては、最適なポケット型Wi-Fiと言えるでしょう。

【番外】無制限以外のポケット型Wi-Fiの一例を紹介

ここまでは無制限のポケット型Wi-Fiを紹介してきましたが、番外として無制限以外のポケット型WiFiをご紹介します。

サービスのほとんどがレンタル専用となっており、短期での利用が可能です。データ通信量や通信速度はそこまで望んでおらず、ポケット型Wi-Fiを気軽に使いたいという方はぜひ参考にしてください。

スクロールできます
サービス名種類月額料金(割引適用後)データ容量※キャンペーン実質月額料金(37か月利用の場合)※1
縛られないWiFi(クラウド50GBプラン)クラウドSIM系3,740円50GB/月なし3,830円
クラウドWiFiクラウドSIM系3,718円100GB/月なし3,808円
THE WiFiクラウドSIM系1~3か月目:0
円4か月目~:3,828円
100GB/月5,000円キャッシュバック3,472円
ZEUS WiFiクラウドSIM系1~3か月目:1,980円
4~24か月目:3,212円
25か月目~:3,828円
100GB/月月額料金割引3,221円
縛りなしWiFiクラウドSIM系初月~5か月目:3,940円
6か月目~:4,818円
90GB/月月額料金割引4,789円
AiR-WiFiクラウドSIM系3,377円100GB/月なし3,631円
MUGEN WiFiクラウドSIM系3,718円100GB/月最大10,000円キャッシュバック3,345円
それがだいじWiFiクラウドSIM系3,267円100GB/月なし3,357円

※1計算式は( 契約月数の基本月額料金+初期費用+端末代金-キャンペーンなどの割引額)÷契約月数です。

無制限で使えるポケット型Wi-Fiの選び方

ここまでポケット型Wi-Fiのサービスについて紹介しましたが、「そもそもどう選べば良いか分からない…。」という方もいるでしょう。

そこで、ポケット型Wi-Fiを選ぶ時のポイントについて解説します。

★ポケット型Wi-Fiを選ぶ時のポイント

  • 実質月額料金が安いサービスを選ぶ
  • 使用する環境から通信速度で選ぶ
  • 対応エリア・5G対応の有無で選ぶ
  • 毎月使用するデータ容量に合わせて選ぶ
  • 支払い方法やその他の条件に合わせて選ぶ
  • 実際の利用者の口コミを見て選ぶ

それぞれの方法についてみていきましょう。

選び方1:実質月額料金が安いサービスを選ぶ

ポケット型Wi-Fiの料金を見るときは、通常の月額料金や端末代金などではなく「実質月額料金」をチェックすることが重要になります。

実質月額料金とは、そのポケット型Wi-Fiを契約期間利用したときにかかる平均的な月額料金のことです。具体的には、以下のように計算されます。

★実質月額料金

( 契約月数の基本月額料金累計 + 初期費用 + 端末代金 - キャンペーンなどの割引額)÷ 契約月数

なお、契約月数がないサービスに関しては37か月で計算します。

ポケット型Wi-Fiを選ぶ際は、この実質月額料金を見ることでどのサービスが安いかを判断します。今回紹介したポケット型Wi-Fiの種類ごとに安いものをまとめると以下の通りになります。

実質月額料金が安いポケット型Wi-Fi

  • WiMAX系:GMOとくとくBBWiMAX(税込4,161円)
  • キャリア回線系:楽天モバイル(税込3,279円)

WiMAXの購入サービスでは、auのセット割「auスマートバリュー」とUQモバイルのセット割「自宅セット割」が基本的に適用されます。

auスマートバリューの詳細

プラン名割引額
・使い放題MAX 5G ALL STARパック2
・使い放題MAX 5G/4G テレビパック
・使い放題MAX 5G/4G Netflixパック(P)
・使い放題MAX 5G/4G Netflixパック
・使い放題MAX 5G/4G DAZNパック
・使い放題MAX 5G with Amazonプライム
・使い放題MAX 5G/4G
1,100円/月割引
スマホミニプラン5G/4G550円/月割引

