回線速度は速いのにダウンロードが遅い?原因と対処法を分かりやすく解説

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光回線のような回線速度が速いインターネット回線サービスに契約していても、ダウンロードに時間がかかる、あるいはいつまでも終わらないなどの場合はあります。

回線速度が速いのにダウンロードが遅い場合は、送信側や受信側、外部のいずれかに原因があります。

本記事では回線速度は速いのにダウンロードが遅い場合の原因と対処法を解説します。ぜひ、参考にしてください。

※本記事は2022年9月5日に更新されたものです。
 現在の状況とは異なる可能性があることを予めご了承ください。

 

 

「ダウンロード」とは?

ダウンロードとは、ネットワークサーバーに保存されているデータを自分のスマホやパソコンに転送する行為を指します。例えば、次のような操作を行うと、ダウンロードを開始します。

  • ・YouTubeの動画や音楽を一時保存する
  • ・Steamで購入したゲームをパソコンに保存する
  • ・オンラインゲームのデータを一括ダウンロードする
  • ・LINEにアップロードされた写真を保存する

データをパソコンやスマホに保存していれば、インターネットに接続しなくても動画や音楽を再生できます。また、ゲームのデータをスマホに一括ダウンロードすれば、余分なデータ量の消費を抑えることが可能です。

「ダウンロード」と「アップロード」の違い

アップロードとは、自分のスマホやパソコンからネットワークサーバーにデータを転送する行為を指します。例えば、次のような操作を行うと、アップロードを開始します。

  • ・メールを送る
  • ・SNSでメッセージを送る
  • ・写真や動画をLINEのトークに上げる

つまり、ダウンロードはデータの受信、アップロードはデータの送信のことです。

データの受信や送信にかかる時間に関係するのが回線速度です。回線速度の下り最大速度はダウンロードにかかる時間、上り最大速度はアップロードにかかる時間に影響を与えます。

回線速度の最小単位はbpsで、1秒あたりに転送できるデータのサイズを表しています。bps、kbps、Mbps、Gbpsの順で単位が大きくなり、基本的に数字が大きいほどダウンロードやアップロードにかかる時間は短いです。

「ストリーミング再生」と「ダウンロード」の違い

ストリーミング再生とは、インターネットに接続した状態でダウンロードしながら再生する方法です。

ダウンロードしたデータが一定量に達すると動画や音楽の再生が始まり、再生がダウンロードに追い付かなければ途切れることはありません。次の表はダウンロード再生とストリーミング再生の違いをまとめたものです。

メリットデメリット
ストリーミング再生・インターネットに繋がっていればスムーズに動画や音楽を楽しめる
・端末のストレージ容量を圧迫しない
・インターネットに繋がっていないと視聴できない
・ストリーミング再生中にデータ通信量を消費する
ダウンロード再生・ダウンロードが終われば、インターネットに接続しなくても動画や音楽を再生できる・端末に動画や音楽をダウンロードするので、ストレージに空き容量が必要
・サイズの大きい動画や音楽はダウンロードに時間がかかる

 

ストリーミング再生は動画や音楽などをダウンロードしながら再生する方法です。そのため、一定の下り回線速度が必要になります。次の表はNetflixの映画やドラマの再生時に推奨される下り回線速度をまとめたものです。

画質推奨される下り回線速度
標準画質 (SD)1Mbps以上
高画質 (HD)720p:3Mbps以上
1080p:5Mbps以上
4K/UHD 4K (UHD)15Mbps以上

基本的に画質や音質が良いほど、推奨される下り回線速度も速くなっていく傾向があります。

「ダウンロード」に必要な回線速度の目安

「ダウンロード」に必要な回線速度の目安

ダウンロードに必要な回線速度は、何をダウンロードするかによって次の表のように異なります。

ダウンロードするデータの種類必要な下り回線速度
メールやSNSのメッセージ受信128kbps~1Mbps
インターネットサイトの閲覧1Mbps~10Mbps
YouTube視聴や動画の視聴3Mbps~25Mbps
オンラインゲームのプレイ30Mbps~100Mbps

メールやSNSのメッセージの受信は下り回線速度が1Mbps以上あればスムーズに行えます。ただし、メールやSNSのメッセージに画像や動画が添付されていると1Mbps以上あっても時間がかかる場合があります。

Webサイトの閲覧も下り回線速度が1Mbps以上あれば問題ありませんが、画像や音楽、動画などを駆使しているサイトだと開けない、あるいは開くのに時間が掛かってしまうかもしれません。

YouTubeや動画の視聴は画質が高いほど、必要とする下り回線速度も高くなります。ストリーミング再生をしていて、途中で止まるようなら動画の画質を下げて試してみましょう

オンラインゲームのプレイに必要な下り回線速度は、ゲームのジャンルによって異なります。データを多く送受信するFPSだと、下り回線速度が100Mbps程度必要なケースも珍しくありません。

ダウンロードに必要な回線速度は、ダウンロードするデータの種類や用途によって異なると覚えておきましょう。

回線速度は速いのにダウンロードが遅い原因と対処法

回線速度は速いのにダウンロードが遅い場合、原因は送信側か受信側、外部のいずれかにあります。原因と対処法について順番に解説します。

原因が送信側にある

回線速度は速いのにダウンロードが遅い場合で、原因が送信側にあるとすれば、考えられる理由は以下のとおりです。

  • ・ファイルサイズが大きい
  • ・サイト・配信元に問題が発生している

上記の理由と対処法を順番に解説します。

ファイルサイズが大きい

ダウンロードしようとするデータのサイズが下りの回線速度に対して大きいと時間がかかります。

例えば、下り速度が30Mbpsの場合、1GBのデータをダウンロードするのに約4分必要です。データのサイズが5GBなら約22分、10GBなら約44分と、ファイルサイズが多くなるほどダウンロードにかかる時間は増えます。