※新規受付終了プランについては「公式サイト」をご覧ください。

※WiMAXの1契約につき最大10台まで割引可能。

自宅セット割

プラン名割引額
トクトクプランミニミニプラン1,100円/月割引
くりこしプラン+5G(S/M)638円/月割引
くりこしプラン+5G(L)858円/月割引

※WiMAXの1契約につき最大10台まで割引可能。

レンタルサービスや一部のWiMAXでは非対応となっているケースがあり、セット割を含めると実質月額料金に差が出てきます。

また、長期契約や特殊な条件を満たすことによって実質月額が安くなるサービスも存在しますが、途中解約だと高額な解約違約金を請求されるというケースが多いです。

しかし、2年プランは初回3か月は無料で3か月ごとに月額料金をまとめて支払うことで割引するという仕組みのため、長期利用目的でなければ向いていません。

また、2年以上の長期利用ならセット割が使えてキャッシュバックがあるサービスを選んだ方が、総合的に見てコスパが良いという理由でGMOとくとくBBをおすすめしています。

また、解約時の返却の手間や万が一の破損などがあった場合の弁済金などを考慮すると、購入型サービスや短期間レンタルが可能なサービスを選んだ方が良いでしょう。

選び方2:利用用途に応じて通信速度で選ぶ

ポケット型Wi-Fiで高画質の動画を見たい人や簡単なオンラインゲームをしたい方などは、通信速度を重視して選ぶことをおすすめします。

ポケット型Wi-Fiの種類ごとに速度をまとめると以下の通りです。

なお、参考までに無制限ではないクラウドSIM系も含め、各ポケット型Wi-Fiの使用端末と数値は最も測定数が多いデータを引用しています。

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種類使用端末最大通信速度※1平均通信速度※2
WiMAX系Speed Wi-Fi 5G X11下り最大速度:2.7Gbps
上り最大速度:183Mbps
下り平均速度:75.21Mbps
上り平均速度:13.82Mbps
Speed Wi-Fi 5G X12
下り最大速度:3.9Gbps
上り最大速度:183Mbps
Speed Wi-Fi 5G X12
下り最大速度:90.78Mbps
上り最大速度:21.75Mbps
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi下り最大速度:2.2Gbps
上り最大速度:183Mbps
下り最大速度:73.21Mbps
上り最大速度:15.54Mbps
クラウドSIM系D1下り最大速度:150Mbps
上り最大速度:50Mbps
下り平均速度:15.48bps
上り平均速度:7.08Mbps
キャリア回線系Wi-Fi STATION SH-52A(ドコモ)
Pocket WiFi® 5G A102ZT(ソフトバンク)
Rakuten WiFi Pocket 2C(楽天モバイル)
Wi-Fi STATION SH-52B(ドコモ)
・下り最大速度:4.2Gbps
・上り最大速度:218Mbps
Wi-Fi STATION SH-54C(ドコモ)
・下り最大速度:4.9Gbps
・上り最大速度:1.1Gbps
Pocket WiFi® 5G A102ZT(ソフトバンク)
・下り最大速度:2.4Gbps
・上り最大速度:110Mbps
Pocket WiFi® 5G A004ZT
・下り最大3.0Gbps
・上り最大298Mbps
Rakuten WiFi Pocket 2C
・下り最大度:150Mbps
・上り最大速度:50Mbps
Wi-Fi STATION SH-52B(ドコモ)
・下り平均速度:35.73Mbps
・上り平均速度:2.21Mbps
Wi-Fi STATION SH-54C(ドコモ)
・2023年8月時点でデータなし
Pocket WiFi® 5G A102ZT(ソフトバンク)
・下り平均速度:112.18Mbps
・上り平均速度:18.75Mbps
Pocket WiFi® 5G A004ZT
・2023年8月時点でデータなし
Rakuten WiFi Pocket 2C
・下り平均速度:27.67Mbps
・上り平均速度:20.41Mbps

※1 最大通信速度は技術規格上の最大値であり、実際の通信速度を示すものではありません。
※2 みんなのネット回線速度調べによる平均速度になります。

ネットサーフィンや標準画質の動画視聴の利用であれば、どの種類を選んでも使用感が過度に変わることはありません。

ただし、高画質な動画を視聴したりオンラインゲームをしたりするのであれば、クラウドSIM系の通信速度ではスペック不足の可能性が高いです。

逆に、WiMAX・キャリアのポケット型Wi-Fiを選んでおくと、大容量データ通信が必要なケースでも快適に使える環境を整えられます。

自分の生活スタイルに合わせて、マッチした回線を選ぶのがベストでしょう。

注意点として、通信速度は端末性能によります。例えば、サービスが5G回線を提供していても端末が非対応では5G接続ができません。

ほとんどのWiMAX系サービスでは5Gに対応した端末を提供していますが、サービスによっては提供端末が異なるケースがあります。

通信速度で選ぶ場合、契約を検討しているサービスで提供されている端末も同時にチェックしておきましょう。

選び方3:対応エリア・5G対応の有無で選ぶ

ポケット型Wi-Fiを契約する際は、対応エリアも確認しておきましょう。

現在のポケット型Wi-Fiは5Gに対応しているものも増えているため、5Gのエリアもチェックしておくと満足度の高いサービスを見つけられます。

以下は、ポケット型Wi-Fiの種類別の提供エリアの確認表です。

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種類          回線名提供エリア確認サイト
WiMAX系WiMAX 2+
WiMAX +5G(au 5G)
対応サービスエリア (UQ WiMAX)
クラウドSIM系au
ドコモ
ソフトバンク
au
ドコモ
ソフトバンク
キャリア回線系ドコモ
ソフトバンク
楽天
au
ドコモ
ソフトバンク
楽天モバイル

クラウドSIM系は切替接続可能な複数の通信キャリア回線を使用しているので、上表の提供エリア確認サイトでサービスエリアの確認が可能です。

マルチで回線を切り替えられるクラウドSIMは利用範囲をさっくりと見ることができますが、5G回線には非対応なので、5G回線との契約を検討している場合はキャリアの提供範囲を必ず確認しておきましょう。

WiMAXは携帯電話回線とは異なる回線なので、提供エリア確認をする場合は携帯キャリアのエリア情報ではなく、UQ WiMAXの公式HPなどから調べる必要があります。

ちなみにWiMAX +5Gはauが保有する5G回線「au 5G」の通称なので、WiMAX +5Gとau 5Gは同じものと考えて問題ありません。

対応エリアでポケット型Wi-Fiを選ぶ際の注意点として、住んでる場所に電波が届かない可能性があります。

ポケット型Wi-Fiは無線通信でインターネットに接続するため、利用場所が提供エリアであっても建物の構造や基地局からの距離、障害物の有無で繋がらないケースもあり得るのです。

もしも対応エリアにもかかわらずポケット型Wi-Fiの電波が繋がらない場合、すぐに契約会社に連絡しましょう。

電波状況の再調査が行われ、通信が困難であると認められた場合に解約違約金不要で契約をキャンセルすることができる場合があります。

インターネットの契約には「初期契約解除制度」という制度があり、契約成立から8日以内であれば契約解除料を免除することが可能です。

ポケット型Wi-Fiを契約して端末が手元に届いたら、その日のうちに電波状況を確認して不具合があればすぐに契約会社に連絡しましょう。

選び方4:毎月使用するデータ容量に合わせて選ぶ

無制限のポケット型Wi-Fiを検討している人であっても、無制限ではなく月間100GBのプランで容量が足りるというようなケースも意外と多いのではないでしょうか。

データ容量上限は無制限のサービスより低い上限のサービス方が月額料金が比較的安い場合が多いので、毎月使用するデータ容量に合わせてポケット型Wi-Fiを選ぶことが重要になります。

当記事ではおおよそ100GB以上を基準にポケット型Wi-Fiを紹介していますが、例えば月間で使用するデータ通信量が50GB前後のような場合は、より容量の低いサービスを検討した方が良いです。

実際、頻繁に動画を見るという方でも100GBを使い切るというケースはほとんどありません。

たとえば、総務省のデータ(移動通信トラヒックの現状令和4年9月)では、スマホ1契約当たりの平均通信容量は約11GBと報告されています。

もちろんスマホの通信量ですのでポケット型Wi-Fiとは大きく異なりますが、100GBが多いという点を把握するデータとしては役に立つでしょう。

今回紹介したWiMAX系やキャリア回線系のポケット型Wi-Fiは、ほぼ全て無制限です。

無制限であるからこそ月額料金も高くなってしまうため、仮にデータ容量が無制限である必要はないという場合は、毎月の容量が決められたクラウドSIM系サービスを検討するのも選択肢のひとつになります。