回線速度に対してファイルサイズが大きい時の対処法は、回線速度の速いインターネット回線サービスに切り替えるか、相手にファイルを圧縮してもらうように依頼しましょう

上記の対処法を取れない場合は、ダウンロードされるまで待つ方法はしかありません。

サイト・配信元に問題が発生している

送信側のサーバー利用者が多いと、ダウンロードに時間がかかる、あるいはダウンロードが中止される場合があります。また、データのあるサイトや配信元のサーバーで問題が発生しているとダウンロードができません。

上記のような理由で回線速度は速いのにダウンロードが遅い場合の対処法はサーバーの混雑や問題が解消されるまで待つしかありません

原因が受信側にある

回線速度は速いのにダウンロードが遅い原因が受信側にあるとすれば、考えられる理由は以下のとおりです。

  • ・デバイスのスペックが低い
  • ・OSが最新でない
  • ・周辺機器に問題がある
  • ・ウイルス対策ソフトの設定に問題がある

上記の理由について、順番に解説します。

デバイスのスペックが低い

パソコンやスマホの処理速度が遅いとダウンロードが遅くなる、あるいは中止してしまうことがあります。

CPUやメモリなどのスペックが低い、あるいは複数のプログラムやアプリを起動していると、デバイスの処理速度は低下します。そのため、スペックが高いデバイスに買い換えるか、起動しているプログラムやアプリを終了してみましょう

OSが最新でない

スマホやパソコンのOSが最新でないと、ダウンロードが遅くなることがあります。OSとはオペレーティングシステムの略称で、スマホやパソコンを動かすためのシステムのことです。

OSが最新でないと、処理速度が落ちてしまいダウンロードが遅くなる原因になります。また、セキュリティが更新されない、不具合が解消されないなどのデメリットがあるので、次の方法でOSを最新のバージョンに更新してみましょう

更新手順
スマホ(Android)1.「設定」をタップする
2.システムアップデートをタップする
3.更新を開始する
スマホ(iOS)1.「設定」をタップする
2.「一般」をタップする
3.「ソフトウェア・アップデート」をタップする
4.更新を開始する
パソコン(Windows)1.「設定」を開く
2.Windows Updateを開く
3.更新を開始する
パソコン(macOS)1.Appleメニューから「システム環境設定」を選択する
2.「ソフトウェア・アップデート」を選択する
3.更新を開始する

なお、スマホやパソコンが古いと最新のバージョンに更新できない場合があります。OSのバージョンを更新できない場合は、スマホやパソコンの買い替えをおすすめします。

周辺機器に問題がある

回線速度の速い光回線に乗り換えたのに、無線接続しているスマホやパソコンのダウンロードが遅い場合、周辺機器に問題がある可能性が高いです。

例えば、古いルーターや有線LANを使用していると規格が合わないため、回線速度は速くても本来の性能が発揮できなくてダウンロードが遅くなります。

自宅でのダウンロードが遅い時は、ルーターや有線LANを新しい製品に交換してみましょう

ウイルス対策ソフトの設定に問題がある

ウイルス対策ソフトの設定が影響してダウンロードが遅くなることがあります。そのため、ウイルス対策ソフトを無効にしてみる、あるいは例外設定や許可設定を行ってみましょう。

ただし、ウイルス対策ソフトを無効にすると、ウイルスに感染する可能性があるので注意が必要です。

原因が外部にある

回線速度は速いのにダウンロードが遅い原因が送信側と受信側に無いなら、インターネット回線サービスやプロパイダなどの外部に次のような原因があります。

  • ・速度制限がかかっている
  • ・回線に障害が発生している

上記の原因について、順番に解説します。

速度制限がかかっている

回線速度は速いのにダウンロードに時間がかかる原因として、外部によって速度制限が掛かっている可能性が考えられます。

速度制限とは、回線サービスやプロパイダが一定期間内に膨大なデータ量の通信を行ったユーザーに対して通信速度に制限をかける措置です。

通信事業者によって内容は異なりますが、速度制限が発生すると下り回線速度がおおむね1Mbps以下、あるいは128kbps以下に制限されます。

速度制限が発生しているとメールやSNSのメッセージは受信できても、動画の視聴やオンラインゲームのプレイなどは難しいです。

速度制限が発生している時の対処方法は解除されるまで待つか、解除の手続きを行うことです。ただし、解除の手続きは有料のケースが多いので、余分な出費が発生します。

回線に障害が発生している

回線サービスやプロバイダー側で何らかのトラブルが発生して通信障害が起きていると、ダウンロードが遅くなる、あるいはダウンロードができません。

光回線が遅いならスマホのキャリア回線、キャリア回線が遅いなら光回線など、別のインターネット回線サービスを使って、通信障害が起きているか確認してみましょう。

もし、インターネット回線サービスやプロバイダーで通信障害が起きているなら、ユーザーにできることは少ないです。通信障害が直るのを待つか、別のインターネット回線を利用するしかありません

回線速度は速いのにダウンロードが遅い場合のまとめ

光回線のような回線速度が速いインターネット回線サービスを契約しているのに、ダウンロードが遅い場合は送信側、受信側、外部のいずれかに問題があります。

受信側に問題があるなら、OSをアップデートする、デバイスを買い替えるなどの方法で対処できます。しかし、送信側や外部に問題が発生していると、ユーザーにできることは少ないです。

回線速度は速いのにダウンロードが遅い時は、まずは本記事の対処法を試してみましょう。

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