しっかり自分が必要なデータ容量を確認した上で契約するようにしましょう。

選び方5:支払い方法やその他の条件に合わせて選ぶ

無制限という部分に直結する内容ではありませんが、補足としてポケット型Wi-Fiの支払い方法や諸条件もチェックしておきましょう。

支払い方法とその他の条件については、以下の点を確認することをおすすめします。まず支払い方法に関してです。

ポケット型Wi-Fiの支払い方法について

    • クレジットカード払い
    • 口座振替払い
    • コンビニ・請求書払い

クレジットカードが使える方は基本的にどのサービスも利用できます。逆に言えば、国内のポケット型Wi-Fiにクレジットカード不可のサービスはほぼありません。

一方で、口座振替や請求書払い(コンビニ払い)で支払いを検討している方に関しては、利用できるサービスがかなり限定されます。

全体的に口座振替や請求書払い対応のポケット型Wi-Fiは多くないため、クレジットカード支払い以外での契約を検討されている方は要チェックです。

口座振替で支払えるポケット型Wi-Fiの一例

    • Broad WiMAX
    • UQ WiMAX
    • MUGEN Wi-Fi※無制限非対応
    • 楽天モバイル

無制限ではないサービスも含め、口座振替対応のポケット型Wi-Fiの一例が上記になります。事情があり、クレジットカード支払いができないという人は、上記を参考にしてみてください。

続いてその他の条件についてですが、こちらは一通り確認する程度で問題ありません。

ポケット型Wi-Fiのその他の条件について

  • 契約期間の有無
  • 端末のレンタル or 購入
  • バッテリー容量
  • 申し込み時の実施キャンペーン
  • オプション契約の有無

一番ネックになりやすい「契約期間の有無」に関しても、以前までは期間縛りが多くありましたが、現在はそもそも期間を設けていないサービスも非常に多いです。

仮に期間があったとしても、2022年7月に行われた法改正以降は違約金自体の料金が大幅に安くなっているため、大きな負担になることは少ないです。

契約期間内解約時に発生する違約金の一例

  • GMOとくとくBB WiMAX:2年以内の解約で違約金1,100円
  • ZEUS Wi-Fi:2年以内の解約で月額料金1か月分の違約金

以前は解約時に約10,000円前後かかることの多かった違約金ですが、現在は上記の通り高くても月額料金の1か月分までと緩和されています。

そのため、契約期間については過度に気にする必要はないでしょう。

なお、契約期間以外の諸条件に関しては、後述する「無制限のポケット型Wi-Fiを選ぶときの注意点」でも解説しますので、そちらを確認してみてください。

選び方6:実際の利用者の口コミを見て選ぶ

最後に申し込み前にチェックしておきたいのが、実際の利用者の口コミです。

「実際の利用者が満足に使えているか」「契約した後に後悔していないか」などの口コミを確認してから契約することをおすすめします。

たとえば、以下のようなX(旧Twitter)では以下のようにたくさんの口コミを確認できます。

実際の口コミを見ることによって、「自分が想定した使い方ができるか」を確認できます。ゲームやオンライン会議など、自分の用途に合わせて同じ環境のユーザーの口コミを探してみるのが良いでしょう。

口コミは良いものばかりではなく、時として悪い口コミを見ることも重要です。

実際に使っているユーザーの悪い口コミを参考にして、そのサービスが自分に合っているか、選ぶべきかの判断ができます。

自分が検討しているサービスは、事前に実際のユーザー口コミを確認しておくようにしましょう。

無制限のポケット型Wi-Fiを選ぶときの注意点

ポケット型wifiのデメリット

続いて、選び方の諸条件でも簡単に解説した、ポケット型Wi-Fiを選ぶときの注意点について解説します。

内容によっては「気付かずに高額請求されてしまった…。」という状況になってしまう可能性もあるため、必ず確認しておきましょう。

★無制限のポケット型Wi-Fiを選ぶときの注意点

  • 支払い方法の確認
  • 端末の入手方法(レンタルと購入の違い)
  • 契約期間の有無
  • オプション契約の有無

各項目の注意点をチェックしていきましょう。

利用できる支払い方法に注意する

ポケット型Wi-Fiの支払い方法は、基本的に「クレジットカード」「口座振替」「請求書払い(コンビニ払い)」の3種類です。

ただし、ほぼ全てのサービスがクレジットカードには対応していますが、口座振替や請求書払い(コンビニ払い)に対応しているサービスはあまり多くありません。

そのため、契約する前にしっかり支払い方法を確認しておきましょう。また、サービスによっては「キャンペーンの適用条件に支払い方法の指定がある」ケースがあります。

キャンペーンを利用する場合、支払い方法が条件に含まれているかもチェックしておきましょう。なお、クレジットカードの中でも「デビットカード」に関しては、対応していないサービスが多いです。

デビットカードでの支払いを検討されている方は、事前に可能か確認した上で申し込むようにしましょう。

端末のレンタルと購入の違いに注意する

ポケット型Wi-Fiの契約で、特に注意したいのが端末の入手方法です。サービスやプランごとに、端末のレンタルもしくは購入のどちらかがあらかじめ決められています。

まず端末レンタルの場合についてですが、以下の点に注意しましょう。

端末をレンタルする場合の注意点

  • 端末以外に解約後に返却しなくてはならない機器や備品がないか事前に確認しておく
  • 返却期限を確認しておく
  • 返却が遅れた場合の違約金
  • 端末返却時の欠品・汚損・破損時の端末損害金

特に注意したいのが、機器の返却時に不備やトラブルがあった場合の違約金および端末損害金です。契約しているポケット型Wi-Fiにもよりますが、もしもレンタル端末や付属品を何らかの形で紛失や破損してしまった場合は高額請求に発展するケースがあります。

端末返却時は必ず不備がないか確認し、レンタル品は全て大切に扱って保管しておくようにしましょう。

続いて、端末を購入する場合の注意点は以下の通りです。

端末を購入する場合の注意点

  • 端末購入方法(分割払い or 一括払い)
  • 分割購入時の分割回数
  • 解約時の残債金の支払い方法

端末購入の場合に特に注意しておきたいのが、解約時の残債金です。

たとえば36か月の分割で端末を購入した場合、契約から24か月で解約したとすると、残りの12か月分の端末代が一括で請求されることになります。

端末の代金や解約する時期にもよりますが、高額なケースになると20,000円以上の残債金が残る場合もあるため、事前に確認しておいた方が良いでしょう。

このように端末の入手方法により、注意するべきポイントが異なってきます。

また、分割払い不可のサービスも存在するので、端末購入時の支払い方法は事前に確認しておくことをおすすめします。

契約期間の縛りがあるサービスに注意する

ポケット型Wi-Fiには、契約期間が決められているサービスもあります。インターネット契約は2~3年の(自動更新)契約が一般的です。

近年のポケット型Wi-Fiの多くは契約期間が撤廃されていますが、現在も契約期間が設けられているサービスやプランが存在します。

2022年7月1日の電気通信事業法改正に関して

2022年7月1日の電気通信事業法改正に伴い、「契約期間がある料金プランの契約解除料の金額変更」と「解約にともない発生する手数料や工事費の撤廃」「解約時の工事費残債が残っている場合の上限金額設定」など、さまざまな金額が変更されました。
参照元:総務省 電気通信事業法における消費者保護ルール

上記のように、契約期間だけでなくサービスの契約解除料を含めた法改正が行われました。これにより、契約期間内の解約の違約金は最大でも「1か月の基本月額料金まで」に緩和されたのです。

法改正により、以前ほど過度に契約期間を気にする必要はなくなりました。

とは言え、現在でも契約期間と違約金があるサービスは存在しているため、確認してから契約するのがベストと言えるでしょう。

オプション契約の有無に注意する

ポケット型Wi-Fiを契約する際は、オプション契約の有無についても注意しましょう。

あまり多くはありませんが、「キャンペーン適用にオプションが必須」や「通常の申し込みでオプションが付属している」というようなケースがあります。

もちろん、オプションを付けることでキャッシュバックが増えてお得であったり、端末保証が付くことで安心に使えたりなどメリットがあれば、付属したままでも問題ありません。

しかし中には、ユーザーが最終的に損をする可能性があるにも関わらず、オプションが付与されることがあります。

そういった事態を避けるためにも、本当にそのオプションが必要かどうかを確認しましょう。基本的にポケット型Wi-Fiのオプションとして実用性が高いのは、以下の3つです。

ポケット型Wi-Fiにおすすめのオプション

  • クレードル(有線で接続する用の機械)
  • 端末保証オプション(端末紛失時や故障時の補填)
  • ユーザーサポート系のオプション(困った時の問い合わせなど)

これらのオプションは実施しているポケット型Wi-Fiも多く、実際に実用性が高いものになっています。

そのため、必要に応じて上記のオプションを契約し、その他のオプションは内容をしっかり読んでから契約することが重要になるでしょう。

自宅で安定したインターネットを使いたい人は光回線やホームルーターも検討

ここまで無制限で利用できるポケット型Wi-Fiについて解説しましたが、すでに記載した通り完全に無制限で使えるポケット型Wi-Fiは存在しません。

また、ポケット型Wi-Fiは無線のインターネットであるため、屋外などの使用する周辺環境によっては接続が安定しない場合があります。

通信回線が安定したインターネットを使いたいという方には、光回線やホームルーターの契約も視野に入れることをおすすめします。

光回線・ホームルーター・ポケット型Wi-Fiを比較として、サービス例を挙げた表が以下の通りです。

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種類     サービス名最大通信速度※1基本月額料金通信容量
光回線※2ソフトバンク光下り最大速度:1Gbps
上り最大速度:不明
4,180~5,720円(税込)完全無制限
ホームルーターhome 5G(ドコモ)下り最大速度:4.2Gbps
上り最大速度:218Mbps
4,950円(税込)実質無制限※3
ポケット型Wi-FiSpeed Wi-Fi 5G X12(UQ WiMAX)下り最大速度:3.9Gbps
上り最大速度:183Mbps
4,950円(税込)実質無制限※3

※1 通信速度は、送受信時の技術規格上の最大値であり、実際の通信速度を示すものではありません。
※2 料金プランは2年契約の1ギガプランになります。
※3 一定期間内で大量データ通信の利用があった場合、通信速度に制限がかかる場合があります。

各回線サービスは、それぞれ以下の特徴があります。

【光回線の特徴】

  • 通信速度や通信容量が最も優れている
  • 月額料金は他サービスと比べて少し高め
  • 開通工事が必要で導入までに時間がかかる

【ホームルーターの特徴】

  • 通信品質はポケット型Wi-Fi以上光回線以下で中間の立ち位置
  • 月額料金はポケット型Wi-Fiとほぼ同等
  • コンセントに挿すだけですぐ使えるが持ち運びはできない

【ポケット型Wi-Fiの特徴】

  • 通信品質は3つの中で最も低い
  • 月額料金は最も安い(サービスにより異なる)
  • 電源を付けるとすぐに使えて持ち運びもできる

光回線がおすすめな人

とにかく通信速度が速いインターネットが欲しい!
動画のダウンロードなどを快適に行いたい!
FPSなどの回線が重要なゲームをしたい!

上記の項目に当てはまる人は、光回線の契約がおすすめです。光回線は有線でパソコン端末と接続するため、非常に高い安定性でインターネットを楽しめます。

Wi-Fiのように外部から電波の干渉を受け、低速化する心配がありません。また、光ファイバーケーブルによる光電話や光テレビといった光回線を利用したサービスも充実しています。

ただし光回線は開通工事必須で、開通まで期間はインターネットが使えないというデメリットがあります。とは言え一度開通してしまえば完全無制限のインターネットが毎日使い放題となり、自宅に最高のインターネット環境を構築できます。

光回線とパソコンを接続するにはONUやLANルーターが必要となりますが、無線LAN機能を搭載した機器であれば、自宅専用のWi-Fi環境を整えることも可能です。

そして無線LAN機能によるWi-Fiは光回線の信号を電波に変換したものであるため、通信容量に上限がない完全無制限のWi-Fiを使用できます。

「インターネットは自宅だけで使う」という考えであれば、光回線は非常におすすめです。

★おすすめの光回線の一例

サービス名月額料金おすすめポイント
ドコモ光×GMOとくとくBB戸建て:5,720円
マンション:4,400円
・ドコモスマホとのセット割が使える
・ドコモの中でも最大手のプロバイダ
・最大45,000円の高額キャッシュバック
・全国エリアに対応
NURO光戸建て:5,200円
マンション:5,200円
・ソフトバンクとのセット割が使える
・最大2Gbpsで通信品質に優れている
・45,000円の高額キャッシュバック
・最大20Gbpsのプランも対応
auひかり戸建て:5,720円
マンション:4,400円
・auとのセット割が使える
・独自の光回線で通信品質に優れている
・最大82,000円の高額キャッシュバック
・最大10Gbpsのプランも対応

ホームルーターがおすすめな人

光回線ほどは要らないけど、ある程度の通信品質が欲しい!
開通工事なしですぐにインターネット回線を導入したい!
持ち運びなしで簡単に使えるインターネット回線が欲しい

ホームルーターはある程度通信品質が優れているため、ポケット型Wi-Fiよりは通信品質が欲しいけど光回線ほどはいらないという方は、ホームルーターがぴったりでしょう。

ホームルーターは導入までのハードルも低く、ポケット型Wi-Fiと同じようにすぐに利用できます。そのため、比較対象として光回線とは別枠でポケット型Wi-Fiと同じタイプと考えておくと良いです。

ホームルーターはポケット型Wi-Fiのように気軽に持ち運びはできませんが、同時接続台数が多く、アンテナ数が多いため電波の範囲が広くて繋がりやすい特徴があります。

本体にはLANポートが付属しており、クレードル不要で通信回線を向上させる有線接続をが可能です。

「ポケット型Wi-Fiを検討しているけど、持ち運ぶ予定はない」という方は、ホームルーターを優先的に考えてみると良いでしょう。

おすすめのホームルーターの一例

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サービス名月額料金おすすめポイント・特徴
GMOとくとくBB WiMAX端末発送月:1,089円/月
1~12か月目:3,784円/月
13~35か月目:4,334円/月
36か月目~:5,104円/月
・au、UQモバイルとのセット割が使える
・最大40,000円の高額キャッシュバック
・実質月額料金がWiMAXの中で特にお得
・5G対応の最新端末(Speed Wi-Fi HOME 5G L13)が使える
home 5G4,950円/月・ドコモとのセット割が使える
・18,000円の特典還元
・通信品質がトップクラスに高い
・実質料金は少し高め
モバレコAir1カ月目:1,320円/月
2~12カ月目:3,080円/月
13~36カ月目:4,180円/月
37カ月目~:5,368円/月
・ソフトバンク、Y!mobileとのセット割が使える
・ホームルーターの中でキャンペーンが特に豪華
・実質月額料金はトップクラスに安い
・Airターミナル5が使える

無制限のポケット型Wi-Fiに関するよくある質問

最後にポケット型Wi-Fiに関するよくある質問についてまとめました。気になる内容がある方は、ぜひチェックしてみてください。

無制限のポケット型Wi-Fiに関するよくある質問

  • 海外で利用できる無制限のポケット型Wi-Fiはある?
  • 短い期間だけレンタルできる無制限のポケット型Wi-Fiはある?
  • お試しで利用できる無制限のポケット型Wi-Fiはある?

海外で利用できる無制限のポケット型Wi-Fiはある?

今回紹介したポケット型Wi-Fiの中で、クラウドSIM系に該当する端末は全て海外で利用可能です。逆にWiMAX系やキャリア回線系のポケット型Wi-Fiはいずれも海外で利用することができず、国内のみの利用に制限されています。

そのため、海外での利用も視野に入れている人はクラウドSIM系からサービスを選びましょう。

海外での利用も可能なおすすめのポケット型Wi-Fi

  • どんなときもWiFi
  • AIR-WiFi
  • ZEUS WiFi
  • MUGEN WiFi
  • それがだいじWiFi

上記の5つは海外でも利用できるクラウドSIM系のサービスで、いずれも国内・国外での利用料金が安いのが特徴です。

クラウドSIMは海外利用が可能なポケット型Wi-Fiですが、海外利用時の料金は基本月額料金と異なります。

サービス名海外利用料金※1
どんなときもWiFiアジア・オセアニア・ヨーロッパ・北米
→1GB/1日:1,280円~
中東・南米・アフリカ
→1GB/1日:1,880円~
AIR-WiFi1GB/1日:1,200円~
ZEUS WiFi300MB/1日:300円~
MUGEN WiFi1GB/1日:1,200円~
それがだいじWiFi1GB/1日:1,200円~

※1 海外利用料金は国と地域ごとに異なるので、詳しくは公式サイトをご参照ください
※2 国内利用時での料金になります。

今回紹介するサービスは使える国と地域が多く、利用料金もお手頃なのでおすすめです。どんなときもWiFiは1GB超過後も384kbpsで使えるのが魅力的です。

ZEUS WiFiは海外利用料金のプランが豊富なので、旅行の計画に合わせて自由に選べるので特におすすめします。

ただし、短期的に海外だけの利用を検討するのであれば、海外向けに提供されている別サービスを検討するのもひとつの方法になります。

中でも、以下のサービスは海外利用時の料金プランがさらに豊富で、国外にいても24時間いつでもサポートを受けられるので安心です。

海外利用に特化したおすすめのポケット型Wi-Fi

  • グローバルWi-Fi
  • Wi-Fi BOX
  • 楽天トラベルグローバルWi-Fi

短期~中期での海外旅行を検討している方は、上記のサービスから選んでみると良いでしょう。

短い期間だけレンタルできる無制限のポケット型Wi-Fiはある?

レンタルする期間にもよりますが、短期~1か月以内のレンタルを検討している方は、短期レンタル専用のサービスを利用することをおすすめします。

ポケット型Wi-Fiのレンタルでおすすめのサービスは以下の通りです。

ポケット型Wi-Fiレンタルにおすすめのサービス

  • Wi-Fiレンタルどっとこむ
  • Wi-Fiレンタル屋さん
  • MUGEN Wi-Fi

1日、または1週間のレンタルを検討している方は「Wi-Fiレンタルどっとこむ」がおすすめです。

クラウドSIM系やWiMAX系など、さまざまな端末を最短1日からレンタルできるため、短期間の旅行などに向いています。

短期専門のレンタルサービスは国内専用のケースが多いので、海外利用を目的とする場合には契約サービスと利用プランをチェックしておくことをおすすめします。

お試しで利用できる無制限のポケット型Wi-Fiはある?

UQ WiMAXでは、お試しで利用する方向けに「Try WiMAX」というサービスを提供しています。Try WiMAXのサービス詳細については、以下の通りです。

★Try WiMAXのサービス概要

お試しで利用できる日数最大15日間
利用料金0円
申込条件クレジットカードを登録できる方
(過去180日間にWiMAXの利用履歴がない)
レンタルできる端末・Galaxy 5G mobile Wi-Fi
・Speed Wi-Fi HOME 5G L11
サービス利用時の注意点・発送から返却までを15日以内にする(15日以内に返却先に到着が必須)
・そのまま継続利用の契約はできない
・機器に問題があると機器損害金が発生
申し込みページTry WiMAX公式サイト

特に注意したいのが「返却時期に関して」です。

Try WiMAXでは最大15日間のお試しが可能ですが、この15日間は「商品発送日」から「返却品到着時」までの期間になります。

つまり、手元に届いた日から15日目に機器を返送すると返却期限を過ぎてしま違約金が発生してしまう恐れがあるのです。

その点を考慮すると、実際にお試しとして利用できるのは10日前後と言えます。とは言っても、実際に無料で利用できるという点に違いはないため、その点はユーザーにとってありがたい部分と言えるでしょう。

発送から返却までの期間が15日間という点に特に注意して、利用してみてください。

まとめ:自分に合った無制限のポケット型Wi-Fiを見つけよう

この記事では、無制限で使えるポケット型Wi-Fiについて解説しました。

現在完全無制限で使えるポケット型Wi-Fiは存在しませんが、WiMAX系やキャリア回線系のポケット型Wi-Fiであれば実質無制限に近い状態でデータ容量を使用できます。

そのため、「毎月100GB以上のデータを利用する!」「制限を気にせず利用したい」というような方は、この2つのサービスから選んでみると良いでしょう。

また、「調べてみたら毎月80GBほどしか使ってなかった」というような方は、最大データ容量が100GBのクラウドSIM系サービスを検討するのもひとつの方法です。

WiMAX系やキャリア回線系のポケット型Wi-Fiよりも安く利用できるため、こちらも合わせて検討してみると良いでしょう。

なお、当記事でおすすめの無制限で使えるポケット型Wi-Fiは以下の3社です。

★実質無制限で使えるおすすめのポケット型Wi-Fi3選

  • GMOとくとくBB WiMAX
  • FreeMax+5G
  • 楽天モバイル(ポケット型Wi-Fi)

ポケット型Wi-Fi選びで悩んでしまった方や実質無制限のインターネットを快適に使いたい方は、この3社おすすめですので、ぜひお試しください。

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この記事を書いた人

WiFiストアは、Wi-Fiに関する情報メディアサイトです。

今、世の中にたくさんの通信サービスが提供されてます。一方、サービスが多すぎて、自分にぴったりのサービスを選ぶ事が難しいという声をたくさん耳にします。そこでWiFiストアは、皆様のそのような悩みを解決すべく、Wi-Fi(WiMAX、ソフトバンク、docomo、auなど)に関する情報を分かりやすく記事にして監修しています。例えば、おすすめのWi-Fiサービスをランキングにしたり、各サービスの口コミやレビュー、メリットデメリットをご紹介してます。WiFiストアの記事を読んでいただく事で、皆様にぴったりのWi-Fiは何かが見つかれば幸いです。

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